マゴチの釣り方特集!5月ならどこでどうやって釣ればいいの?
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FISHING JAPAN 編集部砂地に生息していて、小魚や甲殻類などを捕食する、大型のマゴチを釣ってみましょう。
その居場所を絞り込んで、確実にバイトを取っていくには、どのような仕掛けやルアー&ワームが必要なのでしょうか?
ここでは、マゴチに効くおすすめアイテムや釣り方についてご紹介します。
目次
マゴチは、基本的にボトムべったりなポジションを取る魚です。
砂地に潜り込んで自分の気配を消し、捕食対象の生き物がやってくるのを待ちます。
真上を無防備に通り過ぎるイワシやシロギスがいれば、間髪入れずに飛び付いてくるでしょう。
ボトムから50cmも離れてしまうと、マゴチの反応はかなり悪くなる傾向があります。
なので、じっくり丁寧にボトムをトレースするようなアプローチを繰り返せば、ひんぱんにアタリを取れるようになるはずです。
ボトムからあまり離れないようにするためには、仕掛けにひと工夫が必要です。
ダウンショットリグを組んで、シンカーをスリムな形状にすれば、根掛かりトラブルを抑えたボトムトレースが可能です。
ただし、そこに付くワームがフリー状態になりにくく、誘いの要素が落ちる可能性があります。
そこでダウンショットリグと併用して使いたいのが、シンプル構造のキャロです。
スナップを用意して、リールからのラインに結びます。
このとき、先にスイベル付きスリムシンカーを、ラインに通してフリー状態にしておきましょう。
そしてスナップのもう一方に、20cmから30cmほどのリーダーを結びます。
その先端に、ミノーなどのハードルアーや、オフセットリグ+シャッドテール系のワームを装着するのです。
このシンプルなキャロなら、ロングキャストしやすいですし、ボトムトレースも思いのまま。
しかもラインは、スナップを介してフリーに動けるので、マゴチが食い付いてきたときのアタリを読み取りやすいでしょう。
この仕掛けを着底させて、ただ巻きリトリーブを敢行してください。
スイベル付きスリムシンカーは、ボトムに接触しながらズル引きされます。
地形変化のあるところに差し掛かると、シンカーが軽くスタックします。
その際、強く引っ張ってスタックを外すのではなく、リールハンドルを回す手を止めて、ルアーやワームのアクションも静止させます。
これがマゴチにバイトする間を与えることになり、いきなりラインが横走りすることも。
それを目視したら、リールハンドルを回しながらフッキングしてください。
カツイチ(KATSUICHI) ライン DS-6 デコイシンカー タイプスティック 5g
前述のキャロ仕掛けに装着してマゴチを釣るのに、おすすめのルアーやワームをご紹介しましょう。
まずは、シャッドテール系ワームから。
バス釣り用に開発された、ボトムアップのヴァラップスイマーが、とても効果的です。
全体的に柔らかくて、テール部分を左右を強く振るように作られています。
その振動が、最後尾からボディ全体に伝わり、震え捩れるのです。
ウォブリングからローリングまで、メリハリのあるアクションを引き出すことが可能です。
このワームの使い方は、着底させてからのただ巻きリトリーブでOK。
ゆっくりと泳がせながら、シンカーがスタックするたびに、ワームも着底させるといいでしょう。
テール部分のみ齧ってくることがあるので、早アワセは禁物。
しっかりとヴァラップスイマー全体を飲み込む時間を与えてから、強めにフッキングしましょう。
このワームのアクションは、ヌメヌメとナチュラルな動きも得意としています。
足元までボトムトレースできたら巻き上げて、再度ロングキャストを実践してください。
カラーバリエーションは、バス釣り用に開発されたものだけあって、ナチュラル寄りの配色が多いです。
中にはピンク系のような膨張色もありますから、水質に合わせて使い分けてみましょう。
フックは、ヴァラップスイマーのボディサイズに合った、オフセットフックを装着します。
当然フックポイントはワームの背中側に付くので、根掛かりトラブルは激減します。
あまり根掛かりしない場所だと判断できたら、オフセットフックにトレブルフックを1つ通して、ワームのお腹辺りにぶら下げるのも効果的です。
マゴチがショートバイトしてきても、これならフックアップに持ち込めるでしょう。
ボトムアップ ヴァラップスイマー 3.3inch Bottomup Volup Swimmer ▼014 バブルガムピンク 3.3inch
マゴチを誘い出すのに効果的なおすすめワームとして、もうひとつシャッドテール系のものを取り上げてみましょう。
それは、一誠からリリースされている、キャラメルシャッドです。
3.5inch程度のサイズ感があれば、じゅうぶんマゴチを引き寄せることができます。
同じように、キャロ仕掛けの先端にオフセットフックを結び、それをキャラメルシャッドに装着してください。
リプが体表を覆っていますから、水をつかむチカラはじゅうぶん備わっています。
適度な引き抵抗を感じながら、ただ巻きリトリーブを敢行してください。
地形変化に接触したら、手元に衝撃が伝わってきます。
それに合わせてリトリーブを止め、その場にワームを沈めてください。
この繰り返しをおこなうことで、ワームのトレースコースは、より一層ボトムに近づくはずです。
特にボディをカットして、ボリュームを下げて使う必要はありません。
キャラメルシャッドの個性的なスイミングアクションや水押し効果で、マゴチを引き付けてみましょう。
ソルトゲーム用の配色はもちろん、バス釣り用に作られた配色も、マゴチには効きます。
さまざまなカラーバリエーションを駆使して、マゴチの居場所を絞り込んでください。
一誠 海太郎 キャラメルシャッド 3.5inch issei Caramel Shad 【メール便可】 ▼046 ソリッドホワイト 3.5inch
キャロ仕掛けにハードルアーを装着して、マゴチを誘ってみるのも有効です。
ワームにはない水押しの強さや、フラッシング効果・音効果が得られるでしょう。
実際に使ってみて釣果が伸びたのは、アムズデザインのミノー・サスケSF・50mmサイズです。
フローティング仕様で、1.5gのウエイトしかありませんから、キャロ仕掛けとの相性はバッチリ。
お腹側のトレブルフックは外して、最後尾に8番前後のトレブルフックを装着します。
この状態でキャロ仕掛けに結び、ロングキャストしてみてください。
ただ巻きリトリーブで、ボトムの地形変化を感じ取りながら横移動。
シンカーのスタックが発生するたびにロッドを立てて、上手く外しながらリトリーブを続けます。
ワームを装着しているときより、手元で感じる負荷が少し増えるかもしれません。
それをときどき緩めては、このミノーをふわりと浮かせて誘いをかけます。
ノーマルのままだと浮き上がりが素早いので、お腹側に板オモリを貼って調整してください。
スローに浮上するバランスのほうが、マゴチのバイトは多かったです。
これは釣り場のシチュエーションによって変わるので、貼る板オモリの量を調整しながら、ベストバランスを見つけ出しましょう。
砂地ばかりの場所よりも、岩や石・藻などのシモリが点在する場所のほうが、マゴチに出会える回数は増えました。
マゴチの特徴や釣り方、おすすめのルアーやワームをご紹介しましたが、いかがでしたか?
広範囲を軽くて食い付きやすいサイズのルアーやワームで探るとき、キャロ仕掛けはとても有効です。
天秤仕掛けもキャロと構造が似ていますから、ルアーやワームをつないでキャストしてみてください。
思わぬ大物が、ガッチリ食い付いてくれるかもしれません。
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