魚とルアーのアップ写真

渓流で使ってみたいベイトロッド特集!トラウトルアー用おすすめアイテムをチェック

FISHING JAPAN 編集部

ベイトフィネス用のリールが進化しているのに合わせて、ベイトロッドも5gに満たないルアーをキャストしやすくなっています。

今年の解禁日を迎えた渓流において、扱いやすいおすすめベイトロッドを取り上げてみましょう。

イワナやヤマメ・アマゴなどをターゲットにするには、どんなベイトロッドがマッチするのでしょうか。

渓流用ベイトロッドとは?おすすめアイテムをピックアップ!

渓流用ベイトロッドとは、渓流に棲むイワナ・ヤマメ・アマゴなどを釣るための、繊細でしなやかなブランクスを持ったロッドのことです。

これまでは、スピニングロッドがメインタックルとして活用されていました。

理由は明確で、キャストするトラウトゲーム用のルアーが、軽かったからです。

平均して3gから6g程度、もし5gのシンキングミノーだったとしても、ベイトリールを装着したベイトロッドでは、なかなか飛ばしづらいものがありました。

それが最新型のベイトフィネスリールを用いると、なんと2g程度の軽いスプーンルアーでも、しっかりと飛ばせるようになったのです。

シマノのアルデバランBFSやカルカッタコンクエストBFS、ダイワのシルバークリークやアルファスAIR・スティーズCTなど、とても扱いやすいベイトフィネスリールが登場しています。

それらを装着して渓流へ足を運ぶのに丁度いい、おすすめの渓流用ベイトロッドをピックアップしてみましょう。

●おすすめの渓流用ベイトロッド①フィッシュマン・ビームスブランシエラ4.8UL

3.9ftのブランシエラをヘビーユースしていたので、ちょっぴり長くなるベイトロッドを待ち望んでいました。

そういうアングラーは、結構多いのではないでしょうか。

フィッシュマンのベイトロッドは、とても丁寧に製作されていて、使い込むほどにブランクス設計・ウエイトバランスなどの意図が伝わってきます。

ブランシエラ4.8ULのスペックは、全長1.46mと扱いやすいもので、ブランクスの素材は、4軸カーボンにグラスをコンポジットしています。

ガイドは、富士のKガイドチタンとステンレスの混在。

ウエイトは、97gと軽く絞られています。

3ピース仕様なので、仕舞寸法は51.5cmにまで縮まります。

これならヤブコギしなければならないようなフィールドでも、積極的に持ち込めるでしょう。

グリップの長さは、28cm。

適合するルアーウエイトは、2gから7gまで。

渓流用のシンキングミノーを、ほぼ全般カバーできるのではないでしょうか。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから6lbまでで、PEラインなら0.5号から1.0号まで使えます。

フィッシュマン (Fishman) ビームス ブランシエラ4.8UL (Beams blancsierra4.8UL)

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ダイワのおすすめ渓流用ベイトロッドはこちら!

●おすすめの渓流用ベイトロッド②ダイワ・シルバークリーク グラスプログレッシブ46LB-G

ダイワからリリースされている渓流トラウトゲーム用ベイトロッド・シルバークリーク グラスプログレッシブシリーズの中から、46LB-Gを選んでみました。

ブランクスのカーボン素材含有率が、なんと35%なので、ほとんどグラス素材に設計されています。

しなやかに曲がり込み、トラウトの微細なバイトでも弾いてしまわないように仕上がっています。

全長は1.37mとショートレングスですから、木の枝の張り出したシチュエーションでも、自在に扱えるでしょう。

2ピース仕様で、仕舞寸法は71cmにまで縮まります。

ウエイトは71gですから、長時間の釣行になっても、さほど疲れを感じてしまうことはないでしょう。

適合するルアーウエイトは、2gから10gまで。

ブランクスの先径/元径は、1.7/7.9mm。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから6lbまでで、PEラインなら0.3号から0.8号までです。

実際にフィールドで使ってみると、やや張りのあるように感じていたブランクスが、魚からの負荷がかかると同時にしなやかに曲がってくれます。

ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出せるでしょう。

グラス素材といえば、自重が重くなってしまうイメージがありましたが、このベイトロッドはとても軽くて扱いやすいものです。

ダイワ(DAIWA) SC GP 46LB-G

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シマノからリリースされているおすすめ渓流用ベイトロッド!

●おすすめの渓流用ベイトロッド③シマノ・トラウトワンNS B47L

シマノから発売中の渓流トラウトゲーム用ベイトロッド・トラウトワンNSシリーズの中から、B47Lを選んでみました。

全長は1.40mとショートレンクズなので、川幅のあまりない渓流域で振りやすいでしょう。

2ピース仕様で、仕舞寸法は72.5cmにまで縮まります。

ウエイトは72gと軽めで、ブランクスの先径/元径は、1.4/6.5mmです。

適合するルアーウエイトは、2gから9gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから8lbまでで、PEラインなら0.3号から0.8号までになります。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.9%に設計されています。

実際にコノベイトロッドに触れてみると、とてもしなやかで負荷に対して素直に曲がるテイストです。

バックスイングを軽めにおこなっただけでも、美しい弧を描いてくれるので、軽いルアーを正確に飛ばすのに向いているでしょう。

マッチしそうなのは、やはりシンキング仕様のミノー辺りでしょうか。

5g程度のウエイトがあれば、かなりピンポイントな場所にでも、滑り込ませることができそうです。

グリップは細身でコルクなので、濡れた手でもしっかりホールドできるのが嬉しいです。

シマノ(SHIMANO) ロッド トラウトワン NS ベイト B47L ライト

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コスパ優秀なテイルウォークのおすすめ渓流用ベイトロッドもチェック!

●おすすめの渓流用ベイトロッド④テイルウォーク・トラウティア フェリークC49L/G

テイルウォークブランドからリリースされている渓流トラウトゲーム用ベイトロッド・トラウティア フェリークシリーズの中から、C49L/Gを選んでみました。

全長は4.9ftとショートレングスで、2ピース仕様。

仕舞寸法は、76cmにまで縮まります。

ウエイトは83gで、適合するルアーウエイトは最大7gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大6lbまでです。

ガイドには、富士のSiCリングが標準で装備されています。

トップガイドからバットガイドまで、全てのガイドにSiCリングが使われていますから、細いラインでも安心してトラウトとのやり取りを楽しめるでしょう。

実際にこのベイトロッドと、フルソリッドカーボンブランクスのC46L/FSLの2本を、フィールドで使ってみました。

どちらも取り回しのいいブランクスで、しっかりとバックスイングをとれば、あとは軽く前方へ押し出すだけで、正確なキャストが決まります。

狙ったピンポイントに対して、5cmも誤差が出ないほどのアキュラシー精度の高いキャストになるのは、とてもありがたいです。

イワナやアマゴが食い付いてきても、魚側に主導権を渡さずに済みます。

ロッドを立ててしっかりと弧を描くようにしておけば、自然と魚のほうが水面まで浮いてきてくれるでしょう。

テイルウォーク(Tailwalk) ロッド トラウティア フェリーク C49L/G

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渓流用ベイトロッドを駆使して自らのレコードフィッシュを釣り上げよう!

渓流用ベイトロッドの特徴や実釣インプレ、各メーカーからリリースされているおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

渓流でトラウトゲームをおこなうには、地元漁協でルールを確認し、遊漁券を購入してから釣りをスタートさせてください。

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