イラってどんな魚なの?生態や習性・別名を詳しくチェック
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FISHING JAPAN 編集部どんなモンスターよりも怖い顔をしている、海のギャングというイメージが強いのが、ウツボです。
まるでヘビのようにウネウネ泳ぐ様子を見ると、近寄りがたい=ホントに食べれるの?と疑ってしまいます。
そんなウツボの特徴や生態・釣り方や、料理レシピについてご紹介しましょう。
ウツボとは、ウナギ目ウツボ科に属している海水魚のことです。
夜に漁港でアジングゲームやエギングゲームを楽しんでいると、護岸やテトラの隙間から、急に顔を出してくることがあります。
エギを齧られたり、ワームを持ち去られたりすることはしょっちゅうで、意外と釣るのはカンタンなのかな?と感じていましたが・・。
いざルアーを食わせてみると、一気に自分のテリトリーである護岸の隙間へ潜り込んでしまいます。
石垣などがあれば、その隙間へ突入するので、くわえられたルアーはまず戻ってきません。
実際にウツボを獲るつもりで、釣り方を構築しなければならないでしょう。
ウツボは、目の後方部分にまで口が達しているので、魚の中ではかなり大きな口を持っているといえます。
その体色は、黄褐色で、体表には複雑な斑が散らばっています。
縞模様にも見えますが、ウツボの個体によって模様には差があります。
尾ビレと背ビレはつながっていて、スムーズな泳ぎを支えています。
腹ビレと胸ビレは、どんなに探しても見つかりません。
ウツボは、体皮が厚めで、皮膚呼吸することがてきます。
釣り上げて陸地に置いても、30分以上はそのままとどまれるのではないでしょうか。
体表を濡らす水溜まりでもあれば、もさっと長く生きている可能性はあるかもしれません。
全体的に筒状の身体で、左右に扁平しているのが分かります。
ウツボは獰猛なイメージですが、テリトリーに対してこちらから侵入しない限り、いきなり襲い掛かってくるようなことはないでしょう。
生息域は、南日本の太平洋沿岸や奄美諸島・沖縄周辺になります。
沿岸部の岩礁エリアに生息していて、ときどき潮だまりに取り残されていることもあります。
ウツボは夜行性で、小魚やエビ・カニなどの甲殻類・タコなどを捕食しています。
死んだ魚の肉片を海へ放り込んでも、すぐに顔を出してくわえているので、海を掃除する役割も担っているのかもしれません。
強い嗅覚を持っていて、タコの天敵として知られています。
食物連鎖を考えると、ウツボは沿岸部におけるピラミッドの頂点にいるといえそうです。
体長は、60cm程度から80cmぐらいまで。
ときどき1mを超える個体にも遭遇します。
ウツボの身体には、毒素は含まれていませんが、アゴのチカラがとても強く、歯が鋭く尖っているので、取り扱いには注意してください。
ウツボの釣り方は、バス釣り用のベイトタックルを用意します。
硬めブランクスにして、ベイトリールに巻くラインは、太めがいいでしょう。
ルアー釣りでも釣れるのですが、勝負を早く決したいときは、サバなどの切り身をエサに用います。
フックの下にシンカーをぶら下げる、ダウンショットリグの仕掛けにして、フックにはオフセットフックの4/0番程度を使いましょう。
サバの切り身にフックポイントを刺し入れれば、根掛かりトラブルを防ぎながらアプローチすることが可能です。
夜の漁港へ出向いて、足元の護岸をよく観察し、石組み・石垣のようなところがあれば、そこにサバの切り身を落とし込んでみてください。
一瞬で穴や隙間に持ち去られますから、リールハンドルをゴリ巻きして、ウツボのテリトリーから引きずり出しましょう。
陸地に引き上げたら、目の後ろ辺りをナイフでカットし、活け締めをおこなってください。
いつまでも動いているので、油断すると噛まれます。
ピクリとも動かなくなったら、氷を入れたクーラーボックスに収納して、持ち帰るようにしましょう。
ウツボの食べ方や料理レシピもチェックしてみましょう。
とても上品で淡白な白身魚のウツボですから、ぜひ料理してみることをおすすめします。
ウツボの身は、弾力のある歯ごたえで、鶏肉の食感と似ているかもしれません。
和歌山県や四国地方・千葉県なとでは、地元消費されるほどです。
高知県に出向いたときに食べた料理が、ウツボのタタキ。
とても美味しくて、シンプルで分かりやすいレシピなので、釣ったときに自分で仕込んでみたくなります。
ウツボを食べて美味しい旬は、冬場。
身にはコラーゲンの含有量が多く、尾に近い部分には小骨が集まっているので、丁寧に調理してください。
身を炙ってから冷やすと、骨が抜きやすくなるので覚えておきましょう。
その他おすすめの料理レシピは、から揚げ・塩焼きです。
どちらも骨を取り除く作業をじっくりおこなえば、美味しく食べられるでしょう。
ウツボを漁港などで釣るのに適している、おすすめのベイトタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、MHかHパワーブランクスのバス釣り用ベイトロッドがマッチします。
リールは、20lb前後のモノフィラメントラインを大量に巻けるベイトリールがいいでしょう。
シマノ(SHIMANO) バス ベイトロッド 23 バスワン XT+ 166MH-2
シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・バスワンXT+のラインナップから、166MH-2を選んでみました。
全長は1.98mなので、取り回ししやすい長さといえるでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は102cmにまで縮まります。
ウエイトは125gで、ブランクスの先径は1.7mm。
適合するルアーウェイトは、10gから30gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大20lbまでで、PEラインなら最大4.0号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.4%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とても張りのあるブランクスだと感じました。
これならウツボとのやり取りを、安心して楽しめるかもしれません。
実売価格は8千円台と、とても低価格な設定になっているのが嬉しいです。
シマノから発売されているロープロファイルデザイン型ベイトリール・クラドDCシリーズの中から、エクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は8.5対1なので、ハンドル1巻きにつき93cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは230g。
スプール寸法は、直径/幅が、35/28mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら20lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは6個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とても手のひらに包み込みやすいボリューム感で、クラッチの切れもスムーズです。
バックラッシュトラブルは、シマノオリジナルのDCブレーキが、見事に抑え込んでくれるでしょう。
ウツボを釣る際は、さほどロングキャストしなくてかまわないので、ドラグをきっちり締めてからアプローチをスタートしてください。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
さまざまな釣りに使えるベイトリールですから、積極的に持ち出して活用してみましょう。
ウツボの特徴や生態・習性・釣り方や食べ方・料理レシピ、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
活け締めする際は、じゅうぶん注意して作業をおこなうようにしましょう。
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