アマダイ(甘鯛)ってどんな魚なの?特徴や釣り方をチェック
高級魚として希少価値のある船釣り対象魚といえば、アマダイが挙げられるでしょう。 独特のフォルムをしていて、厳密にいうとタイ科の魚ではありません。 そんなアマダイの特徴や釣り方…
FISHING JAPAN 編集部回遊魚という言葉をよく耳にしますが、いったいどんな特徴を持った魚なのでしょうか?
ずっと泳いでいて寝る状態にならない!というのは、本当なのでしょうか?
ここでは、回遊魚の特徴や釣り方について、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
回遊魚とは、海の中を泳ぎ回って生活している魚のことです。
イメージとしては、ずっと泳ぎ続けていて、一切眠らない魚という感じなのですが、どうやらそれは違うようです。
ひたすら泳ぎ回っているのではなく、自分が生活しやすい水温を求めて移動している状態だということ。
それから、捕食対象であるベイトフィッシュなどのエサを求めて、移動することもあります。
また、回遊魚が産卵を意識したとき、産卵に適した場所を求めて移動することも確認されています。
そういった回遊魚の泳ぎには、行動する範囲や移動の経路に一定の法則があるのかもしれません。
実際に観察を続けている研究者はいますし、我々アングラーも、回遊魚を知る上で観察は有効な手段といえるでしょう。
回遊魚といえば、泳ぎを止めると死んでしまう!といわれています。
しかし本当のところは、どうやら違うようです。
回遊魚として知られているカツオやキハダマグロは、自分のエラブタを動かすことができません。
それゆえに泳ぎ続けて、エラの中に酸素を取り込む行為が必要なのです。
となると、自分でエラブタを動かせる回遊魚は、泳ぎを止めても死に至ることはないでしょう。
例えば、アジングゲームの対象魚であるアジは、その泳ぎを止めても死なないことが分かっています。
ジギングゲームやテンヤ釣りの対象魚であるタチウオも、泳ぎを止めたら死んでしまう展開にはなりません。
エラブタを動かせる回遊魚は、水中でサスペンド=静止して休憩することがあります。
その延長線上には。寝るという行為も含まれます。
カツオやマグロは、エラブタを動かせない代わりに、右脳と左脳を交互に眠らせることができます。
それでも静止することはなく、ゆっくりとしたスピードで泳ぎながら、睡眠をとっていると考えていいでしょう。
回遊魚には、豊富な種類が存在しています。
カツオやマグロ・ブリは、頭の中にすぐに浮かんできやすい回遊魚でしょう。
その他に、イワシやアジ・サバ・サンマなども含まれます。
サケやウナギといった、産卵ののために淡水域まで入ってくる魚も、回遊魚の一種です。
ということは、回遊魚をターゲットにして釣りを楽しんでいることが、結構多いことに気づきます。
その習性をしっかり学習して釣り場に行けば、思わぬ好釣果に恵まれるかもしれません。
回遊魚の釣り方をチェックしてみましょう。
回遊魚は、基本的に水中のプランクトンや小魚を捕食対象にしています。
ルアープラグやメタルジグなどをロングキャストして探るのは、とても有効な釣り方といえるでしょう。
従来からおこなわれているエサ釣りで、遠投カゴ釣りという釣り方なら、コマセを撒いて回遊魚を引き寄せて釣ることができます。
回遊魚は、群れで泳いでいることが多く、それに上手く遭遇すればバタバタと複数匹釣れることがあります。
狙ってみたいポイントは、防波堤から外向きのエリア。
つまり、外洋に面しているポイントへアプローチしてみましょう。
観察を続けていると、潮目や潮の流れに気づくはずです。
防波堤の先端に潮が当たっていたら、そのポイントを重点的に攻めてください。
外洋オンリーではなく、潮が湾内や漁港内に入り込んでいるのを見つけたら、アプローチする先も湾内・漁港内へ広げてみましょう。
もし小魚が跳ねるような場面を見つけたら、そのポイントから離れないことが重要になります。
プランクトンは小さいので、目視して見つけるのは難しいですが、防波堤でサビキ釣りをしている人かいたら、その釣果に注目してください。
アジやサバ・イワシでクーラーボックスがいっぱいなら、それらの捕食対象であるプランクトンが、接岸していると判断できるでしょう。
この場合も、ポイントから離れずにアプローチを続けるこどが重要です。
回遊魚は、ずっとそこに居続ける魚ではありませんが、待っていれば巡ってくる可能性を持っています。
プランクトンや小魚の居場所を絞り込んで待つことが、回遊魚攻略の糸口になるはずです。
回遊魚として知られているブリを釣るのに適している、おすすめのスピニングタックルをご紹介しましょう。
防波堤からのロングキャストを敢行するつもりなら、ロッドは長めブランクスで張りのあるものがマッチします。
リールは、5000番サイズのスピニングリールなら、ラインキャパもじゅうぶんあって、ロングキャストしやすいはずです。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S106MH シーバス ショアキャスティング
シマノから発売されているショアジギングゲーム用スピニングロッド・ムーンショットシリーズのラインナップから、S106MHを選んでみました。
とても長いブランクスなので、ロングキャストするのに適しています。
全長は3.20mで、2ピース仕様ですから、仕舞寸法は163.6cmにまで縮まります。
ウエイトは187gと軽めで、ブランクスの先径は2.0mmとやや太め。
適合するメタルジグウエイトは、最大で60gまで。
適合すめラインは、PEラインなら1.0号から2.5号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.9%に設計されています。
実際にフィールドで使ってみると、長さのあるブランクスから繰り出される飛距離は圧巻で、軽く振るだけでも遠くまで届いてくれました。
グリップはスリムで握りやすく、ブリが掛かってからでも粘りのある曲がりで、水面まで引っ張り上げることができました。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっているのも嬉しいです。
回遊魚を広範囲から引っ張り出したいときに、重宝するスピニングロッドといえそうです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 セドナ C5000XG
シマノからリリースされているスピニングリール・セドナシリーズの中から、C5000番サイズのエクストラハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき105cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は6.0kgで、最大ドラグ力は11.0kgです。
ウエイトは310gで、スプール寸法は直径が54mm、ストロークが17mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4.0号を190m、PEラインなら2.0号を300m巻けます。
ハンドルアームの長さは55mmで、ボールベアリングは3個搭載しています。
2023年にリリースされたばかりの新しいスピニングリールですが、早速手に取ってチェックしてみました。
ハンドルの巻き心地はとても滑らかで、エクストラハイギアを感じさせない安定感があります。
ローター回転もスムーズそのもので、ラインスラックが発生しても速やかに回収することが可能です。
実売価格は6千円台と、とても低価格な設定に抑えられています。
メイン機としても予備用としても、じゅうぶん実使用に耐えられるスペックに仕上がっているといえるでしょう。
回遊魚の特徴や習性・釣り方について、詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
水温が上がり始めると、小魚が接岸してきますから、そのタイミングで大型の回遊魚を狙ってみるといいでしょう。
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