釣行の写真

内房エリアは良型ぞろい勝山沖のアマダイに注目

隔週刊つり情報編集部

冬に人気が高まる釣り物の一つがアマダイ。

内房勝山港の利八丸では1月から乗合船をスタート。

釣り場は勝山沖の水深80m前後をメインに保田~岩井沖の水深60~100mなど状況のいい場所を狙っている。

当地は数よりも型に重きを置いており、取材日こそ良型の顔は見られなかったものの、45~50cm級がコンスタントに釣れている。

チャンスは短いので早めの釣行をおすすめしたい。

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▲アベレージは30~35cm前

年明けから始まった内房のアマダイが好調とのことで勝山港の利八丸にお邪魔した。

当日は明け方まで西風が吹く予報だったが、なんとか風も収まり出船できた。

明るくなるのを待つ間、早川武毅船長に近況を伺うと、「年始から始めてまだポイントの一部しかやれていませんが数、型ともに好調ですね。今期は期待できそうです!」とのこと。

数日前も船中20尾で半分以上が40cmオーバーだったとか。

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▲まめな誘いと底ダチの取り直しでこのとおり

シンプルな仕掛けが一番

アマダイ釣りで悩みが尽きないのは仕掛けと誘い方。

船長に相談してみると、「仕掛けは全長1.8~2.2mの一般的な長さで大丈夫です。装飾品は色いろと付けないほうがいいかな。最低限で十分です。フロートビーズもうちの船ではあまりおすすめしません。魚が巣穴から出て泳ぎ回っているときはいいけど、それ以外のときは逆効果ですからね。下バリのチモトから30cmの位置にB~2Bのガン玉を打つのがうちでは一番釣果がいいです。下バリで底を引きずって穴の中にいるアマダイにアピールするのが基本ですね」と熱心に語ってくれた。

誘いはオモリで底を5~10回小づいて砂煙を上げたあと、その煙幕から付けエサが飛び出すイメージで誘い上げてゆっくり落とし込むのがベストとのこと。

とはいえ動かしっ放しはNGで、落とし込んだ後に仕掛けが潮になじむまでしっかりと待つことが重要。

メリハリを付けることが大事だそうだ。

ちなみに利八丸ではオモリ80号で統一なので、細い道糸はご法度。

PE1.5~4号以下が指定号数となる。

目下のポイントは勝山沖の水深80m前後、当日も出船してから10分ほどで到着。

この近さは早く釣りをしたい人にとってもうれしいだろう。

スタート直後から船中あちこちで電動リールの巻き上げ音が響くが、上がってくるのはキダイばかり。

一日やれば束釣りできそうなペースだ。

私も試しに投入すると、ほぼ底ベタで誘っているにもかかわらずアマダイよりも上の層にいるキダイばかり。

前日まで3日間吹き続けた風の影響か、海底はまだ落ち着いてなく仕掛けが吹き上げられているのかもしれない。

知っ得!アマダイはエサ付け命

オキアミはハリの軸に真っすぐ付けるのがポイント。

曲がっていると海中で仕掛けごとクルクル回ってしまい、手前マツリが増えるほか、魚の食いつきも極端に悪くなってしまう。

付け方は尾羽根をハサミで真っすぐカットし、その断面からハリを刺して通していく。

断面の真ん中ではなく、背中側の殻と身の間に通していくとエサ持ちがよくなる。

また、投入の際はオキアミが回りながら沈んでいかないかを必ずチェックする。

Tackle Guide

竿は全長2m前後で胴のしっかりとした7:3~8:2調子の専用竿かゲームロッドが使いやすい。

ハリはオキアミを真っすぐ付けやすく、エサズレも防止できるケン付き丸カイズがおすすめ。

ガン玉付きの仕掛けもあるが付いていない仕掛けも多いし、外れたときのことも考えてB~2Bのガン玉も用意しておくと安心だ。

ラスト1投で全員安打

そこで船長のアドバイスどおりにガン玉を打ち、誘いをやめて船の揺れでオモリが底をトントンするくらいで待ってみる。

するとキダイとは違う鋭いアタリ。

合わせを入れて巻き上げてくると小型ながら本命をゲット。

同じタイミングで船内で数尾のアマダイが取り込まれた。

アマダイを釣り上げた方に話を聞いてみると、皆さん誘いをやめて置き竿にしたらヒットしたとのこと。

やはり誘わないのがこのときの正解だったようだ。

それを聞いた船長はまだ釣れていない方にアドバイス。

釣りをするからには全員にアマダイを釣ってほしいという熱意が強く感じられる。

釣られた方には「おめでとうございます!」と笑顔で賛辞を送っていた。

本命以外にもうれしい外道のカイワリもパタパタ上がる。

鋭い引きに皆さん楽しそうにヤリトリしていた。

このままポツポツでも釣れてくれればと思ったが、そうは問屋が卸してくれない。

底荒れの影響は色濃いようで、たまにアマダイが1~2尾釣れたと思ったらしばらく沈黙する時間が続く。

「数日前は40オーバーがバタバタ釣れたポイントなんですけどね」と船長も困り顔に。

しばらく忍耐の時間が続く中、上がってくるのはカナガシラやトラギス、ムシガレイなど底物系の魚が増えていく。

仕掛けの吹き上がりが収まってきたようで底荒れも落ち着いてきたようだ。

そんな中、左トモの方の置き竿が海面に突き刺さる。

合わせを入れ巻き始めるとかなり強い引き。

慎重にヤリトリして浮上したのは今日イチの後検量42cmのアマダイ。

話を伺ってみるとタナ取りを少し高くしたらしい。

釣れてくる底物の外道から状況に合わせたようだ。

その後はアマダイが固まっているポイントに入るとパタパタ釣れるような状況になり、初挑戦のカップルも無事に二人そろってアマダイをゲット。

苦戦気味だったが船長の細かいアドバイスを熱心に聞いて実行していた。

やはり船長の指示を素直に聞くのが本命への近道のようだ。

あと一人アマダイの顔を見られていない中、船長もなんとか釣ってもらおうとアドバイスするが、残念ながら沖揚がり。

ところが「上げてください」のアナウンスとほぼ同時に最後の一人に強いアタリ。

ドキドキのヤリトリの末、取り込まれたのは38cmの本命。

ブザービーターで全員安打と劇的な釣行となった。

釣果は18~42cmのアマダイが一人1~8尾。

大型は顔を見せなかったが、翌日には50cm級が釣れており、船長の言うとおり今後も期待大だ。

3月までは出船予定とのことなので再釣行したい。

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▲定番ゲストのソコイトヨリ

船宿information

内房勝山港

利八丸

090・2526・3837

▼備考=予約乗合、6時出船。

ヤリイカ、トラフグへも出船

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隔週刊つり情報(2025年2月15号)※無断複製・転載禁止

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