24エアリティSTは2024年新登場の繊細+ダイレクトな巻き心地を実現した超軽量スピニングリール【ダイワ】

ダイワのハイエンドスペックモデル・エアリティシリーズに、2024年新しいモデル・24エアリティSTが追加リリースされます。

繊細かつダイレクトな巻き心地を体感可能な、ST＝センシティブチューンが施されています。

その特徴について、詳しくご紹介しましょう。

24エアリティSTとは、2024年ダイワからリリースされる、1000番から2500番サイズまでの超軽量スピニングリールのことです。

ダイワのハイエンドスペックモデルで、なんと最も軽いST SF1000S-Pは、ウエイト130gしかありません。

ST SF2000SS-PとST SF2000SS-Hも、同じ130gに設定されています。

最も重いST LT2500S-XH-QDでも、ウエイト150gにまで絞られています。

ここまで軽いと、手元感度はかなり高められるでしょう。

しかし、24エアリティSTは、それだけではありません。

23エアリティや23エアリティSFが持っている基本性能を維持した状態で、ハンドル回転の軽さにつながる回転主要部のボールベアリングに手を加えました。

23エアリティ・ノーマルモデルのボールベアリングはグリス仕様ですが、24エアリティSTではオイル仕様に切り換えています。

グリス仕様には高い耐久性があると分かっていても、あえてそのメリットを捨てて、粘性の低いオイル仕様を選び、回転の軽さを突き詰めています。

まさに、ST＝センシティブチューンが施されているわけです。

それだけではありません、もうひとつ！

防水や防塵のために必要なピニオン部のマグシールドを、あえて採用していないのです。

マグシールドを外すことで得られる僅かな軽量化、そこまでこだわり抜いたのが、24エアリティSTなのです。

ST＝センシティブチューンによって得られるのは、研ぎ澄まされた回転性能。

そして、極めて無感覚に近いノブをつまむ指先へのリーリング抵抗。

加えて、ハンドルを回す手元に伝わる圧倒的な情報量でしょう。

一日も早く24エアリティSTを手にして、体感してみたいものです。

24エアリティSTと23エアリティ・ノーマルモデルとの違いを、分かりやすく並べてみましょう。

①回転主要部のボールベアリングを、グリスからオイル仕様に切り換えています。

②マグシールドを搭載していません。

③ST＝センシティブチューンモデルとひと目で分かる外観デザインに仕上がっています。

エリアトラウトやネイティブトラウト・バス釣りシーンにおいて、リールの回転性能を求めるアングラーはとても多いです。

そういったアングラーの要望に応えるべく、巻き心地をもっと軽く、巻き感度をもっと高くしたスピニングリールが、24エアリティSTといえるでしょう。

24エアリティSTには、全部で6機種がラインナップされています。

個別に詳細スペックをチェックしてみましょう。

●24エアリティST SF1000S-P

ウエイトは130gで、ギア比は4.6対1。

ハンドル1回転につき、57cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら2.5lbを100m、PEラインなら0.3号を200m巻けます。

ハンドルの長さは35mmで、ボールベアリングは10個搭載。

最大ドラグ力は3kgで、スプール径は40mm。

ボディはマグネシウムで、ローターはZAION。

スプールは、肉薄アルミで出来ています。

●24エアリティST SF2000SS-P

ウエイトは130gで、ギア比は4.6対1。

ハンドル1回転につき、60cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、SF1000S-Pと同じ。

ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは10個搭載。

最大ドラグ力は3kgで、スプール径は42mm。

●24エアリティST SF2000SS-H

ウエイトは130gで、ギア比は5.7対1。

ハンドル1回転につき、74cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、SF1000S-Pと同じ。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは10個搭載。

最大ドラグ力は3kgで、スプール径は42mm。

●24エアリティST SF2500SS-H-QD

ウエイトは135gで、ギア比は5.7対1。

ハンドル1回転につき、80cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3lbを150m、PEラインなら0.4号を200m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは10個搭載。

最大ドラグ力は3kgで、スプール径は45mm。

●24エアリティST LT2000S-P

ウエイトは145gで、ギア比は4.9対1。

ハンドル1回転につき、64cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3lbを150m、PEラインなら0.4号を200m巻けます。

ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは11個搭載。

最大ドラグ力は5kgで、スプール径は42mm。

●24エアリティST LT2500S-XH-QD

ウエイトは150gで、ギア比は6.2対1。

ハンドル1回転につき、87cmのラインを巻き取れます。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを150m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。

ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは11個搭載。

最大ドラグ力は5kgで、スプール径は45mm。

24エアリティSTの気になる発売日は、2024年の3月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、63,500円から66,000円。

いったいどんな巻き心地や手元感度が得られるのか、発売日が待ち遠しいです。