ギャフってどんなふうに使えばいいの?エギングに欠かせないランディングアイテム
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FISHING JAPAN 編集部シマノのセフィアシリーズから、さまざまなエギがリリースされています。
春先に効くといわれている、スローシンキング仕様のセフィア クリンチロングアピールを使って、冬場のイカを追いかけてみました。
コウイカは残っているものの、アオリイカの反応はどれくらいあるのか、じっくりチェックしてみましょう。
目次
セフィア クリンチロングアピールとは、シマノから発売中のエギのことです。
正式名は、セフィア クリンチロングアピール ジェットブースト 3.0号/3.5号。
つまり、2種類のウエイトが用意されているわけです。
3.0号のほうが13gで、キャストして着水してからの沈下スピードは、1m沈むのに約4.2秒かかります。
3.5号のほうが17gと4g重いのにも関わらず、沈下スピードは、1m沈むのに約7.4秒もかかるようになっています。
このスペックを上手く利用して、冬場のアオリイカやコウイカを探してみましょう。
冬って低水温で、ボトム付近にイカが落ちているから、スローに沈むエギは不利なんじゃないの?と感じる人もいるでしょう。
確かにセオリー通りなら、その通りです。
でも今年の海水温は、結構高めで、寒波がやってきたとしても急激にはあまり下がりません。
藻の残っている水域も多いはずなので、イカの付き場として有効だと考えられます。
なので一気にボトムまで沈んでしまうエギオンリーではなく、スローに落とし込みながら藻に引っ掛けたりして、藻の有無を確かめつつイカを誘うアプローチを試す価値があるのです。
スローフォールするエギのメリットとしてもうひとつ、フィッシュイーターに齧られやすい点が挙げられます。
中層を漂っているときにガブリッ!とされたら、手元に明確なアタリが伝わってきます。
それがシーバスなのチヌなのかロックフィッシュなのか分かりませんが、イカにとっては天敵。
そういうフィッシュイーターのいるところでは、イカが怖がって逃げてしまい、エギングゲームが成立しない!と判断できるでしょう。
エギングを楽しむ場所の選定にも、セフィア クリンチロングアピールは役立つのです。
ちなみに、海水温が17℃前後もあれば、アオリイカはショアからじゅうぶん狙えます。
最寄りの磯場の海水温を、釣行前に調べてみましょう。
アングラーの体感温度はどんどん下がるものの、海はまだまだ温かいということでしょう。
コウイカは、もっと低くなってもエギを追ってくれます。
セフィア クリンチロングアピールの3.5号タイプを使って、実際にショアからイカを狙ってみました。
磯場の岩礁で、潮の当たっている面と外れている面の両方に、セフィア クリンチロングアピールをフォールさせていきます。
少し流されるものの、藻があれば軽くスタックするので、とても手元で分かりやすいです。
藻に深く絡んでしまうような展開にはなりにくく、それがこのエギの扱いやすさにつながっているかもしれません。
カンナに藻が数本絡んできたら、そのポイントに対して丁寧に落とし込みを続けてください。
意外と底ベタではなく、藻の中に潜んでいるイカがいて、抱き付いてくれるケースが多いです。
セフィア クリンチロングアピールは、重心移動システム・ジェットトブーストを搭載しています。
スローシンキングタイプのエギは飛距離が伸びにくい!という印象がありますが、このエギに関しては当てはまりません。
気持ちよくロングキャストを繰り返しながら、藻場の有無を丁寧に探ってみてください。
シマノ(SHIMANO) エギ セフィア クリンチ ロングアピール ジェットブースト 3.5号 QE-Z35W 010 オレンジブルーG
セフィア クリンチロングアピールをロングキャストして広範囲を探るのに向いている、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
シマノからリリースされているエギングゲーム用スピニングロッド・セフィアSSシリーズの中から、S86Mを選んでみました。
全長は2.59mで2ピース仕様、仕舞寸法は133cmにまで縮まります。
ウエイトは105gと軽めで、ブランクスの先径は1.8mm。
適合するエギサイズは、最大で4号までで、適合するラインは、PEラインなら最大で1.0号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.6%になっています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
大型のイカが抱き付いてきても、じゅうぶん引き寄せられるブランクスパワーを保持していますから、安心してやり取りを楽しんでください。
セフィア クリンチロングアピールの特徴や冬場の使い方、おすすめのエギングゲーム用ロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
エギングのセオリーに縛られても、冬の釣果を伸ばすのは難しいでしょう。
これまで蓄積してきた自らの経験値を頼りに、さまざまなアプローチを試してみたいものです。
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