イカとエギのアップ写真

エギングを磯で楽しむために知っておきたい3つの推しポイント!

FISHING JAPAN 編集部

エギングゲームは、足場のいい防波堤からアプローチしているアングラーが多いです。

後発で到着した人は、スペースが空いていなくてロッドを振れないことも。

そんなときは、新しい釣り場へ足を向けてみましょう。

おすすめは、磯。

磯でエギングゲームを楽しむには、どんなポイントに注意すればいいのでしょうか?

エギングゲームを磯でやってみたい!何に注意すればいいの?

エギングゲームとは、アオリイカやコウイカなどを、エギを使って釣り上げる釣り方のことです。

専用のロッドとリールを用意して、PEラインを巻いてアプローチを開始します。

エギは、イカに効果のあるルアーで、基本的にはシンキング仕様のものばかり。

キャストして海中に沈めていくと、その姿に気づいたイカが、一気に間を詰めてきます。

イカは視力が高いので、結構離れた場所からでも集まってくれるでしょう。

いきなりエギに抱き付いてくるイカもいれば、エギの周囲にサスペンドして、イカパンチを繰り出してくる猛者もいます。

エギの最後尾には、オープンフックのカンナが付いていますから、そこにイカが引っ掛かって釣れる仕組みです。

さて、今回は釣り場を防波堤ではなく、磯にシフトしてみた場合を考察してみましょう。

ひんぱんに磯に出向いているアングラーは、対応策を熟知しているのですが、いつも防波堤でエギングゲームをおこなっている人は、とても不慣れな状態になります。

まず、磯で注意したいのは、自分の足元です。

普通のゴム底シューズを履いたまま、磯に立ち入ろうとしていませんか?

そんなことをしたら、波で濡れている磯の上に立った時点で、足を滑らせて転倒してしまうかもしれません。

転倒したら頭を強打することがあり、とても危険です。

手持ちのロッドやリールを岩に叩きつけて、壊してしまう危険性もあります。

そんなトラブルを避けるために、自分の足には滑りにくいシューズを履いてください。

おすすめは、靴底=ソールが、スパイクになっているものがベストです。

釣具店へ出向くと、スパイクシューズという名称で販売されていますから、ぜひ手に取ってみてください。

購入する際は、必ず試着をして、自分の足のカタチ・サイズにフィットしているか確かめましょう。

柔軟にソールが曲がるタイプのほうが、歩いていて疲れません。

また防水機能の高いタイプだと、波をかぶってもそのままエギングを続けられるでしょう。

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磯のエギングでは潮の流れに注意!

エギングゲームを磯で楽しむ場合、次に注意したいのは、潮の流れです。

手前に波が打ち付けている状態の潮だと、キャストしたエギが戻ってきてしまいます。

潮汐表を確認して、満潮から引きのタイミングで磯に立つようにしたいものです。

引き潮にエギを乗せる感じでしょうか。

そうすれば、常にラインは張った状態をキープしやすいですし、イカからのアタリにも対処しやすくなります。

いわゆるドリフト釣法を実践することになり、沖に沈んでいる藻や岩の周囲に、エギをフォールさせることができます。

シャクリなどのロッドワークは、エギの位置取りができてからでじゅうぶんでしょう。

藻にエギを抱かせては、ロッドワークで外して再度フォール。

こういう作業をきめ細やかに繰り返していると、そこに潜んでいるイカが手を伸ばしてくれるでしょう。

最初は根掛かりが多発するので、あえてカンナ部分をペンチで潰して、引っ掛からないようにしたエギを投入してください。

当然イカは掛かりませんが、地形変化や藻の場所は判明しますし、手返しよく探ることもできます。

イカが抱いてきたときは、早巻きでスルリとエギを回収し、同じ場所に結び換えたカンナ有りのエギを投入すればOKです。

意外とイカは、逃げずに再度抱き付いてくれるものです。

磯のエギングで活用したくなるエギとは?

磯でのエギング遊びに興じるときは、使用するエギへのこだわりも大事にしましょう。

早めに沈んでしまうたちのエギでは、根掛かりの問題が起こりやすいです。

スローシンキングタイプのエギは、イカに見つけられやすく、底で引っかかることも少なくなるでしょう。

小型のエギよりも、3.5号から4号サイズの大きなエギが、上述した潮の流れに乗せやすい可能性があります。

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磯のエギングゲームで使ってみたいおすすめのタックルを選んでみた!

磯のエギングゲームを楽しむのに使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、長めブランクスで張りのあるスピニングロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズ以上のスピニングリールに、PEラインの0.6号前後を巻いて対応してください。

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シマノから発売されているエギンゲーム用スピニングロッド・セフィアXRシリーズの中から、MHパワーブランクスタイプを選んでみました。

全長は2.59mもあるので、さばきやすいブランクスになっています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は133cmにまで縮まります。

ウエイトは107gと軽めで、ブランクスの先径は1.6mmです。

適合するエギサイズは、2.5号から4.5号まで。

適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.2号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.4%に設計されています。

実際に手に取って継いでみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっている割りには、軽く感じました。

グリップは細身でロッドワークを繰り出しやすく、ガイドには糸フケが絡まりにくくなっています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

4号サイズのエギをテンポよく操作するのに向いていて、磯のシチュエーションで活躍してくれそうです。

もう少し長くて硬いスピニングロッドでも、磯にマッチするかもしれません。

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シマノからリリースされているエギングゲーム専用のスピニングリール・セフィアXRシリーズの中から、C3000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。

スプール寸法は、直径が47mmで、ストロークが17mm。

ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m巻くことができます。

ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを回収することができるようになっています。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。

実用ドラグ力は3.5kgで、最大ドラグ力は9.0kg。

ウエイトは、なんと175gしかありません。

実際に手に取ってみると、とても軽くてハンドルの巻き心地は、滑らかそのもの。

ローター回転のレスポンスも良好で、ドラグの利きもじゅうぶんでしょう。

これなら2kgクラスのアオリイカが掛かって、いきなりジェット噴射で走り始めても、落ち着いて対処できるはずです。

実売価格は2万円台と、とても購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

エギが根掛かりしても、乱暴に引っ張ってはいけません。

スピニングリールを破損してしまう危険性があるからで、まずはラインテンションを抜いて、立ち位置を移動しながら変えてください。

何度もそれらを繰り返していると、エギが外れてくれることがあります。

根気よく、根掛かり対応をするようにしましょう。

エギングゲームを磯で実践して大型イカを釣り上げよう!

エギングゲームを磯で楽しむためのポイントや、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ライフジャケットを必ず着用して、滑りやすそうな岩の上には、足を運ばないようにしてください。

ランディング用のギャフやネットは、持参して足元に置くようにしましょう。

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