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カサゴの釣り方ってどうすればいいの?おすすめルアー+タックル特集

FISHING JAPAN 編集部

沖合いの深場に潜んでいるカサゴは、冬になると産卵のために接岸してきます。

夜行性なので、陽が暮れてから泳ぎ回ることが多いのですが、自分のテリトリーが定まるとその周辺からあまり離れません。

捕食のタイミングを見計らって、さまざまなルアーで誘いをかけてみましょう。

カサゴってどんな魚なの?

カサゴは、スズキ目メバル科の海水魚で、ロックフィッシュを代表する魚として知られています。

最もポピュラーな釣り方は、穴釣りでしょうか。

コンクリート護岸の隙間や、テトラブロックの穴などに潜んでいるカサゴを、真上から垂らした仕掛けで釣っていく方法です。

今回ご紹介するのは、冬に接岸してくるカサゴを迎え撃つアプローチ。

ルアーを使って、さまざまなポイントを叩いていきます。

沖合いの深場に潜んでいたカサゴは、まずどこに接岸してくるのでしょう?

注目したいのは、船の通り道です。

漁港周りなら、この船の通り道が、最も深く掘られた状態になっていて、深場とつながっているイメージでしょう。

カサゴは、まるで線路に乗っているかのごとく、この船の通り道を利用して浅い場所へ向かいます。

行き着く先は、垂直なコンクリート護岸と底の交わり部分。

まさに我々の足元に到達して、そこに生息しているエビ・カニ・ゴカイ・小魚などを食べ始めます。

そのまま産卵するのかと思っていたら、今度は横移動を開始します。

漁港内には、藻が伸びているところやスロープが存在しますから、そういった場所にもカサゴの姿を見かけることが。

片っ端からルアーを投入していくと、面白いことに気づきます。

空気と海水が混ざり合うのに好都合な、浅い水深のスロープに、なんと大型のカサゴが寄り付いているのです。

もしかすると、アングラーにあまり狙われないポイントなので、釣られていないカサゴが残っているだけかもしれません。

でも複数の漁港を巡ってみて、やはり抱卵した大型のカサゴが、漁港内スロープに多いのです。

産卵に向いている環境なのか、はたまた捕食する際の追い込み場所として的確なのか。

本当の理由はカサゴに聞いてみないと分かりませんが、緩やかな傾斜のスロープに、カサゴが集まってくるのは間違いなさそうです。

特に12月の時期には、ここまで入って来てテリトリーを作り出す傾向があるように感じます。

スロープはコンクリート製ですから、海中に入っていくと、どこかで底と交わります。

コンクリートと底、地質の異なるものが、横一線で地形変化を作り出していることになるので、カサゴが捕食対象を待つのに適しているのかもしれません。

エビやカニに似たワームを利用して、リグをロングステイさせながら誘いをかけてみましょう。

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チャターベイトはカサゴ釣りにおすすめ!

カサゴは、ワームリグに対する反応がいいのですが、実はハードプラグやブレードベイトにも積極的にバイトしてくれます。

漁港のスロープ周りで、待ちの釣りをした後は、そのすぐ沖合いのボトムを探ってみましょう。

沖合いといっても漁港内なのですが、スロープから10m程度離れたボトムに、カサゴが溜まっていることがあります。

もしかすると、スロープへ入りたくて待機しているのかもしれません。

船の通り道と絡んで、地形変化が如実に表れているようなボトムなら、カサゴが釣れる確率は上がるでしょう。

そういう場所を効率よく探るなら、小振りなブレードベイト=チャターベイトを使ってみてください。

ワームトレーラーを装着して、キャストを開始。

ボトムまで落としこんだら、スローにスローにリトリーブをおこないます。

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カサゴと相性のいいメタルジグ!

カサゴ狙いのために漁港内スロープ周りを攻めていると、ボトムの形状や沈んでいる障害物の位置が、徐々に分かってきます。

そうなれば、根掛かりしにくいポイントには、トレブルフックの付いたメタルジグを投入しやすいでしょう。

重いルアーになるので、着底までが素早く、リアクションバイトも期待できます。

マイクロサイズのメタルジグには、グロー系配色のものがあり、夜釣りでカサゴを狙うときに大いに役立ってくれます。

基本的な使い方は、着底させてからあまり跳ね上げないこと。

ロッドを持ち上げてシャクリを入れるのではなく、ロッドを立てた状態にして、リールハンドルを回す程度がいいかもしれません。

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カサゴ釣りに使ってみたいおすすめロッド&リールを選んでみた!

カサゴ釣りに使ってみたくなる、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。

ロッドは、太いモノフィラメントラインで根ズレ対策をおこないたいなら、ベイトロッドがマッチします。

リールは、16lb前後のモノフィラメントラインをたっぷり巻ける、ベイトリールを装着してください。

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ダイワからリリースされているロックフィッシュゲーム用ベイトロッド・HRFシリーズのラインナップから、76MHBを選んでみました。

ウエイトは120gで、全長は2.29mもありますから、ロングキャストをおこなうのに向いています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は120cmにまで縮まります。

ブランクスの先径/元径は、1.8/11.7mm。

適合するルアーウエイトは、7gから40gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから25lbまでで、擦れに強いアプローチを実践できます。

PEラインなら、最大2.5号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。

実際に手に取ってみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっている印象を持ちました。

フッキングはしやすいので、カサゴのアタリを手元で感じたら、ラインスラックを取ってからアワセてみてください。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

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ダイワから新登場するロープロファイルデザイン型ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、ノーマルギア仕様を選んでみました。

ギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを回収することができるようになっています。

ウエイトは195gと軽めで、最大ドラグ力は5.0kgです。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m、PEラインなら3.0号を110m巻けます。

ハンドルアームの長さは90mmで、スプール径は34mm。

ボールベアリングは、7個搭載しています。

2024年新モデルとして、2023年12月に先行発売となるベイトリールです。

タトゥーラシリーズに搭載され続けているTWSは、ベイトリールにありがちなバックラッシュトラブルを、見事に解消してくれるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

16lb以上のモノフィラメントラインを巻いておけば、カンタンに破断してしまう展開にはなりにくいでしょう。

でもカサゴ狙いだと、ボトムにラインをタッチさせる機会が増えますから、表面がザラザラになっていないか常に確認してください。

ラインの傷みに気づいたら、その部分をカットして、ルアーを結び換えるようにしましょう。

カサゴの習性を理解して漁港内で大型サイズを釣り上げよう!

カサゴの習性や釣り方、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

水温が下がり始めたら、カサゴ釣りの季節到来!と考えてください。

日中にポイントを絞り込んでおき、夜釣りでしっかり釣り上げるのが、カサゴ釣りには合っているでしょう。

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