チニングゲームをトップウォータールアーで楽しみたい!釣れる時期やおすすめアイテム特集
チヌ=クロダイのルアー釣りであるチニングが、アングラーの間で広まってきています。 特に水面でのバイトシーンを見ることができる、トップウォーターゲームの人気が高いですね。 どれ…
FISHING JAPAN 編集部夏場の暑かった気温が落ち着いてくると、海水温も下がり始めます。
水面や表層を意識していたチヌ=クロダイは、ボトムを這うエビやカニにも積極的に目を向けるでしょう。
そんな秋のチヌ釣りに使ってみたい、おすすめのワームや釣り方をご紹介します。
実釣インプレも踏まえて、ビッグサイズのチヌを釣り上げるのに効きそうな3種類のワームを挙げてみました。
目次
秋のチヌは、水温が下がり気味なので活発に動き回る印象があります。
ハードプラグはもちろん、ボトムを這うような動きをするジグヘッド+ワームにも、きっちり反応してくるでしょう。
どちらも使っていると、ワームのメリットとデメリットが見えてきます。
チヌにワームを使うときのメリットは、やはりスローに誘えること。
ハードプラグでは速やかに行き過ぎてしまうアプローチになりがちですが、ジグヘッド+ワームなら、ボトムに留め置いて誘いをかけることができます。
そこからスローにズルズルと、ボトムを這うようにトレースすれば、まるでエビ・カニが移動しているような雰囲気を作り出せます。
もし使っているワームに、レッグパーツやアームパーツ・ツメなどが付いていたら、ズル引きの振動を上手くとらえて、ピクピクと揺れ動くのではないでしょうか。
とても微細なアクションですが、逆にそのほうが生き物らしく映ります。
チヌが本物のエビ・カニと見間違えて、一気にバイトしてくるかもしれません。
そういう要素を含んだ、おすすめのチヌ釣り用ワームをピックアップしてみましょう。
●おすすめのチヌ釣り用ワーム①ボトムアップ・ブルスホッグベイビー
ボトムアップからリリースされている、バス釣り用のワームです。
カテゴリーはホグ系で、サイズは2.4inchとコンパクトなひと口ボリューム。
さまざまなチヌ釣り用ジグヘッドとマッチングしやすいですが、ナローゲイブのオフセットフックをセットして、フリーリグで操るのも効果的です。
紀伊半島に流れる複数の河川の中から、紀ノ川や和歌川の河口域を釣り歩いてみました。
ボトムに堆積している泥や砂に、小粒の石が混じっていたり、牡蠣殻が山積しているところなら、チヌが居付いている可能性があります。
ブルスホッグベイビーのフリーリグをキャストし、着底させてください。
そのまま若干ラインをたるませ気味で、ボトムをスローにズル引きします。
時折張り詰めて、時折たるむ感じでしょうか。
急にたるみっ放しのラインになったら、要注意です。
チヌがワームをくわえて、アングラーのほうへ泳ぎ出しているかもしれません。
そんなときは、ロッドを立てて、ラインにテンションを与えてください。
もしチヌがブルスホッグベイビーをくわえていたら、逃げられないように強く噛み直したり、反転して引っ張ることがあります。
そのタイミングを逃さないようにして、強めのフッキング動作をおこなってみましょう。
ブルスホッグベイビーはバイト数が多く、大型のチヌやキビレもしっかり誘うことができます。
ボトムアップ ワーム ブルスホッグベイビー(Bulls Hog Baby) スモーキンベイツ
●おすすめのチヌ釣り用ワーム②ジャッカル・チャンクロー2.8inch
ジャッカルから発売中のホグ系ワーム・チャンクローも、最初はバス釣り用に開発されたワームです。
大きな2枚のツメパーツが、水をしっかりとらえて独自のアクション+攪拌をおこなってくれます。
ボトムをズル引きするのに向いていて、静止させたときの倒れ込みアクションでも、チヌのバイトを誘発するでしょう。
実際にフィールドで使ってみると、牡蠣殻や地形変化に接触しても身切れしにくく、何度もキャストできるのがありがたいです。
JACKALL(ジャッカル) ワーム チャンクロー 2.8インチソルト クロダイ グローボケジャコ.
●おすすめのチヌ釣り用ワーム③ケイテック・クレイジーフラッパー2.4inch
独特なツメパーツのカタチをしている、ケイテックのクレイジーフラッパーです。
2.4inchサイズなら、チヌの口にもすっぽり入るでしょう。
着底させて横方向に引っ張ると、とても艶めかしい震えるアクションをツメが実践してくれます。
当然水を掻き回しますし、生命感溢れるアクションにもつながっていきます。
クレイジーフラッパーシリーズには、複数のサイズが用意されていますから、釣り場の状況を見て他のサイズも使ってみましょう。
ケイテック(Keitech) クレイジーフラッパー 2.4インチ #520 グリパンオレンジゴールド
秋のチヌ釣りでワームリグを操るのに使ってみたくなる、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。
ロッドは、Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。
リールは、PEラインを巻くのに活用しやすいスプールを搭載した、ベイトリールがいいでしょう。
ダイワ(DAIWA) シルバーウルフ MX 76MLB-S ブラック
ダイワからリリースされているチニングゲーム用ベイトロッド・シルバーウルフMXシリーズの中から、76MLB-Sを選んでみました。
全長は2.29mと、操作しやすい長さに設計されています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は118cmにまで縮まります。
ウエイトは98gととても軽く、ブランクスの先径/元径は、1.3/12.9mm。
適合するルアーウエイトは、4gから18gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.4号から1.0号までです。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて振りやすいブランクスという印象を受けました。
ロッドティップはしなやかに曲がり込むので、チヌのバイトを弾いてしまう展開にはなりにくいでしょう。
グリップは細身で握りやすく、チヌ・キビレの強烈な引きにもじゅうぶん耐えられるはずです。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 20 HRF PE SPECIAL 8.1L-TW(2020モデル)
ダイワから発売中のロックフィッシュゲーム用ベイトリール・HRFシリーズの中から、エクストラハイギア仕様の左ハンドルモデルを選んでみました。
チヌ釣り専用のシルバーウルフ系ベイトリールもあるのですが、実はこのHRFも扱いやすく作られています。
ギア比は8.1対1なので、ハンドル1回転につき86cmのラインを回収することができるようになっています。
ウエイトは195gと軽めで、最大ドラグ力は5.5kg。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を180m、モノフィラメントラインなら14lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは100mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで軽く仕上げられている印象を受けました。
ハンドルは長めでラウンドノブですから、チカラ強く巻き取ることが可能です。
チヌの強い引きに、しっかり対処できるのではないでしょうか。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
同じソルトゲーム仕様のベイトリールとして、柔軟にチニングゲームに使ってみると、その扱いやすさが分かるでしょう。
レベルワインド周りに付着した浮きゴミなどは、釣行後に毎回洗浄して取り除くようにしてください。
秋のチヌの釣り方やおすすめのワーム・ロッド・リールを取り上げてみましたが、いかがでしたか?
チヌ釣り専用に作られたワーム以外にも、とても操りやすいものがリリースされています。
他の魚を釣っているときに、これならチヌ釣りに効くんじゃないかな?と感じたら、まずは試してみることをおすすめします。
カラーや形状・サイズも含めて、ベストマッチなワームが見つかるかもしれません。
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