ハスキージャークで冬のバス釣りを楽しみたい!釣り方&おすすめロッドをチェック
ラパラのミノーといえば、バルサウッド製のフローティングモデルやカウントダウンモデルをイメージしてしまいますが、プラスチック樹脂モデルにも傑作が存在します。
その名は、ハスキージャーク。
冬のバス釣りに有効なジャークミノーとして、その特徴や使い方をご紹介しましょう。
目次
ハスキージャークとは
ハスキージャークとは、ラパラから発売中のジャークベイトのことです。
サイズ設定は、合計で5種類用意されていますが、今回用いるのは3連フック仕様のHJ12とHJ14。
どちらもトレブルフックが3つもぶら下がっていて、全長が長いのが特徴です。
ハスキージャーク・HJ12は、全長が12cmでウエイトが13g。
HJ14のほうは、全長が14cmでウエイトが18gあります。
浮力設定はサスペンド、つまり水中に潜行させると、浮上するでもなく沈むでもない状態を作り出せるようになっています。
実はそのサスペンド状態は、冬の寒い時期に低水温で風邪をひいたようなベイトフィッシュを、上手く表現しています。
活発に泳ぎ回る高水温期にはない状態を表すことによって、無防備なベイトフィッシュを作り出せるのです。
それでは、ハスキージャークによる冬バスの釣り方をご紹介しましょう。
まずは、ハスキージャークに標準で装備されている、フックやスプリットリングを全て外してしまいます。
代わりに細軸の同サイズトレブルフックや、2番サイズのスプリットリングを用意し、装着していきます。
付加されるウエイトは、標準よりもやや軽くなるでしょう。
それを水中に投入すると、低水温でもゆっくり浮かび上がる状態に変わります。
つまり、サスペンドから超スローフローティングに切り換わるわけです。
ハスキージャークを引っ張るのはフロロカーボンラインで!
超スローフローティングに切り換わったハスキージャークに、リールからのラインを結びます。
このとき、ラインは比重の高いフロロカーボンラインにしてください。
そうするとラインの重さで、ハスキージャークの浮力が抑え込まれることに。
沈んでしまうことはありませんが、積極的に浮き上がろうとする気配は消えます。
ラインアイに付けるスナップを大きくしたり、アゴ下に板オモリを貼り付けることで、やや前傾姿勢でサスペンドするハスキージャークを作り上げることができるでしょう。
釣り場の水温によって、サスペンド状態になるように微調整しなければなりませんから、このようなチューニングを施すと、サスペンドさせやすくなります。
実際にハスキージャークで冬バスを狙ってみた!
それではこのハスキージャークで、冬バスを実際に釣ってみましょう。
キャストするのは、沖合いに向けて。
ブレイクラインが走っているエリアに着水させて、深い側から浅い側へ上がってくるようなトレースコースを取ります。
低水温期なので、冬バスは深場に定着していますが、ずっと居続けるわけではありません。
風が吹いたり、日照の当たり加減によって、ときどきブレイクラインの浅い側へフィーディング=エサを探しにやってくるのです。
そのタイミングを見計らってハスキージャークを投入、その名の通りジャークさせるのではなく、まずは比重の高いフロロカーボンラインを沈めてください。
じゅうぶん沈んでから、リールハンドルをゆっくりと回し、リトリーブを開始します。
4秒かけてハンドルを1回転させるぐらいのスロースピードを意識し、ハスキージャークを引っ張ってきます。
ハスキージャークがウォブリングアクションしても、ロールアクションしてもいけません。
そんな活発なベイトフィッシュはいない季節ですから、ただひたすらスローに横移動し続ける!というのが、強い誘いとなります。
ハスキージャークをキャストして引っ張るのにおすすめのロッドを選んでみた!
ハスキージャークをロングキャストしてスローリトリーブするのに適している、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
ウエイトが10gを超えているので、Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。
シマノ(SHIMANO) バスロッド ポイズンアドレナ ベイト 1610M トラディショナルバーサタイル ショアから大型バスボートまで
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シマノから発売中のバス釣り用ロッド・ポイズンアドレナシリーズの中から、オカッパリでも使いやすいベイトロッドを選んでみました。
全長は2.08mで、先径は1.8mmの1ピース仕様になっています。
適合するルアーウェイトは、7gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
ハスキージャークを上手くコントロールしたいなら、14lbのフロロカーボンラインが合うかもしれません。
グリップの長さは240mmで、レギュラーテーパー。
ブランクスのカーボン素材含有率は、100.0%になります。
実際にフィールドで使ってみると、胴に乗せてロンクキャストしやすく、掛かった魚もバレにくい曲がりを披露してくれます。
実売価格は3万円前後と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
ハスキージャークを使いこなして冬のバス釣りを楽しもう!
ハスキージャークの特徴や使い方、おすすめのロッドを取り上げましたが、いかがでしたか?
最後尾のトレブルフックを吸い込むようにバイトしてくることが多いので、早アワセは禁物。
ラインが走り始めてから、リールハンドルを回しながらフッキングをおこなってください。
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