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シーバスゲームに欠かせないコアマンIPシリーズ!実釣インプレ特集

FISHING JAPAN 編集部

鉄板系バイブレーションルアーが日中のシーバスにとてもよく効くことを知らしめたのが、コアマンIP=アイアンプレートシリーズです。

風の強い日でもしっかり飛んでくれますし、着底までとてもスピーディー。

しかもリトリーブ開始直後に発生している振動によって、シーバスへのアピールは万全。

そんなコアマンIPシリーズの特徴やインプレについて、詳しくご紹介しましょう。

コアマンIP=アイアンプレートシリーズとは

コアマンIP=アイアンプレートシリーズとは、シーバスゲーム用に製作された鉄板系バイブレーションルアーのことです。

サイズ設定は、60mm13g・75mm18g・75mm26gの3種類から選べるようになっています。

またボディのテール部分をカットしたデザインのハイアンドローSCモデルには、60mm25g・65mm35gの2種類が用意されています。

全種類を使ってみましたが、とても飛距離が伸びて扱いやすい印象を持ちました。

鉄板系バイブレーションルアーは、メタルジグのウエイトバランスとよく似ているので、飛ぶのは当たり前と考えられがちですが、実はそこにコアマン独自の工夫が加えられているのです。

何といっても素晴らしいのは、標準装備のフックをトレブルフックから専用設計のシングルフックに換装している点。

とても大胆に着想ですが、トラウトゲームではこの組み合わせはすでに試されています。

でもシーバスの強い引きに耐えられるように、独自のシングルフックを用意しているところが、コアマンらしいといえるでしょう。

実際にフィールドで使ってみると、刺さりのいいシングルフックであることはすぐに体感できます。

キャストの際には、薄いボディに沿う状態になり、空気抵抗が驚くほど抑えられています。

まるでメタルジグをキャストしているかのような感覚に、じゅうぶん浸れるでしょう。

着水してからの沈み込みもスムーズで、あっという間に着底しています。

そこからロッドを立ててリールハンドルを回すと、ブルブルッという振動が手元に伝わってきます。

アクションの立ち上がりの早さはかなり良好で、これならシーバスアタリを読み取るのもカンタンにおこなえます。

バイトは、この振動が消えた瞬間だと判断できますから、フッキング動作へ移りやすいですし、リールハンドルを回す手を早めるだけでもOK。

トレブルフックのほうがフックポイントが多いので、掛かりは良さそうなイメージを持っていましたが、この標準装備シングルフックも負けてはいません。

微かなバイトでもロッドを立てるだけで、シーバスの口周りをとらえているのが分かります。

曲がり込んだロッドブランクスが、そのままの曲がりをキープしているからです。

その状態からリールハンドルを素早く回すと、掛かりがより一層深くなり、バラシが激減しました。

シーバスのデイゲームをより充実させるコアマンIPシリーズ!

コアマンIPシリーズは、シーバスのデイゲームを充実したものに変えてくれます。

表層を素早く引っ張るのはもちろん、ボトム周辺を丁寧にトレースすることができるからです。

ミノーやシンペンでそれらを実践するのはかなり難しく、コアマンIPシリーズの独壇場といえるでしょう。

風の強い日や潮の流れのあるところでも、しっかりとアクションしてレンジキープできるのが嬉しいです。

フラッシング効果と水押し効果はじゅうぶんに見込めますし、ラトル音の無い状態でのアプローチもおこなえます。

実際はシングルフックやスプリットリングが、ボディとの干渉音を微かに発生させているはずですが、シーバスの警戒心を膨らませるほどではないでしょう。

コアマンIPシリーズで青物も狙ってみよう!

コアマンIPシリーズには、重いウエイトの設定があります。

メタルジグを連投するショアジギングゲームにおいて、ルアーローテーションの一角をしっかり担えるのではないでしょうか。

メタルジグと遜色ない飛距離を叩き出しながら、メタルジグとは異なるアピールをおこなえるという点で、コアマンIPシリーズは欠かせない存在となるはずです。

実際にカンパチやブリ・サワラなどの青物を掛けてみましたが、ボディそのものに高い剛性・耐久性が備わっているので、しっかりと支えることが可能です。

シングルフックは、フックアップが決まりやすく、貫通まで持っていきやすいメリットがあります。

コアマンIPシリーズをキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた!

コアマンIPシリーズをロングキャストしてリトリーブを繰り返すのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、飛距離を伸ばしやすいロングレングスのスピニングロッドがマッチします。

リールは、3000番以上のスピニングリールなら、ラインキャパもじゅうぶん足りるはずです。

シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S100M シーバス ショアキャスティング

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シマノからリリースされているムーンショットシリーズの中から、10ft超えのロングレングスタイプを選んでみました。

これなら防波堤はもちろん、サーフエリアでのフルキャストにも対応できるでしょう。

全長は3.05mで2ピース仕様、仕舞寸法は156.0cmとなります。

やや長めの仕舞寸法ですから、クルマへの積み込みの際はロッドティップやガイドなどの干渉に気を付けてください。

ウエイトは166gで、先径は1.8mm。

適合するルアーウエイトは、8gから42gまでなので、コアマンIPシリーズのどのウエイトタイプでもキャスト可能でしょう。

適合するPEラインは、0.8号から2.0号まで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98.8%になります。

実際に手に取って継いでみると、持ち重り感はそれほど無く、継目もスムーズに曲がり込んでくれます。

負荷に対して素直に曲がり込む感じなので、しなりからの復元力でコアマンIPシリーズを遠くまで届けられるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

もっと短いものや硬いものもラインナップされていますから、自分の釣りスタイルやよく通うフィールドに合わせて選んでみてください。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター ツインパワー XD 2021 C3000HG ショアジギング ショアキャスティング シーバス

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人気のツインパワーXDシリーズの中から、C3000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。

ウエイトは200gと軽めで、スプール寸法は直径が47mm、ストロークが17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3.0号を150m、PEラインなら2.0号を200m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。

実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかで軽快に巻き心地を味わうことができます。

ローター回転も軽やかで、ハンドルノブは握り込みやすい形状・ボリュームになっています。

実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

このスピニングリールなら、青物が掛かってもじゅうぶん対処できるでしょう。

コアマンIPシリーズを駆使してシーバスゲームを楽しもう!

コアマンIPシリーズの特徴や使い方・実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

シングルフックのフッキング効率に不安のある人は、フィールドでキャストを繰り返しながら、魚を掛けて実感してください。

バラシがかなり抑えられるので、これまで獲れなかったシーバスもランディングに持ち込めるでしょう。

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