スティーズCT SV TWの実釣インプレ特集!どんなシーンで使うと効果的なの?
ダイワからリリースされているベイトリールの中で、フラッグシップモデルと呼ばれているのが、スティーズシリーズです。 さまざまな種類がラインナップされていますが、直径30mmというとて…
FISHING JAPAN 編集部タフでカッチリした剛性のアルミ製ボディフレームが魅力的な、ダイワ・スティーズAモデル。
いよいよモデルチェンジのときがやってきたようです。
23スティーズA Ⅱ TWの詳細スペックと、17スティーズAとの違いを分かりやすく取り上げてみましょう。
目次
23スティーズA Ⅱ TWとは、人気のスティーズAモデルの第二世代ベイトリールのことです。
ダイワ独自のHYPERDRIVE DESIGNで組み上げられた機種の設定は、全部で6つ。
左右ハンドル仕様に、ギア比6.3・7.1・8.5がラインナップされています。
いきなり既存モデルの、17スティーズA TWと比較してみましょう。
まずは、スプール周りから。
スプール自体の素材には、G1ジュラルミンが使われています。
しかしながら、新しい23スティーズA Ⅱ TWのほうは、糸巻き量が10m少なくなっていることに注目。
いわゆる浅溝スプール化されていて、ライン10m分の軽さを生み出しています。
しかもそこに搭載しているブレーキシステムが、既存モデルのマグフォースZから、マグZブーストに刷新されているのです。
マグZブーストなら、遠心力で飛び出したインダクトローターを、飛距離の伸びに合わせて収納できます。
バックラッシュしそうなゾーンを上手く通り過ぎたら、瞬時に1段階収納することで、キャストの中盤から着水間際まで伸びる弾道をゲットできるわけです。
最大飛距離をきっちり伸ばしたいと考えているアングラーに、朗報のブレーキシステムといえるでしょう。
ギア比の設定に関しては、新しい23スティーズA Ⅱ TWから5.3対1のローギア仕様が無くなっています。
代わりにエクストラハイギアが、8.5対1にアップ。
ハンドル1回転につき、90cmものラインを巻き取ることができるように作られています。
手返しのいいアプローチを繰り返したいとき、この高いギア比がさまざまなメリットを生み出してくれるでしょう。
使われている素材に注目すると、ホディフレームがアルミ製なのは周知の事実ですが、23スティーズA Ⅱ TWのスタードラグも樹脂製からアルミ製に刷新されています。
チカラ強いドラグの締め込みや、瞬時の開放対応に活きてくるでしょう。
23スティーズA Ⅱ TWのハンドルノブも要チェックです。
新しいハンドルノブには、ハイグリップIシェイプラージノブが採用されていて、ハンドル自体の素材がアルミの90mmタイプになっています。
もうひとつ挙げておきたいのが、ボールベアリングの数。
23スティーズA Ⅱ TWには10個搭載されていて、既存モデルの8個よりも2個増えていることに。
スムーズで滑らかな巻き心地をキープするための、必須仕様といえるかもしれません。
既存モデルの17スティーズAモデルに、自分でボールベアリングを追加している人がいましたから、新しいモデルではその手間が省けることになります。
23スティーズA Ⅱ TWの詳細スペックについて、深掘りしてみましょう。
ウエイトは、全機種190gと軽め。
最大ドラグ力は6kgで、8.5対1のエクストラハイギアモデルのみ5kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを90m巻けます。
スプール径は、34mmです。
基本的なスペックにはあえて手を触れず、細部を的確にビルドアップしている印象を受けます。
マグシールドボールベアリングは、メカニカルブレーキノブ側のピニオンギア支持部に1個搭載しています。
淡水エリアはもちろん、ソルトウォーターゲームでも活躍してくれるでしょう。
大きな負荷の掛かるシーバスゲームやチヌゲーム・ロックフィッシュゲームなどに、積極的に投入したくなるかもしれません。
23スティーズA Ⅱ TWを装着してフィールドで使ってみたくなる、おすすめのベイトロッドを取り上げてみましょう。
まずは、シーバスゲーム用から。
ロングキャストしやすくて、操作性の高いロッドがマッチします。
長めのブランクスになりますが、重くなってしまうと扱いにくいですから、ロッド選びは慎重をおこなうのがいいでしょう。
まるでバス釣り用のベイトロッド並みに軽い、ダイワのラテオシリーズの中から、Lパワーブランクスタイプを選んでみました。
全長は2.59mと、取り回ししやすい長さに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は134cmにまで短くなります。
ウエイトは、なんと119g。
ここまで軽ければ、長時間の釣行でもさほど疲れてしまうことにはならないでしょう。
先径/元径は、1.6/11.4mmと細め。
適合するルアーウエイトは、5gから28gまでです。
ミノーやテールスピンジグ・バイブレーションルアーなどをキャストするのに向いているでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから12lbまで。
PEラインなら、0.6号から1.2号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97%になっています。
実際に手に取ってみると、しなやかでよく曲がり込む仕上がりです。
バックスイングでカンタンにしなってくれるので、後は前方に押し出すだけでルアーか飛んでくれます。
軽めのミノーをキャストしても、これならバックラッシュトラブルを抑えてくれるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シーバスゲームでベイトリールを使い慣れていない人に、入門用としておすすめできる1本です。
ダイワ(DAIWA) スティーズ SC C69M+ -ST ブラック
ダイワのスティーズ・ショアコンペティションシリーズの中から、M+パワーブランクスのベイトロッドを選んでみました。
全長は2.03mあるので、バス釣りはもちろん、チヌゲーム・ロックフィッシュゲームにも転用しやすいでしょう。
ウエイトは93gと軽めで、継数は2本です。
グリップジョイント方式を採っていますから、仕舞寸法は175cmと長めになります。
先径/元径は1.5/11.4mmと細めで、適合するルアーウエイトは1.8gから11gまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%に設計されています。
実際に手に取って振ってみると、2mオーバーのベイトロッドとは思えない軽さを誇っています。
とてもシャープで張りがあるものの、負荷をかけるとしなやかに曲がるところが嬉しいです。
しっかりフッキングして、バラさずにランディングに持ち込むのに、バツグンの性能を発揮してくれるでしょう。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
自分に合ったベストな1本を選びたいなら、ぜひ実物に触れてみることをおすすめします。
23スティーズA Ⅱ TWの気になる発売日は、2022年の12月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、54,000円です。
ボディフレームをオールアルミにして、剛性・耐久性を高いレベルにしていくと、釣りそのものがスムーズにトラブル無くおこなえるようになります。
ルアーをリトリーブしているときの雑味も消えますから、魚からの情報を確実にとらえることにもつながります。
何より、お気に入りのベイトリールを長く手元に置いて使い続けられるのは、釣り勘が緩まないメリットをもたらし続けてくれるでしょう。
23スティーズA Ⅱ TWが釣具店の店頭に並んだら、ぜひ触れてみてください。
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