シーバスジギングで手軽にシーバスゲームを楽しもう!おすすめタックルを徹底チェック
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FISHING JAPAN 編集部シマノのシーバスゲーム用ロッド・エクスセンスジェノスシリーズには、ベイトモデルが豊富に用意されています。
キャスト直後から、サミングによるアキュラシー精度の高いピンポイントアプローチを可能にしてくれるベイトロッド。
シーバスゲームに新しい可能性を与えてくれる存在といえるでしょう。
ここでは、エクスセンスジェノスのベイトモデルの中から、おすすめの機種をご紹介します。
目次
エクスセンスジェノスシリーズのベイトロッドとは、シマノから発売中のシーバスゲーム用ロッドのことです。
全部で5種類がラインナップされていて、アプローチの仕方によって使い分けが明確にできるようになっています。
既存のスピニングロッドシリーズもヘビーユースしていたので、このベイトロッドモデルも気になっていました。
3つの機種まで手に取ってみたので、それぞれの印象を詳しく取り上げてみましょう。
使われているブランクスは、シマノオリジナルのスパイラルXコア。
最も硬い調子のB80H/RFにだけ、高強度・高弾性カーボン素材のM40X採用されていないとのこと。
2ピース構造の違いによる判断か、それともビッグベイトをメインに操るロッドなので、そういう要素は取り外したのか、興味深い部分ではあります。
●エクスセンスジェノス・ベイトモデルB88ML/R
MLパワーのブランクスが与えられていたのは、この機種だけだったので、まずは手に取るようにしてみました。
曲がり込みはとても素直で、これならバックスイングを軽めに取っても、その反発力だけでしっかり飛距離を稼げるでしょう。
実際に市街地の小河川や水路の出口周りで使ってみましたが、ロッドティップを草木や護岸などに干渉してしまうトラブルを防ぐことができました。
サイドハンドキャストによる振り幅の小さなキャストを、思い通りに実践しやすいのです。
軽めのミノーやシャッド・サーフェスプラグなどでアプローチするのに、とても向いている印象です。
バス釣り用のポッパーに、バンタムワールドポップ69Fフラッシュブーストというモデルがありますが、それを結んで排水溝の際にキャスト+ステイさせるのが、とても楽におこなえます。
ルアーウエイトとロッドブランクスの調子とのマッチングが、極めて良好です。
エクスセンスジェノス・ベイトモデルB88ML/Rは、全長2.64mで2ピース仕様、仕舞寸法は135.5cmになっています。
ウエイトは121gと軽めで、先径は1.8mm。
適合するルアーウエイトは6gから32gで、適合するPEラインは1号から2号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97.2%です。
グリップ周りのぜい肉が、ほとんど削ぎ落されたかのようなスリムさで、とても握りやすく疲れにくいのが嬉しいです。
ロープロファイル系ベイトリールを装着したとき、クラッチの位置に対する親指の角度が絶妙で、とてもサミングしやすくなっているのも好印象の要因になっています。
●エクスセンスジェノス・ベイトモデルB108M+/R
磯場で足場の高いシチュエーションを攻略するのに、長竿は必須アイテムとなります。
しかもベイトリールを載せられるとなれば、シーバスに主導権を渡さない釣り方が可能になるでしょう。
この機種は、全長が3.25mもあるので、ロッドを立てるだけで手前のシモリを越えさせることができます。
シーバスをシモリに引っ掛けてバラシたくないときに、とても重宝するでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は166.6cm。
ウエイトは150gで、先径は2.0mmと太目です。
適合するルアーウエイトは10gから45gなので、120mm前後のミノーを操作しやすいでしょう。
適合するPEラインは、1.5号から3号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.3%になっています。
●エクスセンスジェノス・ベイトモデルB80H/RF
東京湾のコノシロパターンなどで、ボートシーバスゲームが注目されています。
ビッグベイトやビッグペンシルを操りたいなら、この短め設定と絶妙な張りが味方してくれるでしょう。
全長は2.44mとシリーズ最短で、ワンアンドハーフ設計の2ピース仕様になっています。
仕舞寸法は150cmで、ウエイトは157g。
先径は2.0mmで、適合ルアーウエイトは14gから100gまで。
適合するPEラインは、2.0号から4.0号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.6%になっています。
エクスセンスジェノスシリーズのベイトロッドに装着したい、おすすめのベイトリールを取り上げてみましょう。
10gから20g程度のミノー・シンペン辺りを操るつもりなら、コンパクトでバックラッシュトラブルをしっかり抑え込んでくれるものがマッチします。
DCブレーキ搭載機にPEラインを巻いて、アプローチしてみましょう。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 エクスセンス DC SS HG(右) シーバス ロックフィッシュ
シマノからリリースされている、DCブレーキ搭載のベイトリールです。
ギア比は7.4対1ですから、ハンドル1回転につき79cmのラインをスプールに巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、自重は220gと軽め。
スプール寸法は、直径が34mmで幅が25mm。
ラインキャパは、PEラインなら2号を180m巻けます。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは6個搭載されています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても軽やかに回転させることができます。
安定したリトリーブを続けるつもりなら、これぐらいの滑らかさは欲しいところでしょう。
クラッチはスムーズに切ることができますし、スプール回転も滑らか。
バックラッシュトラブルは、DCブレーキがしっかりと抑え込んでくれますが、自らサミングすることで微調整することも忘れないでください。
特にピンポイントへ届ける場合、自分の親指による丁寧な作業が、キャストの精度を上げることになります。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス スコーピオンMD 2021 301XG LEFT バス釣り
ボートシーバスなどでビッグベイトやビッグペンシルを操りたいとき、ハイパワーでエクストラハイギアを搭載したベイトリールがあれば重宝します。
スコーピオンMDなら、そういうシーンで活躍してくれるのは間違いないでしょう。
ギア比は7.9対1で、ハンドル1巻きにつき107cmものラインを巻き取ってくれます。
最大ドラグ力は余裕の8.0kgで、自重は重めの320g。
スプール寸法は、直径43mmで幅22mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら25lbを135m、PEラインなら5号を140m巻けます。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、パーミングしやすくてルアーの起動が早いのが伝わってきます。
その分巻き心地には重さを感じてしまいますが、使っていると慣れてきます。
実売価格は2万円台と、リーズナブルな価格に収まっています。
エクスセンスジェノスシリーズのベイトロッドの特徴や、おすすめの機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
スピニンクタックル全盛のシーバスゲームですが、ベイトタックルによるアプローチのメリットを見い出して、ぜひ使いこなしてみましょう。
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