ショアジギングロッドの選び方!最新のおすすめロッド15本をピックアップ
みなさんはショアジギングに挑戦したことはありますか? 岸から狙う釣りの中でも、ショアジギングは青物やマダイなど大型魚種を狙えるとあって近年人気の釣法です。 沖に向かってキャス…
FISHING JAPAN 編集部磯場=ロックショアでショアジギングゲームを楽しみたい!と考えている人は、結構多いでしょう。
でも釣り場までの道のりが遠く、足場が安定しないので、危険な釣りであるのは間違いありません。
どんなふうにアプローチを展開すればいいのか、ロックショアゲームの特徴や釣り方についてご紹介します。
目次
ロックショアゲームとは、磯場からメタルジグやルアーをキャストして、大型青物やヒラスズキをターゲットにする釣り方のことです。
磯場と言っても、歩いて行ける地磯ばかりではありません。
渡船を手配して送り届けてもらう、沖磯も釣り場になります。
元々グレなどを狙う磯釣り師さんたちが利用していた渡船ですから、ルアー釣りでは渡してもらえないケースも。
渡船を予約する際には、自分の釣りスタイル=ロックショアゲームをおこなうことをしっかり伝えて、磯釣り師さんの迷惑にならないよう配慮してください。
筆者は、底物もエギングもグレフカセ釣りもやりますが、エサ釣り師とルアーマンの間には、なかなか取り払いにくい垣根のようなものがあると実感しています。
相手が嫌がることはしない!自分だけの釣り場は存在しない!ということを、常に肝に銘じておきたいものです。
さて、今回取り上げるのは、ロックショアジギング。
通常のショアジギングゲームと異なるのは、掛かる魚のサイズが大きくなること。
それから前述の通り、釣り場が防波堤やサーフではなく、磯場であることです。
ひとつずつチェックしていきましょう。
まず、掛かる魚は、大型のヒラマサやカンパチ・ブリです。
メータークラスの体長に、ウエイトは10kgを超えるものも。
そこにヒラスズキが加わると、釣りというより格闘しているような状態になります。
ヤワなタックルでは、掛かった魚を引き寄せることすらできません。
ロックショアゲームに用いるロッドは、全長3メートルを超えるもので、HパワーからXHパワーブランクスのスピニングロッドになります。
リールは、8000番を超える大型スピニングリールで、スプールに巻くPEラインは4号を超えてくるでしょう。
4号ラインを300mはストックして、釣り場に立ちたいものです。
掛かってから魚に走られることを想定すると、これぐらいの準備はしておきたいでしょう。
ロックショアゲームは、体力勝負です。
地磯ならかなりの距離を、タックル・装備満載で歩かなければなりません。
ウエイトも重いですから、キャストし続けるのも大変でしょう。
日頃から体力アップのトレーニングを積んでおき、長い時間ロッドを振り続けられるようになっておきましょう。
ロックショアゲームのキャストで狙うのは、ナブラが発生している箇所や地形変化です。
ナブラには小魚とフィッシュイーターが存在しているので、少し奥までキャストしてからナブラの位置まで引いてくると、バイトしてくる確率が上がるでしょう。
地形変化は、浅い・深いを基準にします。
磯場に立った状態でGoogle Earthをスマホでチェック。
海の色が黒っぽく見えるとこが深場なので、そこからどの浅場へフィッシュイーターが追い込みをかけるか、頭の中でイメージしてください。
浅場にメタルジグやルアーをいきなり入れるのではなく、隣接する深場からの有効なルート上を通します。
途中に突き出た岩場などがあれば、ルートとしての強さを持っていると判断していいでしょう。
潮の状態には常に注目して、小魚の群れの接岸も発見できるように目を配ってください。
ロックショアゲームでは、危険が隣り合わせです。
ライフジャケットを装備するのは必須で、もし落水してしまう事故に遭遇したら、カンタンに磯に上がることは難しいでしょう。
頭などを打ってケガを負うケースもありますし、フジツボなどで擦傷を負うこともあります。
岩肌はとてもよく滑るので、もし上がれないと判断したら、体力のあるうちに沖合いへ離れてください。
磯場に残った同行者が渡船へ連絡し、船に救助してもらうのがベターでしょう。
海上保安庁への連絡先も必ず手元に控えておいて、緊急の事態に対処できるように備えておきたいものです。
ロックショアゲームで使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ショアジギングゲーム用の中でも、硬くて剛性感の高いもの。
長さも手前のシモリを魚に越えさせることを想定して、3m前後は欲しいところでしょう。
リールは、パワフルに巻き上げられるスピニングリールで、ドラグレスポンスの良好なものを選んでください。
パームス(Palms) ショアガンエボルブ SFTGS-106XXH・BL
パームスからリリースされている、ロックショアゲームを楽しむための剛腕キャスティングロッドです。
全長は10.6ftとやや長めに設計されていて、継数は2本です。
仕舞寸法は長めの165cmになるので、クルマからの積み下ろし時にロッドティップを干渉しないよう気を付けてください。
適合するジグウエイトは、40gから120gまで。
これなら重めのメタルジグをフルキャストするのにも、じゅうぶん耐えられるでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら15lbから60lbまで、PEラインなら1.5号から6.0号までです。
実際に手にしてみると、コルクグリップを採用していて、手のひらに馴染む仕上がりになっています。
ウエイトは400gを下回る程度なので持ち重り感はありますが、しっかり振り切ることができますし、大型青物と対峙したときにきちんと支えてくれるでしょう。
実売価格は3万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ロックショアゲームをこれから始めてみたい人に、購入しやすい価格帯ではないでしょうか。
パームスのロッド群には、対象魚別・釣り方別に豊富なラインナップが揃っています。
自分の目指す釣りスタイルにマッチしたものが、必ず見つかるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ステラ SW 8000HG ショア/オフショア兼用 ジギング キャスティング
シマノのステラSWシリーズの中から、8000番のハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.6対1になっていて、ハンドル1回転につき107cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力18.0kgで、最大ドラグ力は25.0kgです。
自重は625gで、スプール寸法は直径が61mm、ストロークが22mm。
ラインキャパは、PEラインなら4号を300m巻けます。
ハンドルの長さは75mmで、ボールベアリング数は13個です。
実際に手に持ってハンドルを回してみると、しっかりとした剛性が伝わってくる巻き心地です。
ローターの回転も安定していて、ドラグ性能も安定しています。
長く使い続けるのにじゅうぶんなスペックを持った、大型スピニングリールといえるでしょう。
実売価格は9万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
ロックショアゲームの特徴や釣り方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
かなり本格的で、自らの身体を酷使する釣り方だと認識したほうがいいでしょう。
海水を被ったスピニングリールは、帰宅後に必ず真水で洗浄メンテナンスをおこなってください。
そのまま放置すると、ラインローラー部などに錆びが発生してしまうかもしれません。
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