ルアーのアップ写真

サイレントアサシン120Fのインプレ特集!飛びと泳ぎを両立したミノー

FISHING JAPAN 編集部

シマノのシーバスゲーム用ルアーは、エクスセンスシリーズとして豊富にラインナップされています。

中でもサイレントアサシンシリーズのサイズ展開はバリエーションに富んでいて、さまざまな釣り場にマッチしたものが選べるようになっています。

ここでは、サイレントアサシン120Fフラッシュブーストについて、詳しくご紹介しましょう。

サイレントアサシン120Fフラッシュブーストってどんなルアーなの?

エクスセンスシリーズのサイレントアサシン120Fフラッシュブーストとは、シマノからリリースされている、シーバスゲーム専用のフローティングミノーのことです。

サイズ設定は、全長が120mmでウエイトが19g。

とてもスリムなシルエットデザインなので、60mを超える飛距離をコンスタントに叩き出すことが可能になっています。

ジェットブーストと命名された、シマノ独自の重心移動システムを搭載しているからでしょう。

重心移動ウェイトを、ボディ内部に設置された貫通シャフトとバネで支えています。

これにより、安定したロングキャストと速やかな泳ぎ出しを両立させることが可能なのです。

キャストの際の初速や飛行姿勢の安定・速やかな泳ぎ出しを徹底的に検証して、ロングキャストを実現できるようにセッティングがおこなわれています。

実際にサイレントアサシン120Fをフィールドでキャストしてみました。

ウエイトが19gなので、あまりに硬いブランクスのロッドを用いると、反発力を活用しにくくなるかも?と考えて、MLからMパワー程度のしなやかに曲がりやすいスピニングロッドを選んでみました。

垂らしは、ロッドのバット側ガイドと同じぐらいかやや長めにして、振り子の要領でスイングをかけます。

鋭く振り切るよりも、しっかりとブランクスが曲がっているのをバックスイングで感じながらのほうが、飛距離は伸びました。

カチッ!という重心移動ウエイトが動いているのが分かる音が響いてから、サイレントアサシン120Fは飛距離を伸ばしていきます。

風の抵抗があっても、いきなり失速してしまうようなことはなく、40m程度の飛距離ならカンタンに引き出せました。

あとは慣れるまでキャストを続ければ、経験値に合わせて順調に伸ばせていける感じでしょうか。

下アゴから突き出しているリップが、やや大き目なので、飛行中にボディが回転してしまうかな?と予想していたのですが、ほとんど回転せずに安定した飛行姿勢をキープしてくれました。

着水と同時に機敏にアクションしてくれるので、重心移動ウエイトは最後尾から腹部へスムーズに戻っていることになります。

それをバネのチカラを使って強制的に戻し切るのですから、ジェットブースト機構の役割は重要といえるでしょう。

フラッシュブースト機構を装備したサイレントアサシン120F!

サイレントアサシン120Fには、静止状態でもフラッシング効果が得られる、フラッシュブースト機構も搭載しています。

ボディ内部にスプリングで反射板=ミラープレートを吊るしていて、ロッドアクションなどの振動を利用し、スプリングで振動を継続する仕組みになっています。

サイレントアサシン120Fを動かさないドリフト中でも、小刻みなキラキラとしたフラッシングが発生。

それを見つけたシーバスは、漂っているサイレントアサシン120Fにアタックしようとします。

河川の流れに乗せて静止を維持している状態で、シーバスがバイトしてくるのは圧巻のひと言。

潮の流れのあるところでも、ぜひ試してみましょう。

サイレントアサシン120Fによる実釣インプレ!

サイレントアサシン120Fを実際の釣りで利用してみました。

釣りを行った場所は、川幅が広い河口域から近いエリアで、遠投しやすい環境でした。

雨上がりで水位が上がり、通常よりも水の濁りが強かったです。

このような状態だと、フラッシュブーストが効果的に機能するだろうという期待感がありました。

遠投を果たして、水流の影響を受けているエリアに着水させました。

そのままラインがピンと張るまで流し、ルアーがアクションしている感覚が伝わったら、ベールを上げてラインを出しました。

頭の向きが強く回転しないように、出て行くラインに指で軽いテンションをかけながら、さらにラインを出し続けたところ・・・突然、水柱が立ち上がりルアーが水面から見えなくなりました。

落ち着いてロッドを上げ、ラインにテンションをかけ、ロッドティップが曲がる瞬間にフッキングを行いました。

しっかりとシーバスの口にフックが掛かったようなので、ゆっくりと時間をかけて引き寄せました。

サイレントアサシン120Fフラッシュブーストのデモンストレーション動画はこちら

サイレントアサシン120Fを操作するのに適したおすすめタックルを選んでみた!

サイレントアサシン120Fをキャストして操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロングキャストやドリフト釣法のときのロッドさばきを考慮すると、やや長めのブランクスのほうがマッチします。

スピニングリールは、ラインキャパの多い3000番前後のものが扱いやすいでしょう。

シマノ(SHIMANO) ロッド 20 エクスセンス MB S96ML-6 シーバス ショアキャスティング 河川 干潟 沖堤

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シマノからリリースされている、エクスセンスシリーズのモバイルロッドです。

とても短い仕舞寸法になるので、さまざまな釣り場へ持ち込むことが容易になります。

今まで諦めていたシチュエーョンも、攻略の対象になることで、ビッグサイズに出会える可能性は飛躍的に上がるでしょう。

全長は2.90mとやや長めでMLパワーブランクス、継数は6本になっています。

仕舞寸法は、なんと53.3cmにまで縮まりますから、タックルバッグに収納して持ち運べるでしょう。

自重は141gと軽めで、先径は1.7mmです。

適合するルアーウェイトは5gから32gですから、サイレントアサシン120Fフラッシュブーストを操りやすいといえそうです。

適合するPEラインは、0.5号から1.2号まで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、92.1%です。

実際に手にして継いでみると、とてもシャキッとしたシャープなブランクスの印象です。

曲がり込みはスムーズで、ロッドティップに負荷をかけて徐々に曲げていくと、美しいベンディングカーブを描いてくれます。

継目で異音が発生することはなく、積極的に振り込んでいけるのは嬉しいです。

実売価格は5万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター エクスセンス 2021 C3000MHG シーバス

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エクスセンスシリーズのスピニングリール、3000番サイズのハイギアモデルです。

ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1回転につき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。

自重は180gで、スプール寸法は直径が47mmでストロークが17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら10lbを110m、PEラインなら1.2号を150m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリング数は11個です。

とても滑らかな巻き心地で、ローター回転の追従も安定しています。

大きな負荷が掛かっても、ドラグレスポンスは良好ですから、ライトラインによるアプローチを実践しやすいでしょう。

実売価格は4万円台と、ハイスペックならではの価格設定になっています。

サイレントアサシン120Fフラッシュブーストを駆使してビッグシーバスを釣り上げよう!

サイレントアサシン120Fフラッシュブーストの特徴や使い方、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?

しっかりと飛距離を稼ぎながら、静止による誘いの間も与えつつ、シーバスのバイトを呼び込むようにましょう。

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