スコーピオンMDのスプール径に注目!2021年シマノから新発売のストロングベイトリール
2021年シマノから新発売となるスコーピオンMDは、モンスターと呼ばれる巨大魚と対峙するために作られた、ストロングなベイトリールです。 そのために必要な太いラインを、たくさん巻けるよ…
FISHING JAPAN 編集部スコーピオンXVは、シマノから発売中の人気ルアーロッドシリーズ。
対象魚やフィールドを選ばない、フリースタイルのコンセプトを実現するためのアイテムです。
その特徴や使い方、マッチしそうなおすすめリールをご紹介しましょう。
目次
スコーピオンXVとは、コスパ優秀なルアー釣り専用のロッド群のことです。
とにかく設定価格が安く、実売価格が1万円台なので、初心者アングラーにベストマッチなアイテムといえるでしょう。
ベイトロッドは4種類、スピニングロッドは6種類用意されています。
特徴的なのは、全ての機種が2ピース構造になっていること。
それにより仕舞寸法が、最も長くても101.5cmまでに抑えられています。
これならさまざまな釣り場へ持ち込むことがカンタンですし、電車やバスなどの公共交通機関を利用した移動にも適しています。
付属のショルダーベルト付きロッド袋に入れれば、携行しやすくなるでしょう。
それでは数あるスコーピオンXVの機種の中から、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。
●スコーピオンXV・1581F-2
全長は1.73mと、取り回ししやすい長さに設計されているベイトロッドです。
過去のスコーピオンロッドでも、同じ型式番号のロッドがリリースされて人気を博してきました。
ショートレングスであるがゆえに、片手でフルスイングキャストしやすく、フッキングもビシビシ決まります。
2ピース仕様で、仕舞寸法はたったの89cmにまで縮まります。
ウエイトは115gと軽めで、先径は1.8mm。
適合するルアーウエイトは5gから21gまで、適合するラインは、モノフィラメントラインなら7lbから14lbまでです。
PEラインなら、最大で2号まで使えるでしょう。
ブランクスのカーボン素材含有率は、94.2%になっています。
実際に手に持ってフィールドで使ってみると、オーバーヘッドキャストはもちろん、サイドハンドやバックハンドキャストも思いのまま振り抜けます。
ブランクスの曲がりも絶妙で、ベリーからバットにかけてきっちりとパワーが与えられています。
海では穴釣り用としても使いやすく、キャスティングゲームオンリーの用途ではないところが嬉しいです。
●スコーピオンXV・1652R-2
全長は1.98mもあるので、軽くスイングするだけで飛距離を稼げるベイトロッドです。
こちらも2ピース仕様になっていて、仕舞寸法は101.3cmとかなり短め。
ウエイトは127gで、先径は1.8mm。
適合するルアーウエイトは7gから30gまでで、適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
PEラインなら、最大で3号までつかうことができます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、94.5%です。
実際に手にして振ってみると、持ち重り感はほとんどありません。
シャープで張りのあるブランクスは、ロングキャストアプローチに向いているでしょう。
継目は安定していて、ベンディングカーブを美しく描いてくれます。
10g前後のラバージグにワームトレーラーを装着して、ボトムで跳ねさせるのに適している印象のロッドです。
●スコーピオンXV・2601F-2
全長1.83mと、ショートレングスに仕上がっているスピニングロッドです。
2ピース仕様で、仕舞寸法は94cmにまで縮まります。
ウエイトは97gと軽めで、先径は1.6mmと細め。
適合するルアーウエイトは、4gから15gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから8lbまで、PEラインなら最大1.2号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、93%となっています。
実際に振ってみると、とてもシャープでブレの収束も素早く収まる印象です。
手元感度が高く感じるのは、リールシートにCI4+を活用しているからでしょう。
ブランクスには、シマノ独自のハイパワーXを採用していて、これはベイトロッドや他のスピニングロッドも同様です。
バワーをきっちり持たせることで、ロスなくフックアップできるのが嬉しいです。
スコーピオンXVに装着して使ってみたくなる、おすすめのベイトリールとスピニングリールをご紹介しましょう。
比較的安い価格帯のほうが、同時に購入して揃えるのに適しているかもしれません。
シマノなら、低価格帯のリールにも質の高いスペックを搭載しているので安心です。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70HG 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ
シマノからリリースされている、ロープロファイルデザインを採用したベイトリールです。
ギア比は7.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき72cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、自重は195gと軽めの設定です。
スプール寸法は、直径が32mmで幅が23mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個搭載しています。
実際にフィールドでキャストしてみると、ラインの放出は極めてスムーズな印象です。
遠心ブレーキシステムなので、後半の伸びが素晴らしく、バックラッシュトラブルも上手く抑え込んでいます。
スキッピングにトライする際は、メカニカルブレーキを締め気味にしてから、ロッドを振るようにしてください。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
ソルト対応なので、岩礁帯エリアでのロックフィッシュゲームや、汽水域でのチニングゲームなどに活用してみましょう。
レベルワインド周りに付着した塩気は、その日のうちに取り除くようにしておかないと、後日固着トラブルなどが発生するかもしれません。
真水による洗浄は、必ず実施するようにしたいものです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ 2500S バス釣り ライトショアジギング ワインド エギング 初心者向け
汎用性の高いセドナシリーズから、2500番サイズの浅溝スプール仕様のものを選んでみました。
ギア比は5.0対1なので、ハンドル1回転につき73cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kgです。
自重は245gとやや軽めで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ボールベアリングは、3個搭載しています。
実際にハンドルを回してみると、軽やかに回転をキープしてくれる印象です。
ローターも滑らかに回りますし、ドラグの反応も良好です。
やや緩めにドラグ調整しておけば、ライトラインでも破断の危険性を回避できるでしょう。
実売価格は5千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ラインローラー部分にゴミなどが溜まるので、そのまま放置せずに取り除く習慣を身に着けておきましょう。
スコーピオンXVの特徴や機種それぞれのインプレ、マッチしそうなおすすめリールを取り上げましたが、いかがでしたか?
オールラウンドに使える設計なので、バス釣りのような淡水エリアの釣りはもちろん、海水エリアでおこなう釣りにも幅広く活用できます。
継目部分に塩気が残ると、次回の釣行時に抜き差しが上手くいかなくなる場合があるので、濡れタオルなどでしっかり拭き取ってから保管しましょう。
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