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定番のハートランドシリーズに2022年新作スタンダードモデル登場!村上晴彦監修のスピニングロッド

FISHING JAPAN 編集部

ダイワのハートランドシリーズは、村上晴彦さんが手がけるバス釣り専用のロッドとして名高いです。

毎年新モデルの登場を楽しみにしていますが、2022年にはスピニングロッドが1本加わります。

その型式は、772ML+FS-22。

どのような特徴を有しているのか、一緒に詳しく見ていきましょう。

また、この新シリーズのロッドにぴったりと合いそうな、スピニングリールのオススメも一緒にご紹介します。

ハートランドシリーズってどんなロッドなの?

ハートランドシリーズとは、ダイワからリリースされている、バス釣り専用ロッドのことです。

一誠を主宰している村上晴彦さんがプロデュースしていて、細部にこだわった作り込みが定評となっています。

2022年に新登場するスピニングロッドは、型式が772ML+FS-22。

全長2.31mと長めで、2ピース仕様に設計されています。

仕舞寸法は119cmにまで縮まるので、釣り場への持ち込みやオカッパリの際の移動が楽でしょう。

ウエイトは、バス釣り用のショートレングスロッド並みの110gと軽量です。

これならキャストやロッドワークを続けても、疲れにくいでしょう。

先径/元径は1.6/10.4mmで、適合するルアーウエイトは2.7gから10gです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから6lb。

PEラインなら、0.5号から1.0号に設定されています。

ブランクスのカーボン素材含有率は、100%です。

HVFナノプラスをベースの素材に採用していて、より細身で肉厚に仕上がっています。

粘りのある強さを目指し、最外層をX45フルシールドで縛り上げている構造です。

これによりブランクスのネジレを抑えて、ロッドがしっかり機能するようになっています。

狙ったピンポイントへ正確にルアーを届けられるメリットも発生するので、いわゆる長竿に持っていたイメージを、良い意味で覆してくれるでしょう。

またハートランドシリーズ独自のヘラ合わせとVジョイントを採用した、センターカット2ピース構造を採用しています。

どんな美しいベントカーブを描いてくれるのか、今から楽しみになります。

既存モデルに、08白震斬とネーミングされたスピニングロッドがありましたが、その進化型なのか新しい提案となっているのか、しっかり試してみたいものです。

ハートランドシリーズに採用されているHVFナノプラスって知ってる?

ハートランド772ML+FS-22に採用されている、HVFナノプラスについてチェックしてみましょう。

ナノプラスとは、カーボン繊維を取りまとめる接着剤=レジンを、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術によって、樹脂の高性能化を実現したものです。

東レ株式会社のナノアロイ・テクノロジーを活用し、ダイワ独自の設計・製造手法でブランクスの高強度化・軽量化を可能にしています。

ベースとなっているカーボンシート・HVFを、より高密度なものに仕上げているわけです。

質感の高い2ピースロッドを生み出すV-ジョイント!

ハートランド772ML+FS-22は、V-ジョイントを継目に取り入れた2ピースのロッドです。

ダイワ特有のV-ジョイントは継ぎ目でバイアス構造のカーボンシートを用いており、ほとんど歪まない美しい曲がりを生成することが可能です。

ロッドのブランクスのパワーと張り、曲がりからの回復スピードが大きく上がり、これにより粘りのある調子が出ます。

他の釣り用品と比較しても、ダイワのロッドの継ぎ目の評価は非常に高く、ワンピース型にこだわる必要性はそれほど感じられません。

2ピースの高性能ロッドの増加に伴い、運搬や搬送などの釣りだけでなく、他の業務も便利になることでしょう。

ハートランドシリーズのスピニングロッドに装着したいおすすめのリールを選んでみた!

ハートランドシリーズのスピニングロッドに装着して使ってみたい、おすすめのスピニングリールをご紹介しましょう。

軽さは求められますが、魚とのやり取りを丁寧に楽しむつもりなら、剛性感のあるもののほうが扱いやすいです。

ドラグのレスポンスも重要で、ライトラインを駆使しながら、ビッグバスをランディングに持ち込みましょう。

ダイワ(DAIWA) 21 ルビアス エアリティ FC LT2500S-XH-QD

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ルビアスエアリティシリーズは、マグネシウム素材をボディフレームに採用した、剛性感の高いスピニングリールです。

番手は2500番なので、バス釣り全般に活用できるでしょう。

ギア比は6.2対1になっていて、ハンドル1回転につき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5kgで、自重はなんと155gしかありません。

かなり軽量な仕上がりですから、ロングシェイクなどのロッドワークを繰り出しても、さほど疲れずに釣りを続けられるでしょう。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを150m巻けます。

PEラインなら、0.6号を200m巻けるので、パワーフィネスのアプローチにも、じゅうぶん対応可能です。

ボールベアリングは、11個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハイギアの影響なのか、それほど軽やかにハンドルが回る印象はありません。

剛性感はしっかり伝わってきて、魚からの大きな負荷にも撓みなく対処できます。

ドラグの出はスムーズで、滑り過ぎる様子もなく、粘り強く耐えてくれる使用感です。

実売価格は4万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。

これ以上軽く作るのは難しいのではないかと感じてしまうレベルで、次世代モデルはどこを変えて来るのか予想しづらいです。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 セルテート LT2500S(2019モデル)

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剛性感のあるスピニングリールといえば、セルテートシリーズは外せないでしょう。

リリースされたのが2019年ですから、多くのアングラーの手元で活躍しているモデルといえます。

スプール径は45mmあるので、ラインの放出がスムーズかつ糸グセが付きにくいメリットがあります。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを150m巻けます。

PEラインなら、0.6号を200m巻けるので、ロングキャストによるアプローチも難なくこなせるでしょう。

自重は205gとやや軽め、ギヤ比は5.2対1です。

最大ドラグ力は5kgで、ボールベアリングは10個搭載しています。

実際にフィールドで使ってみると、モノコックボディによる高い剛性を実感できるようになっています。

大型の魚を掛けても、ロッドを立ててじっくり粘ることができ、その間リール本体に撓み・歪みなどを感じることはありません。

巻き心地が、負荷が掛かる前とほとんど変わらず、安定したやり取りをおこなえるのがありがたいです。

実売価格は3万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

長く手元に置いて使い続けたいスピニングリールを探しているなら、おすすめの1台といえそうです。

使用後は水洗い・拭き取りでメンテナンスを済ませておいても、じゅうぶん元通りのレスポンスを発揮できるでしょう。

注油は、ラインローラー部分などに定期的におこなうようにしてください。

ハートランド772ML+FS-22の気になる発売日はいつ?

ハートランド772ML+FS-22の気になる発売日は、2022年の1月で、ハートランド倶楽部に登録している会員向けに先行販売を予定しています。

メーカー希望販売価格は、53,000円です。

長竿を自分なりに使いこなせるようになれば、これまで取れなかったアタリにも対応できますし、バラシも抑えられるようになります。

スキルアップ用のアイテムとして、新しいハートランドを手にしてみましょう。

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