バス釣りが大ピンチ!釣り場急減少を止めるために今守らなければならないことは?
近年、日本におけるバス釣りは、間違いなく曲がり角を迎えています。 それどころか、日常の中で気軽に楽しむ趣味としては、その領域や権利を奪われようとしているといっても過言ではありま…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りアングラーとてし有名な村上晴彦さん、今では海釣りシーンで活躍中です。
自身が主宰するルアーメーカー・一誠でも、バス釣りと海釣りの両方のアイテムを取り扱っていますから、彼が影響を与える領域はどんどん広がっていくでしょう。
そもそも村上晴彦さんとはどういう人なのか、どんな功績を残し支持を受けるようになったのか、詳しくチェックしてみましょう。
「ダイワのハートランドシリーズにシマノのリールが乗っかっていた時代が懐かしいです!」
ですよね!実はタブーでもなんでもなくて、一般のアングラーならそんな組み合わせを実践しているケースは多いでしょう。
そういう忖度的垣根みたいなものを、“なんも気にせんでええんやで~”と、ポンポン肩を叩いてくれたのが、村上晴彦さんだったのではないでしょうか。
目次
村上晴彦さんとは、バス釣りアングラーに大きな影響を与えた、才能のカタマリのような人です。
琵琶湖の雄琴港で、楽しそうに釣りをしているのを見かけたのは、何十年も前のこと。
当時からバストーナメントプロとは全く異なるアプローチで、バス釣りの楽しみ方を伝えるのに長けていました。
関西人ならではのしゃべり(しゃべくりとも言う)が独特でユーモラス、聞く側の耳を惹き付けて離さない説得力が備わっていましたよね。
特に、彼が提唱する釣り方。
それを同じように真似るだけで、あれだけ釣れなかったバスが、不思議なくらい釣れてしまうのです。
そういう意味では、アマチュアにしっかりと情報を提供できる、プロフェッショナルという立場を理解した人といえるでしょう。
元は料理人だったようですが、釣り専門誌に出るようになってネームバリューが増し、釣りでメシが食える!と判断した時点で、釣り業界に足を踏み入れるように。
でも残念なことに、一度立ち上げたメーカーからは退職する事態が発生。
そういう経験を経て、今の一誠にたどり着くという経緯をたどっています。
人生はいろいろありますから、その中で自分が判断し選択していくしかないわけですから。
一誠という社名に込められている、人に対する思いは、しっかりと彼のファンに届いているでしょう。
村上晴彦さんは、海釣りにも長けています。
タチウオ釣りの動画を観ても分かるように、魚の居場所を特定し、微細なアタリ・変化を逃さずシャープにフッキングを繰り返す様子は、圧巻のひと言。
ラインを見ているのか、手元感度に頼っているのか、あらゆる情報に対してピリピリせずに受信しているのが伝わってきますよね。
機会を逃さないフッキングスタイルは、多くのアングラーの目標とするところでしょう。
アジングやロックフィッシュゲームも得意で、一誠からはどちらにも対応できるワームやジグヘッドなどがリリースされています。
こういう釣具があればいいのにな!を、すぐに具現化できてしまうところも、村上晴彦さんの強みといえるのではないでしょうか。
村上晴彦さんが残した功績の中で突出しているのは、ネコリグを世に知らしめたことです。
ストレート系ワームの釣りといえば、昔はスプリットショットリグなどのキャロ系が一般的。
でもそのままだと、ワームの尻尾だけをバスに噛まれるケースが多発し、フッキングには至らないことが。
そのデメリットに着眼した村上晴彦さんは、フックの位置を頭部からボディの真ん中へズラすことで、フッキング効率を引き上げたのです。
ネイルシンカーが挿入されてヘコヘコ動く!という部分にスポットが当たりがちですが、シンプルにフック位置の移動だけに注目しても、このネコリグがいかに画期的であったかを実感できるでしょう。
彼の功績は、深くアングラーの中に浸透しています。
これぞプロフェッショナルの成せる業、村上晴彦さんらしさがにじみ出ていますよね。
村上晴彦さんが発案したネコリグを上手く操るのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
スピニングタックルのほうが、ライトラインをさばきやすいのでマッチしているかもしれません。
ただし、濃いカバーの中に放り込むつもりなら、太いラインが使えるベイトタックルに分があります。
釣り場のシチュエーションに合わせて使い分けたいですね。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ハートランド 671LFS-18 釣り竿
ダイワのハートランドシリーズは、村上晴彦さんがプロデュースしているロッド群です。
その中でとても扱いやすい印象のスピニングロッドが、この671LFS。
長さ2.01メートルで1ピース仕様、自重は110グラムと軽めの設定になっています。
適合ルアーウエイトは、最大で5グラムまで。
となると、ネイルシンカーを挿入したネコリグなら、ベストマッチといえそうですね。
ストレート系ワームとマスバリを用意して、カバー周りやコンクリート護岸・沖合いのブレイクラインなどを積極的に攻めてみましょう。
実際にフィールドで使ってみると、張りのあるブランクがアタリを確実に乗せてくれることが多いですね。
ロッドシェイクを加えても、リグ自体がさほど移動せずに、定位置で長い間アピールし続けてくれるのは、大きなメリットでしょう。
食わせの間を与えられますし、アピール度も増しますから。
30センチ前後のバスを掛けてもよく曲がり込み、魚の泳ぐ方向に追従してくれるので、ライトラインを使用しても破断を気にせずやり取りできます。
実売価格は3万円台と、ハートランドシリーズの中では比較的安価なほうでしょうか。
バスになんとか口を使わせたいと考えている人には、オールラウンドなこの1本が必要かもしれませんよ。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス LT2500-XH(2020モデル)
2020年に新発売となった、ダイワのスピニングリール・ルビアスの2500番です。
ギア比は6.2対1で、ハンドル1回転につき87センチのラインを巻き取ることができます。
自重は175グラムとかなり軽めなので、タックル全体の感度を高いものにアップ可能でしょう。
ラインキャパは、PEライン0.8号で200メートルもありますから、ロングキャストも余裕でこなせますね。
カーボン樹脂素材のザイオンによるモノコックボディやローターによって、軽さと回転の滑らかさを実現。
それが釣りに好影響を与え、微細なアタリや地形変化からのノックも、しっかりととらえられます。
手にしてみると、これまで味わったことのない軽さに驚きますし、各部の回転の軽やかさから快適な釣りをイメージすることができます。
実売価格は2万円台と、ハイスペックモデルにしては価格が抑えられています。
小型軽量なスピニングリールを、まだ持っていない人は、購入を検討してみてはいかがでしょう。
一誠からリリースされたストレート型のワーム・グリコネという製品です。
この製品はネコリグに特化して作成されており、ネイルシンカーやマスバリを準備すれば、すんなりとネコリグの設定を施行することができます。
長さは5インチで、カラーパレットも潤沢です。
実際に使用してみると、ボディに施されたリブがかなり深く、水を巧みに巻き込んでいることが確認できます。
毎回のアクションで、ワーム周辺の水がかき混ぜられ、その魅力は断トツでしょう。
ネイルシンカーを挿入するための孔が頭部先端に開いていますが、わざとその部分に何も入れず、ノーシンカーの状態で中層から上層にアクションすることも可能です。
サスペンド状態のタフな条件のバスを釣るためには、ノーシンカーリグが有効でしょう。
販売価格は約700円と、非常にリーズナブルなレンジに設定されています。
いろんなカラーをゲットして、バイトが遅らせたときには別のカラーを使用することをおすすめします。
村上晴彦さんの経歴や、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
魚を釣るには、魚のことをよく知らなければ釣ることはできません。
それを真っ直ぐに伝えてくれるのが、村上晴彦さんの釣りスタイルです。
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