マゴチの締め方をマスターして美味しく食べたい!血抜きやさばき方をチェック
サーフゲームでヒラメと同じくらい人気の高い対象魚といえば、マゴチです。 体長60センチを超える個体がヒットしてきますから、そのやり取りは大迫力! なんとか無事にランディングでき…
FISHING JAPAN 編集部カサゴを釣り上げて美味しく頂くために、釣り場で実行したい下処理が活け締めです。
具体的にどうやればうまくいくのか、推奨される動画を参考にご説明しましょう。
「エラの近くをナイフで刺せばいいのか?」
それは血抜きの作業と混同してしまっているようですね。
きちんとした締め方の手順を理解し、慎重に行えば問題なくできますよ。
目次
カサゴは、全国の海岸線から深い海まで、多種多様な場所で見られるロックフィッシュです。
スズキ目メバル科に分類され、体の長さが25センチを超えるものは、まさに美味しい海の幸と言えます。
12月頃から産卵時期を迎え、腹を膨らませた個体がよく釣れ始めます。
しかし、カサゴの成長は遅く、成魚になるまでには相当な時間を必要とするという特性もあります。
近年では、カサゴが高級魚として市場に出るため、高い価格がつくことが一般的です。
釣りをする際には、カサゴが潜んでいる岩礁帯やテトラエリアへのアプローチがおすすめです。
特に穴釣りでカサゴを釣り上げ、大きなサイズのものは持ち帰り、美味しく頂きたいものです。
ただ、小さなカサゴや産卵中のメスはリリースして、生態系の保全に配慮したいです。
そうすることで、カサゴ釣りを長期間楽しむことが可能となります。
釣り上げたカサゴは、すぐにクーラーボックスに入れずに、活け締めの手続きを行うことが重要です。
刺身や煮付けにする際、一手間かけることで味わいが格段に良くなります。
まずは写真の通り、カサゴの顎を持つことから始めます。
軽く持ち上げるだけで、カサゴは自らの重さで動きが制限されます。
その状態で、鋭いピックを使い、活け締めを施しましょう。
カサゴの脳みそを破るという作業は、その名称から解る通り、脳を壊す行為を意味します。
その結果、身体内の血流が停止し、カサゴの体を保つことが可能になります。
カサゴの左右の眼を確認し、そこから若干上にあるくぼみへ、斜め方向からピックを差し込んでみてください。
もし脳にきちんと接触していれば、カサゴは全身を激しく痙攣させるでしょう。
ピックを抜くと、泡のような物が発生することがあります。これは空気かもしれません。その穴に今度はピックよりも細いステンレスのワイヤーを挿入してみてください。
そのワイヤーは、カサゴの脳から脊髄を経由して尾鰭の根元まで到達することでしょう。
何度かワイヤーを動かすことで、神経系を乱します。
こうして血の循環は絶えてしまいます。
コースを給えば、カサゴを裏返して、エラの根元にナイフをブスッと刺してみてください。
その場所には心臓とエラをつなぐ大動脈があるので、血液が噴出するでしょう。
それでも、ブリやカンパチといった魚みたいに大量の血が出るわけではありません。
水に浸けて放置すれば、体内の血液はほぼ全部放出されることでしょう。
カサゴの締め方を順序立てて解説してみましたが、いかがでしたか?
「刺したり血を抜いたり、ちょっとむごくて可愛そうだな・・」
確かに生き物の命を絶つのですから、その感情が起こって当然です。
でもその命、無駄に扱うわけではなく食べ尽くすわけなので、美味しく食べられるように工夫を施し、活かす行為だと考えるようにしたいですよね。
カサゴの締め方をじっくり丁寧に解説している動画を見つけましたので、ぜひ参考にしてください。
カサゴをショアから釣り上げるのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロックフィッシュゲーム用の本格的なタックルもいいのですが、もっと手軽に狙うなら、穴釣りタックルがベストマッチ。
コンパクトで操りやすいので、女性や子供も楽しめますよ。
餌を使ってもルアーでもかまいませんから、穴釣りタックルを携えてテトラエリアへ向かいましょう。
プロマリンブランドからリリースされている、穴釣り用の振出式ロッドです。
とてもコンパクトに収納できるので、釣り場まで携行しやすく出来ていますよ。
全長は1.65メートルと、他の穴釣りロッドと比較してやや長めに設定されています。
継数は7本なので、仕舞寸法はなんと38センチにまで縮まりますよ。
これならバッグの中にでも入れて、持ち歩くことが可能ですね。
自重は81グラムと、100グラムを下回る軽さですから、長い時間穴釣りを続けても、さほど疲れは溜まらないでしょう。
先径/元径は、0.8/20.7ミリ。
適合する錘負荷は、1号から10号までです。
実際に手にしてみると、スライドタイプのリールシートなので、両軸リールでもスピニングリールでも装着できるようになっています。
足元をバーチカルに攻めるだけなら両軸リールでかまいませんが、前方の海へ少しキャストして、広範囲をチェックするつもりなら、スピニングリールとの組み合わせが面白いかもしれませんね。
実売価格は千円台と、とても安い価格帯に設定されています。
家族みんなの分を揃えておくと、楽しい穴釣りを実施できそうですね。
結構ロッドティップが細目ですから、トップガイドまで仕掛けを巻き上げてしまわないように注意してください。
釣行後はそのまま放置せずに、きっちりと水洗いしておきましょう。
継目の多いロッドなので、塩ガミトラブルが発生するかもしれません。
洗浄後はタオルで水分を拭き取り、乾燥させておくとまたすぐに使えますよ。
ダイワから発売中の、穴釣り用両軸リールです。
カラフルなオレンジカラーは、さまざまなアングラーにウケが良さそうですよね。
ギア比は4.1対1ですので、ハンドル1回転辺り41センチのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用耐力は3キロもありますから、カサゴを対象魚にしていれば何ら問題はないでしょう。
標準自重は110グラムと軽めで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら2号を75メートル巻けます。
実際に手にしてみると、超コンパクトで使いやすい印象ですね。
ハンドルの巻き心地はスムーズそのもので、魚が掛かってもゴリゴリ巻き上げることができます。
実売価格は2千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。
クルマに常に積んでおけば、釣れそうな場所を通りがかったタイミングで、釣りをスタートできるでしょう。
ダイワから発売されている、ライトソルトウォーターゲーム用の小型スピニングリールです。
ギア比は5.2対1なので、ハンドル1巻きにつき68センチのラインを回収できるようになっています。
自重は200グラムと軽めで、最大ドラグ力は5.0キロです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3.0号を150メートル巻けます。
実際にフィールドで使ってみると、軽やかにハンドル・ローターとも回ってくれますから、軽めの仕掛けやルアーを操るのに向いている印象ですね。
キャスティングゲームでも穴釣りでも、しっかり対応できるでしょう。
ただし、穴釣りの場合はライトPEラインはやめて、モノフィラメントラインに切り換えるほうが、擦れに強くなります。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格に収まっているのがいいですね。
ドラグや締め込み気味にしておくと、穴釣りでバイトがあったときに潜られずに済むでしょう。
カサゴの締め方の特徴や方法、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、参考になりましたか?
釣り上げたカサゴをクーラーボックスへ入れる前に、活け締め作業をおこなうようにしてください。
水汲みバケツも持参しておくと、とても便利ですよ!
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