アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングゲームをしていて付けたイカを、そのまま持ち帰ろうとすると鮮度がどんどん落ちてしまいます。
当然あまり美味しくない状態で食べることになるので、ちょっともったいないですよね。
そこでおすすめなのが、ゲットしたイカをすぐにその場で締めること。
ここでは、その締め方や、締めるのにおすすめの便利グッズをご紹介します。
「締めるって神経を突いて一瞬で殺しちゃうことだよね、なんだか可哀想だな・・」
あっ、そう感じる人は、釣り上げて弱る前に、イカを海にリリースしてあげてください。
イカを食べない国の人が、イカ締め動画のコメント欄を炎上させている実例もありますから、無理に命を奪う必要はありませんよ。
エギングゲームなどで釣り上げたイカを、その場ですぐに締めることで、帰宅後美味しく食べることができます。
そのための下準備として、イカの締め方を確実におこなえるようになっておきたいですよね。
さまざまな方法があるのですが、まずは一般的なやり方から。
写真のような道具を用います。
「何だろう?先端が尖っていないね!」
これはイカを締めるときに使う、イカ締め道具の専用ピックです。
身の柔らかいイカを刺すものですから、先端は薄くて鋭いのですが凹んだ形状になっています。
この凹みで身をしっかりとらえて、ブスッ!と刺し込むわけです。
イカを専用ピックのような道具を使って刺す場合、どの部分を刺すのか知っておかなければなりません。
イカには急所が2ヵ所ありまして、そこを狙うようにします。
まず最初に刺すのは、眼球と胴体(エンペラの付いているほう)の付け根部分。
ここに専用ピックを45度の角度で刺し入れます。
そうすると一瞬で、胴体部分のみが真っ白に変色するでしょう。
次におこなうのが、2つの眼球の真ん中の部分に刺し入れること。
これで頭部から足にかけても真っ白に切り替わります。
イカの締め方で、道具を使わない方法もあります。
眼球と胴体の付け根部分に、自分の手を使ってチョップを振り下ろすというものですが、何だか黒いスミが飛び散りそうですよね。
それよりも確実に締めようとすれば、指先で同じ箇所を左右からしっかりつまみます。
それだけで胴体部分が真っ白に。
返すカタナで、親指の先で2つの眼球の真ん中をグイッと押し込むと、頭部の足も真っ白になります。
道具は先端が鋭いので、手や指にケガを負わないようにしてくださいね。
イカをうまく締めるのにおすすめの道具をご紹介しましょう。
まずは、前述のイカ締め専用ピックから。
数多くの釣具メーカーからリリースされているので、使いやすいデザインのものを選んでください。
ベルモントからリリースされている、イカ締め用のピックです。
全長120ミリで幅10ミリ、自重は15グラムと軽めに作られていますから携帯に便利ですね。
ステンレス磨き仕上げで、刺さりが良いのが特徴です。
ゲームベストのファスナー付きポケットなどに収納しておくと、不意に落としてしまうこともなく使いやすいでしょう。
ただし、先端がかなり鋭いので、キャップやカバーをしておくほうが安全に使うことができますよ。
シマノ(SHIMANO) Sephia スライドイカシメ CT-202I セフィアブラック 715500
シマノから発売中のイカ締め用ピック・スライドイカシメです。
グリップ内部に鋭利な先端の刃部分を収納するので、安全に保管できますよ。
ショルダーストラップやカラビナも付いていて、取り出して使いやすいのがいいですね。
引き伸ばしたときの全長は、17センチあります。
グリップ部分をしっかり握って、イカ締め作業をおこなうようにしましょう。
タカミヤから出ている、イカを確実に締められる専用の刃型を持ったイカ締めピックです。
それ以外にも、曲がってしまったエギのカンナ針を修正するためのカンナチューナーや、手をスミや粘液などで汚さないためのイカギャフが付いています。
釣ったイカをイカギャフでぶら下げて写真撮影!なんて使い方もできますよね。
ピック部分の素材はステンレスでサビに強く、長さは60ミリありますから扱いやすいでしょう。
これで実売価格が2千円を下回りますから、コスパ優秀なイカ関連アイテムといえますね。
冷凍するための食品などを入れておく際に便利なジップロックは、締めた後のイカを持ち運びするのに適しています。
しっかりとジッパー部分を閉めておくと、スミや粘液が漏れ出すことはありません。
イカを1杯ずつ保管することも、まとめて入れておくこともできますし、そのまま冷凍庫で凍らせてしまうのもいいかもしれませんね。
釣り場へ折り畳んで持参しておけば、大型サイズのイカを釣り上げても、持ち帰りで悩むことはなくなります。
もっと小さなサイズのジップロックもラインナップされていますから、自分の釣りスタイルに合わせて持ち歩くようにしましょう。
イカの締め方を詳しく取り上げましたが、いかがでしたか?
持ち帰って食べるつもりなら、必ず習得してもらいたいスキルですよね。
最初はすぐにイカが真っ白になりませんから、何度もプスプス刺し入れることになります。
その間に黒いスミまみれにされそうですが、それもイカ釣りの楽しみのひとつととらえてください。
お気に入りのシャツを洗濯しながら、次の釣行を企画するのも良い時間の過ごし方かもしれませんよ。
アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングテクニックを上達させるにはどうすればいいの?必ず覚えておきたいエギ活用法
ショアからのエギングをしている釣り人を見ていると、ロッドをシャクリまくっているケースによく出会います。 シャクリを入れるとは、水中のエギを上方へ引っ張り上げているということ。 …
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング