ルアーマチックのソルトルアー推奨モデルってどんなロッドなの？

シマノのロッド・ルアーマチックシリーズには、さまざまな種類が設けられています。

MB＝モバイルモデルやバス推奨モデル・トラウト推奨モデルのユーザーが、結構多いですが、今回注目するソルトルアー推奨モデルも、手にしている人はかなりいるでしょう。

どんなスペックに仕上がっているのか、おすすめの機種を挙げながらご紹介します。

ルアーマチックシリーズとは、シマノからリリースされている、ルアーキャスティングゲーム用のロッドのことです。

とても低価格な設定に抑えられているのが特徴的で、初心者アングラーが購入を検討しやすくなっています。

今回注目するのは、ルアーマチックの中のソルトルアー推奨モデル。

なんと、９種類もの機種がラインナップされているので、自分がやってみたいソルトウォーターゲーム用のものを、きっちり選べるでしょう。

アジングやメバリング、シーバスゲーム・エギングゲーム・ライトショアジギングゲームまで、選択肢の幅が広がっているのが嬉しいです。

ルアーマチックのソルトルアー推奨モデルのガイドには、全てFujiのOガイドリングが装備されています。

ブランクスは、センターカット2ピースで携行性が高く、専用のロッドケースが付いています。

それでは、おすすめのルアーマチック・ソルトルアー推奨モデルを3本ピックアップしてみましょう。

●おすすめのルアーマチック・ソルトルアー推奨モデル①S76UL

このスピニングロッドは、アジングやメバリングゲームを楽しむ際に、活用することができます。

特に、沖合いの潮目など叩く、フロートリグとの相性がバツグン。

ジグ単のような超軽量ワームリグにも対応しながら、フロートリグによるロングキャストも実践できるでしょう。

全長は、2.29mと、アジングをするにはやや長めのブランクスに仕上がっています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は117.5cm。

ウエイトは、88gと軽め。

ブランクスの先径は、1.2mm。

適合するルアーウエイトは、0.8gから12gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから6lbまでで、PEラインなら0.3号から0.8号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、85.7%なので、グラス素材の比率が高めです。

しなやかに曲がり込む作りですから、軽いルアーを遠くまで届けるのに向いています。

また、アジやメバル・メッキ・カマスなどのショートバイトを、弾いてしまわずに乗せることも得意でしょう。

まずはライトソルトウォーターゲームから始めてみたい人に、おすすめの1本といえそうです。

●おすすめのルアーマチック・ソルトルアー推奨モデル②S86ML

全長が8.6ftに設計されているスピニングロッドなので、シーバスゲームやエギングゲームを実践するのに向いています。

全長2.59mと、飛距離を伸ばしやすい長さのブランクスです。

2ピース仕様で、仕舞寸法は133.2cm。

ウエイトは、123gで、ブランクスの先径は、1.7mm。

適合するルアーウエイトは、6gから32g。

適合するエギサイズは、2.5号から3.5号。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでで、PEラインなら0.6号から1.5号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.7%になっています。

●おすすめのルアーマチック・ソルトルアー推奨モデル③S100MH

シリーズの中で最も長いブランクスを誇る、サーフゲームやライトショアジギングゲームを展開しやすいスピニングロッドです。

全長は、3.05mもあるので、遠くの地形変化やナブラ撃ちを実践してみましょう。

2ピース仕様で、仕舞寸法は156.8cmにまで縮まります。

ウエイトは、267g。

ブランクスの先径は、2.2mmと太め。

適合するルアーウエイトは、10gから52gで、メタルジグなら最大60gまで使えます。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lbから24lbまでで、PEラインなら1.0号から2.5号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95.3%に設計されています。

ルアーマチックシリーズに装着してみたくなる、おすすめのスピニングリールをご紹介しましょう。

まずは、アジング・メバリングゲーム用から。

番手は、2000番サイズ程度が、ベストマッチするでしょう。

次に、ライトショアジギングゲーム用をピックアップ。

番手は、4000番サイズ以上なら、イメージ通りのロングキャストを繰り出せるはずです。

シマノからリリースされている汎用型スピニングリール・ナスキーシリーズのラインナップから、C2000番サイズのハイギア仕様を選んでみました。

ギア比は6.0対1なので、ハンドル1巻きにつき79cmものラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力は2.0kgで、最大ドラグ力は3.0kg。

ウエイトは、210g。

スプール寸法は、直径/ストロークが42/12mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3lbを125m、PEラインなら0.6号を150m巻けます。

ハンドルアームの長さは、45mm。

ボールベアリングは、5個搭載されています。

実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで、カチッとした剛性が備わっているスピニングリールだと感じました。

ハンドルの巻き心地は滑らかで、ドラグの利きもじゅうぶん。

これならライトラインを駆使して、アジやメバルに対応しやすいでしょう。

実売価格は7千円台と、とても低価格な設定に抑えられているのが嬉しいです。

シマノから発売中の汎用型スピニングリール・ヴァンフォードシリーズのラインナップから、4000番サイズのエクストラハイギア仕様を選んでみました。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき101cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力は6.0kgで、最大ドラグ力は11.0kgに設定されています。

ウエイトは、215g。

ハンドルアームの長さは、57mm。

スプール寸法は、直径/ストロークが、52/19mm。

ラインキャパは、PEラインなら1.5号を320m、モノフィラメントラインなら4.0号を150m巻けます。

ボールベアリングは、7個搭載されています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて、ハンドルの巻き心地はスムーズに感じました。

ローター回転も滑らかなので、ラインスラックが発生してもすみやかに回収できるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

4000番サイズのスピニングリールが1台あれば、ライトショアジギングゲームはもちろん、サーフゲームやシーバスゲームなどにも転用することができます。

ルアーマチックのソルトルアー推奨モデルの特徴やおすすめ機種、マッチしそうなスピニングリールをご紹介しましたが、いかがでしたか？

これから海のルアーフィッシングを始めようと考えている人に、とてもマッチするロッドシリーズといえるでしょう。

ガイドに付着した浮きゴミや汚れは、その都度取り除いておくと、安定した飛距離を叩き出せるでしょう。