メバルって夏釣れないの?梅雨明けからのメバリング対処法
メバルは、秋の終わりごろから接岸してきて産卵シーズンを迎え、春を中心によく釣れる魚です。 その勢いは、雨の多い梅雨の時期が終わるころまで続きますが、本格的な夏になるとジク単など…
FISHING JAPAN 編集部メバルを釣るのによく使うルアーといえば、ジグヘッド+ストレート系ワームの組み合わせです。
いわゆるジグ単によるアプローチがメインになりますが、風が強かったり、近距離でアタリが出にくかったりしたら、お手上げの状態に。
それを解消してくれるのが、メバル用プラグ。
ここではおすすめのプラグをピックアップ、その特徴や使い方についてご紹介しましょう。
目次
メバルは、夜行性なので、夜の暗闇でもよく見えるカラーのプラグが効果的です。
ジグヘッド+ワームのジグ単も、カラーの選択は可能ですが、プラグのほうが表面積が大きいですから、シンプルに目立ちます。
つまり、メバルから見つけてもらいやすい!という点が、プラグのメリットといえるでしょう。
しかも、ジグ単よりも重いです。
重ければ、空気抵抗もなんのその、よく飛んでくれます。
広範囲を探れることになるので、メバルに遭遇する機会が一気に膨らむでしょう。
それを活かし切るために、プラグの泳がせ方は重要です。
ロングキャストして着水、フローティング仕様のプラグなら、そのまま浮かしておいてもメバルが寄ってくることがあります。
バイトに結び付かないようであれば、リールハンドルを回して、リトリーブをスタートさせましょう。
このとき、フローティングのペンシルベイトなら、ロッドワークを加えて首振りさせます。
そうすると、水面を強く攪拌することになり、より一層メバルに気づいてもらいやすいでしょう。
小魚っぽくアクションさせる必要は、あまりありません。
繊細に食わせたいなら、ジグ単に任せればいいのです。
プラグの場合は、その水押しの強さを最優先させて、メバルに存在を気づかせることにチカラを注ぎましょう。
それだけで、釣れる可能性はかなり高まりますから。
キャストしたプラグが、シンキング仕様のペンシルベイト=シンペンなら、スローなただ巻きリトリーブが効果的です。
ボディをロールさせながら、水面直下の表層をトレースしてくることで、メバルは気づいてくれるはず。
あとは追従してきてバイトするのを、じっくり待てばいいのです。
あまり素早くリトリーブしてしまうと、バイトの機会を奪ってしまうので注意してください。
メバルがよく釣れるおすすめのプラグは、ダイワからリリースされているシンペン・月下美人しらすJです。
ロングキャストして、やや沈めてからスローなただ巻きリトリーブでOKです。
扱いやすさが光る、とても完成度の高いメバル用プラグといえるでしょう。
ダイワ(DAIWA) 月下美人 しらすJ サクサス トレブル#14 55SS レッドグロー 55mm 07421106
メバル用プラグのシンペンで、外せないおすすめアイテムをもうひとつ。
同じくダイワからリリースされている、月下美人・澪示威シリーズの60Sです。
このプラグは、ウエイトが7.3gもあるので、かなり飛距離を伸ばせます。
逆風でも飛んでくれますから、メバルを探し出したいときに重宝します。
全長60mmと、大きなボディの割りには、テールスイングアクションは小さめ。
これなら追従してきたメバルが、カンタンに見切ってUターンしてしまうことは少なく、バイトの機会を増やせるでしょう。
ダイワ(DAIWA) シンキングペンシル 月下美人 澪示威60S トップバッター
メバル用プラグの中で、金属製ボディのシンキング仕様ルアーといえば、鉄板系バイブレーションルアーでしょう。
空気抵抗が小さいので、とても飛距離を伸ばすことができます。
またボトム付近の深いレンジから、中層・表層まで、幅広くカバーできるのも強みです。
ダイワの月下美人シリーズ・小鉄なら、3g・5g・7gの中からウエイトを選べるので、釣り場のシチュエーションに合わせてアプローチすることができます。
ただ巻きリトリーブは、スローでもスピーディーでも対応可能。
リフト&フォールでも誘えるので、食い付いてくるメバルも増えるでしょう。
ダイワ(DAIWA) 20 月下美人 小鉄 3g ケイムラホロシラス(2020モデル) ルアー
メバル用プラグをロングキャストして操るのに向いている、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。
ロッドは、ロングレングスなブランクスを採用したスピニングロッドがマッチします。
リールは、2000番サイズのスピニングリールに、0.4号前後のPEラインを巻いてアプローチしましょう。
ダイワからリリースされているメバリングゲーム用スピニングロッド・月下美人AIRシリーズのラインナップから、68L-Tを選んでみました。
ウエイトは47gと軽めで、全長は2.03mと長めブランクスに仕上がっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は105cmにまで縮まります。
これなら漁港や磯・コンクリート護岸などの釣り場へ持ち込みやすく、クルマへも積み込みやすいでしょう。
適合するルアーウエイトは、0.5gから8gまで。
結構重めのメバル用プラグでも、胴に乗せてロングキャストすることが可能です。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから4lbまでで、PEラインなら0.1号から0.4号まで使えます。
ブランクスの先径/元径は、1.1/8.4mmと細め。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.0%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてシャープな張りの備わったブランクスだと感じました。
負荷が掛かると、継目に関係なく美しいベンディングカーブを描いてくれます。
グリップは細身でコンパクトですから、手のひらで包み込んで、さまざまなロッドワークを繰り出せるようになっています。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
メバル用プラグをロングキャストして、ただ巻きリトリーブのスピードを変えながら誘いをかけてみるのに、ちょうどいいスピニングロッドといえそうです。
ダイワから発売されている汎用型の軽量スピニングリール・カルディアシリーズのラインナップから、2000番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.1対1なので、ハンドル1回転につき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gと軽め。
ラインキャパは、PEラインなら0.4号を200m、モノフィラメントラインなら2.5lbを200m巻けます。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは6個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて扱いやすく、剛性感も備わっていると感じました。
巻き心地が滑らかで、ローター回転もとてもスムーズです。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
2000番台のスピニングリールが1台あれば、メバリングはもちろん、アジングや淡水のトラウトゲームなどにも転用することができます。
ミノーやシンペンなどのプラグや、各種ワームリグを駆使しながら、さまざまなフィッシュイーターたちを釣り上げてみましょう。
PEラインの0.4号より細いものを使うアングラーが増えているので、ショックリーダーラインは確実に結べるように、練習しておきたいものです。
メバル用プラグの特徴やメリット、おすすめのアイテムや使ってみたいロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣り場は、季節や時間帯によって、状況が一変します。
それに対処できるように、メバル用プラグの扱いに慣れておきましょう。
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