ブリーカートッピー67Fは2024年新登場のハイレスポンス×ぶっ飛びペンシルポッパー!
広範囲をドッグウォークでテンポよく探るには、カンタンにアクションを発生できるレスポンスが、ルアーに求められます。 2024年ジャッカルからリリースされるトップウォータープラグ・ブリ…
FISHING JAPAN 編集部春の淡水エリアへ出向くと、岸際でゆっくり動いている小動物に出会います。
その正体は、カエル。
アカガエルやウシガエルなど、さまざまな種類が水に浸かっては陸上へ戻るのを繰り返しています。
それを捕食しようと狙っているのが、バスやナマズ・ライギョなどの大型魚たち。
この関係を上手く利用して、ビッグフィッシュを釣り上げることはできないでしょうか。
目次
冬眠明けの春のカエルは、あまり機敏に動こうとはしません。
もし釣り場で見かけたら、しばらくその場を離れないようにして、じっくり観察してみましょう。
まだ水温が低いからか、全身を水に浸けている状態のカエルは、ほとんど見かけません。
水辺ギリギリのところに身を置き、じっとしています。
エサになるような甲殻類、例えばカニの動線と重なっていますから、アカテガニが近づくと襲い掛かっていました。
虫の姿はまだあまり見かけないので、しばらくはカニを食べて過ごすつもりでしょうか。
とにかく水辺から離れようとしないので、カエルの存在に気づいたバスやナマズ・ライギョなどが、その近辺の水域に接近してきました。
これらを見渡せる位置にアングラーが立てば、バス・ナマズ・ライギョを釣ることができるはずです。
春の魚は産卵を控えているので、ビックサイズばかり。
これまでの実釣記録を塗り替えるようなビッグフィッシュを釣りたいなら、この時期のカエルパターンを活用しない手はないでしょう。
そこでカエルパターンにマッチした、おすすめのルアーをピックアップしてみます。
まず最初に挙げるのが、エラストマー素材で作られたカエルルアー・スクーパーフロッグです。
ボトムアップからリリースされている、バス釣り用のワームですが、耐久性が高くてなかなか千切れません。
小粒コンパクトなフォルムなので、バスやナマズならひと飲みで口の中に収まってしまうでしょう。
手足のクビレデザインが絶妙で、水に絡めるとまさに生きているカエルのように、伸縮を繰り返します。
単体でのウエイトが軽いので、4番サイズのオフセットフックを用いたダウンショットリグでキャストするのがおすすめ。
シンカーのウエイトを5g程度にすれば、ベイトタックルでアプローチすることが可能です。
岸際に置いて、水面を叩いたり、陸に上げたりを繰り返すと、沖合いからビッグフィッシュが様子を見に来てくれるでしょう。
時折水に浮かべることで、発生する波紋に生命感が宿ります。
イレギュラーな波立ちを繰り返せば、次の浸水の瞬間に豪快に襲われるはずです。
エラストマー素材には、高い浮力が備わっているので、シンカーには引っ張られるものの、ボトムへ沈んでしまうことはありません。
表層から中層でもがく姿が、より一層ビッグフィッシュの捕食本能を刺激するでしょう。
中空構造でソフトな素材のカエルルアーなら、フックがボディに沿って配置されているので、引っ掛かりにくいメリットがあります。
ダイワのスティーズ ポッパーフロッグJr.なら、草木で覆われている岸際カバーに、アプローチしやすいでしょう。
浮力が高いので、水面に浮かぶトップウォータールアーでもあります。
カバーに向けてキャストし、軽くスタックしたら、ロッドを動かして外しにかかってください。
あまりに強くロッドを振る必要はありません。
細かな振動をラインを通じて伝えながら、草木からポチャリ!と水面に落ちるようなアクションを発生させてください。
着水音が静かなほど、リアルなカエルに似てきます。
着水したらしばらく放置して、ビッグフィッシュが接近してくるのを待ってください。
バイトが無ければリールハンドルを回してルアーを回収、次のキャストを実施します。
基本的には、カバーの上や陸の上へ届けること。
そこから水面へ静かにダイブさせることで、釣れる確率は膨らんでいきます。
カエルそっくりのカラーバリエーションもいいのですが、ちょっと目立つ赤色やオレンジ色などが混じっているほうが、ビッグフィッシュの反応がいいかもしれません。
ダイワ(DAIWA) バス スティーズ ポッパーフロッグJr. スイカ ルアー
水面に浮かぶトップウォータールアーで、カエルの動きを演じることもできます。
シンプルな卵型のボディに、オリジナルの金属製カップが付いた、ジッターバグを活用してみましょう。
アメリカ産のこのルアー、ウエイトがじゅうぶん与えられているので、普通のベイトタックルでキャストしやすいです。
岸際にキャストして、そのまま沖に離してしまうのではなく、岸と平行に泳がせてみましょう。
つまり、岸際を舐めるようにしてノタノタとスローに移動させるのです。
発生する波は大きめなので、岸際の水面はかなり強く攪拌されます。
それが冬眠から覚めたカエルによるものと勘違いしたビッグフィッシゅが、猛然と間を詰めてくるかもしれません。
ジツターバグは、止めて誘うこともできますが、基本的にはただ巻きリトリーブで移動し続けるのが効果的。
等速であるほど、無防備な感じが増し、ビッグフィッシュに襲うスキを与えていることになります。
特にナマズは、ジッターバグが奏でるカポカポ音が大好き。
カエルの鳴き声とは似ても似つきませんが、集魚効果は高そうです。
おすすめのカラーバリエーションは、やはり緑色に黒斑点の混じったフロッグカラーでしょうか。
黒の単色や白色も、試してみるとよく釣れました。
魚種によって好みが分かれる可能性もあるので、いろいろ試してみるほうが楽しいでしょう。
カエルそっくりのワームといえば、ジャッカルからリリースされている、クローンフロッグが挙げられるでしょう。
1/0番サイズのオフセットフックを装着して、ノーシンカーリグでキャストすれば、まさにカエルにしか見えません。
ハリ先をワームボディに刺して隠しておくと、引っ掛かりトラブルも防ぐことができます。
水面に浮かぶように設計されているので、カエルのようにゆらゆらと泳がせましょう。
また陸の上に乗せてから、水へダイブさせることも可能です。
太いラインを用いれば、木の枝に引っ掛けてぶら下げ、上下に動かして水面を叩くこともできます。
いわゆる提灯釣りを実践することで、バス・ナマズ・ライギョを効果的に引き寄せられるでしょう。
ラインが擦れる釣り方なので、20lb前後のナイロンラインでおこなうようにしてください。
おすすめのカラーバリエーションは、リアルな緑色をベースに、茶褐色や黒色が混じったものがいいでしょう。
実はピンク系もビッグフィッシュには魅力的に見えるらしく、実績は高いです。
オフセットフックのハリ先は常に確認して、もし鈍っているようなら新しいフックに交換してください。
ワイドゲイブタイプのほうが、フッキングレスポンスはアップするかもしれません。
早アワセは禁物で、バイトの水柱が上がってもフッキングせず、ラインが走り出してからロッドを振り上げるようにしましょう。
冬眠明けの春カエルの特徴や、おすすめのルアー&ワームをご紹介しましたが、いかがでしたか?
もっと水温が上がると、他の小動物の姿も見かけるようになります。
それまではこのカエルパターンを信じて、さまざまな釣り場でアプローチしてみてください。
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