モアザン スライの実釣インプレ特集!シーバスを水面直下で誘ってみよう
水面直下から水上を行き来しながら、集魚効果の高いV字波を引き起こせるルアーといえば、フローティングミノーが挙げられます。
ダイワのモアザン スライなら、アングラーのイメージ通りにスイミングさせることができるでしょう。
その特徴や実釣インプレを、詳しくご紹介します。
目次
モアザン スライってどんなルアーなの?
モアザン スライとは、ダイワから発売中の人気フローティングミノーのことです。
細身でリップが見当たらないのが特徴で、キャスしてリトリーブをおこなっても、水深50cmにも到達していない状態が続きます。
いわゆる水面直下でモゾモゾアクションを繰り返す感じですから、上を見上げているシーバスやチヌ・キビレなどのターゲットになりやすいでしょう。
ボディ内部には、重心移動システムを搭載しているので、飛びはしっかりと伸びるようになっています。
ボディの種類は、2タイプ用意されていて、95Fが全長95mm・ウエイト6.8g、110Fが全長110mm・ウエイト14.2gです。
当然110Fのほうがよく飛びますから、逆風のときなどに活用したいところです。
フックは、95Fが8番サイズ、110Fが6番サイズのトレブルフックを3つ搭載しています。
モアザン スライは、カタチがバチ抜けのゴカイやイソメに似ているので、その季節オンリーのルアーなのかな?と勘違いしてしまう人もいるでしょう。
実際にフィールドで使ってみると、オールシーズン活用できることが分かりました。
水面直下には、ハクやその他の稚魚も数多く泳いでいます。
そして何より、水面直下で捕食がおこなわれるケースが多く、水が強く乱れるのがマッチするレンジなのです。
モアザン スライを使って、意図的に水面直下を乱すことが、シーバスを引き付ける要因となるでしょう。
つまり、モアザン スライが捕食対象に似ているから食い付く!に頼るのではなく、モアザン スライで釣れる環境を構築する!ことにチカラを注ぐのがキモといえそうです。
モアザン スライで干潟エリアを探ってみた!
モアザン スライを実際にキャストした場所として、最初にピックアップするのは、干潟です。
水深が常に浅く、満潮時にのみ水没するようなところに出向いてみました。
潮が満ちて来るのに合わせて、シーバスが入ってくることになります。
当然ミオ筋などの深場からの移動になるので、カケアガリのような地形変化のある干潟側に、モアザン スライを投入しました。
着水してしばらくステイ、波紋が消えてからリトリーブをスタートします。
モアザン スライの口部分に正面からの水流が当たり、引き波がV字形になって広がっていきます。
その一端が干潟から顔を出している藻や牡蠣殻などと接触し、細かく割れていきます。
V字形の波で、地形変化をトレースしていくイメージでしょうか。
そういう細かな波の割れ・崩れが、より細分化された波を生み出し、水面を上下に揺らします。
シーバスは波による変化をとらえ、その発生源であるモアザン スライを追従し、浅いエリア側でバイトしてきました。
ついばむような弱めのバイトではなく、しっかりと食い込む強めのバイトです。
フッキング動作をおこなってから、確実にランディングすることができました。
市街地河川にあけるモアザン スライの実釣インプレ!
モアザン スライを干潟より上流の、市街地を流れる護岸エリアでキャストしてみました。
水路のような川幅で、水深は深いところで2.5mほど。
岸際に着水させてから、岸際を離れないようにスローリトリーブを敢行しました。
岸際の護岸に当たって跳ね返ってきた波に、モアザン スライが乗り上げて揺れています。
大きくバランスを崩すことなく、波間に揺れているとき、突き上げるようなバイトが発生しました。
正体がシーバスの場合と、チヌ・キビレの場合が、半々です。
シーバスはサイズが大きめで、チヌ・キビレは30cm前後がひんぱんに掛かりました。
スローリトリーブからスピードをアップすると、モアザン スライは左右にボディを揺らすようになります。
そういうアクションと、スローリトリーブ時のアクションを織り交ぜながら使っていくと、バイト数はもっと伸びるでしょう。
モアザン スライをキャストするのにおすすめのロッドを選んでみた!
モアザン スライをキャストしてスローリトリーブするのに適している、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。
ダイワ(DAIWA) シーバスロッド ラテオ モバイル 86ML-4 釣り竿
- 最安値価格
- ¥22,330(Yahoo!)
ダイワからリリースされているシーバスゲーム用スピニングロッド・ラテオモバイルの中から、86ML-4を選んでみました。
適合ルアーウエイトが、7gから35gまでなので、モアザン スライの95Fも110Fも使えるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
モアザン スライを駆使してシーバスを水面直下に引き寄せよう!
モアザン スライの特徴や使い方・実釣インプレや、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
水面直下を丁寧に時間をかけて探るのに、ベストマッチなミノーといえるでしょう。
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