ノリーズのフカベイトをフィールドで使ってみた!実釣インプレ特集
ノリーズのフカベイトは、発売開始から人気の衰えないハンドメイドトップウォータープラグです。 縦方向に水面を押すアクションを発生させて、独特の波動を作り出すのが特徴。 実際にフ…
FISHING JAPAN 編集部スピナーベイトやクランクベイト・ワームなど、人気のルアーアイテムを豊富にリリースしているのが、田辺哲男さん主宰のメーカー・ノリーズです。
今回注目するのは、ノリーズのトップウォータールアー。
魚を広範囲から引き付けるチカラが強いといわれていて、ヘビーユーザーも多いとのこと。
実際にフィールドで使ってみて、その実力や使い方をチェックしてみましょう。
目次
ノリーズのトップウォータールアーとは、バスに対する誘いと食わせを、両方とも使い手の意図で発動することが可能なフローティングプラグのことです。
素材には、ウッドやプラスチック樹脂が使われていて、強弱の波動を出すものや、羽根モノ・ポッパーなどがラインナップされています。
それらの中からおすすめのアイテムをピックアップし、実際にフィールドで使ってみました。
有効な使い方について、分かりやすくご紹介しましょう。
●ノリーズのおすすめトップウォータールアー①ウォッシャークローラー
ウッドボディで、ウエイトは30gですから、しっかりと水に絡む羽根モノ系ルアーといえるでしょう。
各部の金属製パーツは、剛性が高く、少々カバーなどにぶつけても変形しません。
積極的にキャスト数を増やしていくことにつながり、当然釣れる魚の数も比例して拡大していきます。
使い方は、ただ巻きリトリーブが基本。
左右の羽根パーツが、上から下へ向けて水面を叩き切るアクションを実践。
その都度水は割れ、動き、水中のバスに刺激を与えてくれます。
ただ巻きリトリーブ以外なら、もっと移動距離を短くするアプローチはいかがでしょう。
すなわち、ロッドを立てて細かくシェイクし、その微振動でウォッシャークローラーをほぼ定点アクションさせるのです。
左右に開いた羽根パーツが、水をつかんで制動をかけてくれます。
まるで落水した昆虫のように、水面でもがいて暴れている感じに見えます。
ウエイトが30gもありますから、きっちり水面にめり込んだ状態での微振動に。
弱々しい生き物を丁寧に表現し、バイトにつなげたい人にベストマッチなトップウォータールアーといえそうです。
またウォッシャークローラーの最後尾にも注目してください。
金属製の回転プロップが、ひとつ付いています。
この回転により、ウォッシャークローラーが作り出した波動を、きっちり切っていく作業ができます。
切られた波動は、そこでより細かな水面の変化に切り換わり、タフコンディションで口を使いにくくなったバスをも、強烈に惹き付けてくれるでしょう。
釣り場では、よりスローにリトリーブして、波動を回転プロップでカットしてみました。
細かく波打つ水面に、バスが突然突き出してきて、豪快にリアフックに噛み付いたシーンは、迫力あり過ぎ。
ロッドを立ててブランクスを曲げた状態をキープしながら、無事にランディングすることができました。
ウォッシャークローラーについて補足すると、かなり水深の深い場所でも、バスを引き上げてバイトに持ち込めるパワーが備わっているといえます。
リザーバーの垂直岩盤エリアで、岩盤に羽根パーツを接触させながらただ巻きリトリーブをおこなっていたとき、ビッグサイズのバスがロケットを打ち上げたかのように、深場から突き上げてきました。
その勢いでウォッシャークローラーは跳ね飛ばされたのですが、そのままただ巻きリトリーブを続けると、後追いしてきてしっかり噛み付いたのです。
ミスバイトがあったぐらいでは諦めずに、そのままリトリーブを続けることをおすすめします。
●ノリーズのおすすめトップウォータールアー②タフバグビッグ
もうひとつノリーズのトップウォータールアーの中から、おすすめのアイテムを取り上げましょう。
その名は、タフバグビッグ。
全長81mmで、ウエイトはなんと17.4gも与えられています。
バス釣り用のポッパーにしては、大きめで重め。
そのおかげで、キャスタビリティはとても良好になり、イメージしていた飛距離を超えるケースが多々あります。
またアクションの際に、しっかりと水に絡むアクションが発生。
むやみに水面から飛び出してしまうようなことはなく、追従してきたバスが諦めてUターンすることは少なく感じました。
ノリーズ(Nories) タフバグビッグ 80 395LH レイヤードホロ生オイカワ
ノリーズのトップウォータールアーをキャストしてリトリーブするのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
特にウォッシャークローラーを操作するには、MHパワー以上のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。
ベイトリールは、16lb以上のモノフィラメントラインをたくさん巻けるベイトリールがいいでしょう。
シマノ(SHIMANO) フリースタイルロッド 20 ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 1603RS-5 ベイトモデル (SiCリングガイド)
シマノからリリースされているマルチピース系のベイトロッド・ワールドシャウラのドリームツアーエディションシリーズの中から、1603RS-5を選んでみました。
全長は1.82mと、操作しやすいショートレングスなブランクスに設計されています。
継数は5本なので、仕舞寸法はなんと42.4cmにまで縮まります。
これならクルマに積んでおいても邪魔になりませんし、いつでもどこでも取り出して、釣りを始められるでしょう。
ウエイトは117gと軽めで、ブランクスの先径は1.9mmです。
適合するルアーウェイトは、10gから40gまで。
適合するラインは、PEラインなら最大3号までで、モノフィラメントラインなら14lbから30lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%に設計されています。
実際に継いで振ってみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっていると感じました。
負荷に対しては、しっかり曲がろうとするので、バスのバイトを弾いてしまうほどの張りではありません。
実売価格は7万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
仕舞寸法がかなりコンパクトサイズなので、旅行の際にカバンへ入れて持ち運びすることも可能です。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス スコーピオンDC 2021 150HG RIGHT バス釣り
シマノから発売中のDCブレーキ搭載ベイトリール・スコーピオンDCシリーズの中から、ハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は7.4対1なので、ハンドル1回転につき79cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは215g。
スプール寸法は直径が34mmで、幅が25mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、ロープロファイルデザイン系ベイトリールですから、とてもパーミングしやすく感じました。
クラッチのキレに剛性感があり、ブレーキの利きも良く、バックラッシュトラブルを効率よく抑えられます。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ノリーズのトップウォータールアーの特徴や使い方、おすすめのアイテム&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
岸際のカバー周りや、沖合いのブレイクライン沿いなど、さまざまなポイントへルアーを届けて、丁寧にリトリーブしてみましょう。
いきなり豪快にバイトしてきますから、すぐに強くフッキングせずに、ラインが張るまで待ってみてください。
張った状態でロッドを振り、リールハンドルを回すのを止めないようにして、バスをランディングしましょう。
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