ちょい投げ釣りをワームで楽しみたい!釣り方+おすすめタックル特集
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FISHING JAPAN 編集部ボートデッキからのキャスティングゲームでも、ショアからのキャスティングゲームでも人気が高いのが、大型フィッシュイーターであるシイラです。
いったいどんな魚なのか、その特徴や釣り方、そして美味しい食べ方+レシピをご紹介しましょう。
目次
シイラとは、スズキ目シイラ科に属している海水魚のことです。
世界各地の温暖な水域に生息しているので、ルアーキャスティングゲームの対象魚として、とても人気が高いのが特徴になっています。
体長は、成長すると2mを超える大型魚です。
孵化して1年で40cm程度にまで大きくなり、2年経てば60cmから70cmにはなるでしょうか。
1mを超えてくるのは、5年経過してからで、そのサイズになると引きもバツグンに。
表層で積極的にルアーを追いかけるようになるので、トップウォータールアーでスピーディーに誘うのが、シイラの釣り方の定番です。
シイラの画像をよく見てください。
その体形は、扁平なカタチをしていて、頭の部分が幅広です。
そこから最後尾にかけて、徐々に細くなっていくのは、とても個性的といえるでしょう。
シイラのオスは、その額が成長するにつれて盛り上がってきます。
体の色は、背中側が青っぽく、素鬼面が金色から黄色に輝いて見えます。
警戒すると、金色が強めになり、死んでしまったら黒色を帯びた状態に変わっていきます。
もしルアーをキャストして、釣り上げる前にバラしてしまうと、金色の警戒色状態にシイラを放つことに。
この警戒色を見た周辺のシイラは、一斉に釣りにくくなってしまうので、バラシは禁物だと認識してください。
シイラは、日本では南側の沿岸・沖合いなど、暖流の絡む場所で発見することができます。
水深でいえば、5m前後の表層付近に群れの状態で泳いでいるので、1匹釣れたら同じ水域で連続して釣れると考えてください。
浮きゴミやブイ・漁礁などに付く習性も持っていますから、沖合いに浮いているものを見つけたら、その周辺を丁寧に探ることが重要です。
掛かったら一気に走り出すので、かなりエキサイティングな釣りになるのは間違いありません。
剛性・耐久性のあるタックルを選び、ロングキャストを繰り返せるセッティングを心がけましょう。
獲れたてのシイラは、きっと美味しく食したいですよね。
切り身にすると、真っ赤ではないけれど、淡い桜色が特徴で美味しそうです。
シイラの料理方法の一つとして、鮮度が抜群ならば刺身にするのがお勧めです。
シイラはすぐに鮮度が落ちますので、早めに刺身にすることが大切です。
ただ、シイラの体を覆う皮には、様々な菌が存在する可能性があります。
このため、腹痛などを引き起こすこともあるので、シイラを調理する際には、皮付きのままさばくまな板と刺身にまで仕上げるまな板を変えるぐらいの注意が必要かもしれません。
刺身以外の料理法としては、ムニエルやホイル焼き、フライなどがお勧めです。
食材中毒が心配な方は、やはり生で食べるのは避け、しっかりと火を通して食べることをおすすめします。
シイラのキャスティングゲームで効果的な、おすすめのルアーを取り上げてみましょう。
ボートデッキからのオフショアキャスティングでは、170mm前後のフローティングペンシルベイトに実績があります。
ヒラマサを釣っているときにシイラがバイトしてくることが多いので、ヒラマサ用に製作されたフローティングペンシルベイトをロングキャストしてみましょう。
ショアからのキャスティングゲームなら、130mm以上のフローティングポッパーが効きます。
定番アイテムとしては、ヤマリアからリリースされているポップクイーンのF130がおすすめ。
ロングキャストしやすく、着水した水面でのアピール度はバツグン。
しっかりロッドワークをおこなって、強めのスプラッシュを発生させてください。
視認性の高いカラーのほうが扱いやすいですが、フローティングポッパーに関してはこのスプラッシュを起こせますから、位置確認はすぐに済むでしょう。
ヤマシタ(YAMASHITA) ポッパー ポップクイーン F130 130mm 40g イワシ B01H ルアー
シイラをショアからのキャスティングゲームで狙うのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、9ft以上の長さを持ったMからMHパワーブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、4000番から6000番サイズのスピニングリールなら、じゅうぶん対応できるでしょう。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S100MH シーバス ショアキャスティング
シマノから発売中のルアーキャスティングゲーム用スピニングロッド・ムーンショットシリーズの中から、S100MHを選んでみました。
全長は3.05mと長めブランクスなので、飛距離を伸ばすのに好都合です。
継数は2本ですから、仕舞寸法は156.0cmにまで縮まります。
ウエイトは185gで、ブランクスの先径は1.9mm。
適合するルアーウエイトは、最大で52gまで。
適合するラインは、PEラインなら1号から2.5号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.8%に設計されています。
実際に手に取ってみると、長さの割りに軽く仕上がっているという印象を持ちました。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しの良いキャスティングを繰り返せるでしょう。
グリップ周辺は細身シェイプなので、しっかり握ってシイラの激しい引きに耐えられそうです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
ショアからのキャスティングゲーム用に初めての1本を揃えるなら、ムーンショットシリーズからスタートしていいのではないでしょうか。
シーバスゲームやサーフヒラメゲーム・ライトショアジギングゲームなどに転用することも可能なので、汎用性の高いスピニングロッドとして活躍してくれるはずです。
シマノからリリースされている軽量スピニングリール・ヴァンフォードシリーズの中から、C5000番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき101cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は6.0kgで、最大ドラグ力は11.0kg。
ウエイトは、なんと220gしかありませんから、長い時間キャストを続けてもさほど疲れないでしょう。
ハンドルの長さは57mmで、スプール寸法は直径が52mm、ストロークが19mmです。
ラインキャパは、PEラインなら2号を300m巻けます。
モノフィラメントラインなら5号を150m巻くことができるようになっています。
ボールベアリングは、7個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて滑らかな巻き心地を体感できました。
ローター回転もスムーズなので、ラインスラックが発生しても速やかに回収できるはずです。
実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
シイラという魚の特徴や釣り方・食べ方レシピ・おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ショアから狙える釣り場としては、沖の一文字などの防波堤が挙げられるでしょう。
外洋に面した防波堤をあちこち巡りながら、シイラの魚影を探してください。
キャスティングゲームを実施しているアングラーを見つけたら、気軽に声をかけてコミュニケーションを取り、シイラの情報を仕入れてみましょう。
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