シーバスのバイブレーションルアー特集!使い方やおすすめタックル
シーバスゲームを楽しむ際に重要なのは、居場所の目星をつけてからアプローチを開始することです。 ここかな?と絞り込んだら、シーバスの反応を確かめるために、さまざまなルアーを投入し…
FISHING JAPAN 編集部
日本各地のランカーシーバスや、九州エリアのサーフから狙うオオニベなど、大型魚はいたるところに潜んでいます。
そのそばへロングキャストで届けたり、強烈な引きに耐えながらランディングに持ち込むには、よく飛んで頑丈なルアーが不可欠。
2022年秋にDUOからリリースのタイドミノーゴースト170Fなら、じゅうぶん対処可能なスペックを持っているでしょう。
詳しい特徴や使い方について、じっくりご紹介します。
目次
タイドミノーゴースト170Fとは、2022年DUOからリリースされた、ソルトウォーターゲーム用フローティングミノーのことです。
全長は170mmと大きめで、ウエイトはなんと46gに達しています。
これなら他のミノーでは難しかった遠くのポイントを、しっかりととらえることができるでしょう。
ボディは、肉厚なプラスチック樹脂で構築されているので、強い衝撃が掛かっても耐えられるように出来ています。
シーバスゲームをしていると、ルアー内部に知らぬ間に水が入っていることがありますが、これはシーバスの強烈なバイトによって、割れが発生したことによるもの。
そういうトラブルを抑え込むには、肉厚ボディにするのが最も有効でしょう。
安心してキャストを繰り返せるので、手返しのいいアプローチを続けることにもつながります。
また標準で装備されているトレブルフックもスプリットリングも、太軸のものが選ばれています。
トレブルフックのサイズは、1/0番。
かなり大きめなので、巨大魚の引きに耐え続けるのに適しています。
実際に1mクラスのヒラスズキと格闘した経験がありますが、まるで丸太に根掛かりしたような、ズシンと重い引きを最初に感じます。
そこから一気に走り出すのですから、トレブルフックに掛かる負荷は相当なもの。
ベント部分が開く状態にまで引き伸ばされて、最終的にはバラシてしまいました。
そんな経験を二度としたくないと思っているアングラーなら、この太軸トレブルフック仕様は、とてもありがたいと感じるはずです。
タイドミノーゴースト170Fには、ボディ内部に重心移動システム=D -バレットシステムを搭載しています。
これはDUOオリジナルのシステムで、磁着可能な高比重タングステンウエイトを活用し、その中心部分を摩擦を抑えたスムースシャフトが貫いています。
シャフトがレールの役割を果たしていて、一瞬で最後尾までウエイトが移動することに。
着水したらすぐに腹部のほうへ戻って来て、マグキャップ構造になっている磁石にくっ付きます。
キャップはタングステンウエイトを安定させ、トゥイッチやジャークなどのロッドワークを加えても、カンタンには外れないでしょう。
低重心な位置で固定される磁着タングステンウエイトが、キレのあるアクション+ベースとなるロールアクションを引き出してくれます。
荒れた天候で逆風に見舞われても、きっちりと飛距離を伸ばせるなら、巨大魚を誘い出せるかもしれません。
タイドミノーゴースト170Fには、全部で10種類のカラーバリエーションが用意されています。
●CBA0607 チャートキャンディーコノシロOBカラー
●CHH0573 クリアベイトカラー
●CLA0602 クリアピンクヘッドチャートカラー
●CPB0054 玄海イワシカラー
●CPA0645 コノシロバーニングゴールドカラー
●CSA0617 UV銀ピカコノシロカラー
●ACC0170 パールチャートOBⅡカラー
●ACC0597 マットチャートコノシロカラー
●ACC0644 チャートコノシロBBカラー
●ACC0647 パールレッドヘッドコノシロカラー
大きなベイトフィッシュとして知られているコノシロをベースにした配色が多く、巨大魚を狙うには丁度いいといえそうです。
実績の高いチャート系配色からラインに結んでみて、魚の反応をチェックすることから始めましょう。
それではタイドミノーゴースト170Fをロングキャストしてリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、長めブランクスのスピニングロッドがマッチします。
サーフゲーム用やショアジギングゲーム用に製作されているものを転用するのも、面白いかもしれません。
リールは、4000番以上のサイズのスピニングリールを装着すれば、ラインのストック量が足りるでしょう。
シマノ(SHIMANO) ロッド 20 コルトスナイパー XR S96MH ショアキャスティング スタンダード 沖堤 サーフ ゴロタ浜 地磯 沖磯
シマノのコルトスナイパーXRシリーズの中から、9.6ftのMHパワーブランクスのものを選んでみました。
全長は2.90mで、継数は2本になっています。
仕舞寸法は、149.5cmにまで縮まります。
ウエイトは307gで、先径は2.3mmと太め。
適合するルアーウエイトは、最大で70gまでですから、タイドミノーゴースト170Fをフルキャストするのに適しているでしょう。
適合するラインは、PEラインなら最大で4.0号まで操れます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.1%に設定されています。
実際に手に取ってみると、さほど持ち重り感をあるわけではなく、振り抜きやすいシャープさが備わっている印象を受けました。
ガイドにはラインが絡まりにくく、グリップ周りは細身で握り込みやすいでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ショアジギングゲーム用のスピニングロッドなので、当然メタルジグのキャストにも向いていますから、上手くタイドミノーゴースト170Fとローテーションしてみましょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ストラディックSW 4000HG ライトショアジギング プラッギング オフショアキャスティング サーフ 青物
巨大魚を狙うならSWタイプのスピニングリールで、6000番ぐらいまでは検討するほうがいいでしょう。
こちらは4000番モデルなので、手軽にキャストを繰り返すのに適しています。
ギア比は5.8対1ですから、ハンドル1巻きにつき95cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は6.0kgで、最大ドラグ力は11.0kgです。
ウエイトは300gで、ハンドルの長さは57mm。
スプール寸法は、直径が52mmでストロークが19mmに設計されています。
ラインキャパは、PEラインなら2.0号を240m巻けます。
ボールベアリングは、6個搭載しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかな巻き心地をキープすることができます。
ローター回転もスムーズで力強く、掛かった魚との対峙を有利に運べるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
標準で装備されているラウンドノブはとても握りやすく、チカラを込めてゴリ巻きすることも可能でしょう。
タイドミノーゴースト170Fの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
メーカー希望販売価格は、3,278円です。
巨大魚らしき魚影にラインを切られた経験があるなら、ぜひこのタイドミノーゴースト170Fを携えて再挑戦してみましょう。
ランディングの必要なネットやフィッシュグリップは、事前に足元へ置いて準備しておくことをおすすめします。
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