ノイジーってどんなルアーなの?特徴やおすすめルアーをピックアップ
バス釣り用のルアーには、たくさんの種類が存在します。 中でも使って楽しいのが、トップウォーターカテゴリーのノイジー。 いったいどんなルアーなのか、その特徴やおすすめアイテムを…
FISHING JAPAN 編集部1996年から約4年間、月刊コロコロコミックに連載された漫画・グランダー武蔵は、若い世代をバス釣りの世界へ導くパワーに溢れていました。
アニメ化されて人気は拡大、バンダイと村田基さんによって製品となったルアーは独創的で、収集した人も多かったのではないでしょうか。
近年復刻版がリリースされたところを見ると、当時子供だった世代が、楽しかったバス釣りに思いを馳せているのかもしれません。
ここでは、バス釣りの魅力やルアー釣りの面白さについてご紹介します。
目次
グランダー武蔵ルアーが市場に並んだ当時、ルックスがやおもちゃっぽかったので、一部のアングラーからは拒否反応があったのを記憶しています。
こんなのルアーじゃない!なんて辛辣な意見を述べている人がいましたが、そういうのはバスにとっては関係ありません。
実際にラインに結んでキャストしてみると、ステディリトリーブに対してきっちりアクションを起こしてくれます。
配色が派手なものが多かったので、フィールドではよく目立ってくれました。
特にメッキ系やゴールド系カラーのアピール度は素晴らしく、この存在に気づかないバスは居なかったように感じます。
着水音は静かですから、キャストするポイントやタイミングを間違えなければ、じゅうぶんルアーとして機能してくれました。
フックアイのヒートンが抜けてしまうようなトラブルは皆無でしたが、塗装が剥がれやすかったのは否めません。
でもそれも、バスをたくさん振り抜かせて食わせた証しですから、アングラーにとっては勲章でしょう。
こういう体験から、本格的にバス釣りをやってみよう!と心に決めた人、結構多かったのではないでしょうか。
ルアーをラインに結んでキャストし、リトリーブしながらバスを誘えば、ルアーの強さ・奥深さとこの釣り方の面白さを体感することができます。
釣具店に出向いてロッドやリールを新調し、楽しかったバス釣りをもう一度突き詰めてみましょう。
グランダー武蔵をきっかけにして始めたバス釣り、その基本は、ルアーを正確にキャストすることがベースとなります。
スピニングリールを用いて、スピニングロッドを使いこなせれば、軽めのルアーでも遠くまで飛ばせるようになるでしょう。
ベイトリールを用いたベイトタックルは、それからでもじゅうぶん対応できます。
まずは、2500番程度のサイズのスピニングリールと、自分の身長程度の長さを持ったスピニングロッドを揃えてみてください。
スピニングリールに巻くラインは、モノフィラメントラインの6lb前後なら扱いやすいでしょう。
流行りのPEラインを巻くと、先端にショックリーダーラインを結ばなければならなくなります。
結び方を習得するつもりなら、その選択もアリですが、手軽にキャストを始めたいなら、モノフィラメントラインを通しで使うほうが便利かもしれません。
用意するべきルアーは、10gほどのミノーが理想的です。
その細身な形状は、明らかに小さい魚を思わせる雰囲気が出ています。
バスは、細長い獲物を好む傾向があるため、ミノーを投げ入れて水上に浮かべているだけでも釣れることがあります。
キャスティングは、広い範囲を探るために、遠投が原則です。
それでもバスの反応が得られなければ、岸辺のカバーや沖合の地形変化を一つ一つ慎重に狙いましょう。
続いてライズして水面を揺らすバスが見られますから、新たに出現した波へ向けてミノーを投げ入れるのも良い選択です。
グランダー武蔵ルアーを用意しているなら、それを投げ入れてみるのも楽しいはずです。
前述の軽量ミノーをロングキャストするのに向いている、おすすめのスピニングタックルをご紹介しましょう。
長さ6ft台のスピニングロッドは、MLパワー前後のブランクスであれば扱いやすいです。
リールは、2500番程度のスピニングリールを装着してください。
シマノからリリースされているスコーピオンシリーズの中から、2651R-2を選んでみました。
全長は1.98mなので、取り回ししやすくなっています。
継数は2本で、仕舞寸法は130.0cmにまで縮まります。
クルマへの積み込みはカンタンにおこなえますし、釣り場への持ち込みも楽でしょう。
ウエイトは117gと軽めで、先径は1.6mmとやや細目。
適合するルアーウェイトは5gから15gですから、軽量ミノーからグランダー武蔵ルアーまで、きっちりカバーできます。
適合ラインは、モノフィラメントラインなら5lbから12lbまで。
グリップの長さは231mmで、ブランクスはレギュラーテーパー。
カーボン素材の含有率は、98.7%になっています。
実際に手に取って振ってみると、ビシッとした張りがありつつも、負荷が掛かればしなやかに曲がり込んでくれます。
これならバスがショートバイトしてきても、弾いて乗らないような展開にはなりにくいでしょう。
実売価格は2万円と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ガイドはラインが抜けやすく引っ掛かりにくい仕上がりなので、安心してロッドを振り切れるイメージを持ちました。
ベリーからバットにかけて、じゅうぶんな張りが備わっているので、強めのフッキングをおこなってもだいじょうぶでしょう。
水面までバスを浮かせることができたら、素早くランディングに持ち込んでくたさい。
2022年にリリースされたシマノのサハラシリーズの中から、2500番のハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転させると91cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを100m巻けます。
ウエイトは240gで、ハンドルの長さは55mm。
ボールベアリングは、4個搭載しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、滑らかな巻き心地を体感できます。
安定した回転は、リトリーブの際に高い集中力を生んでくれるきっかけになるでしょう。
ローター回転も軽やかなので、発生した糸フケをスムーズに回収して、ルアーにキレのあるアクションを与えることができます。
実売価格は7千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
2500番サイズなら、バス釣り以外の釣り方にもじゅうぶん転用可能です。
例えば、ソルトウォーターゲームのエキング。
エギをロングキャストしてボトムを取り、アオリイカやコウイカを丁寧に誘ってみましょう。
その段階でPEラインの使用にチャレンジできますから、ショックリーダーラインの結び方も習得してみてください。
バス釣りのアプローチ方法や、おすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
グランダー武蔵世代がもう一度バス釣りにハマるなら、次世代のアングラーもそれに続いてくれるかもしれません。
シンプルにアプローチすることでルアー釣りの魅力を体感し、また池や湖・河川・水路などに足しげく通ってみましょう。
アウトドアキャンプなどと兼ねて楽しむようにすると、自然を満喫しながら休日を過ごせるかもしれません。
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