ルアーケースの選び方!ルアーの持ち運びをカンタンにしたい
フックの付いたルアーの持ち運びは、意外と手間のかかる作業になります。
指などに刺さった大変ですから安全最優先で保管しつつ、取り出しの利便性も図らなければなりません。
そこで頼りになるのが、ルアーケースです。
ここでは、ルアーケースの特徴や選び方についてご紹介しましょう。
目次
ルアーケースってどれを選べばいいの?
ルアーケースとは、樹脂で出来たルアーを収納するための便利アイテムのことです。
きっちり横並び整理してルアーを保管することで、フタを開けたら次に必要なものをカンタンに見つけることができ、取り出せるようになっています。
もし大きなケースに乱雑にルアーを収納していたら、ルアー選びが困難ですし、見つけてもフック同士が絡まっていてなかなか取り出せないでしょう。
便利で機能的なことが、ルアーケースを選んで使う大きな理由となっているのです。
それでは、どんなタイプのルアーケースを選べばいいのか、順序立てて見ていきましょう。
①ルアーがきっちり収まるもの
自分が整理したいと考えているルアーが、複数存在するとします。
どさっと集めて、ひとつところに置いておいたのでは、釣り場へ持ち込むことすらできません。
そこでルアーケースの登場です。
収めたいルアーの全長や幅を測って、それがすっぽり収まるサイズのルアーケースを見つけ出してください。
見つけたら、ルアーケースの内部に仕切りが必要です。
仕切りが無いと、個々のルアーのフック同士が絡み合って、すぐに取り出せなくなるからです。
仕切り板が標準で付いているルアーケースは、釣具店やネット通販サイトで販売されています。
メイホウやリングスターなど、有名なルアーケースブランドをチェックしてみてください。
最近では100均ショップのダイソーにも、樹脂製のルアーケースが並んでいます。
使用目的はルアーだけに限った商品ではありませんが、ルアーケースとしてじゅうぶん機能するものばかりです。
全長5cmのフック付きミノーを複数並べて収めたいなら、高さ5cmを超えるルアーケースを選べばOK。
深さはミノー1個分の幅が収まれば、じゅうぶん対応できるでしょう。
ミノーが5個以上並べられるようなら、ルアーローテーションを実践する際にとても扱いやすいのではないでしょうか。
ゲームベストのポケットに収まるルアーケースを選ぼう!
②ゲームベストやジャケットのポケットに収まるもの
ルアーか収まるのは当然ですが、ルアーケースそのものをゲームベストやジャケットのポケットに収まるようにしなければ、釣り場へ持ち込むことができません。
やたらとゲームベストのポケットを膨らませているアングラーを見かけますが、そんなままではロッドを振るのに邪魔になってしまいます。
ポケットに収まった状態で、あまり前にせり出さないような、薄めの厚みを持ったルアーケースを選ぶと、ストレスを感じずに釣りを楽しめるでしょう。
最近のゲームベストは、どれくらいのサイズのルアーケースがポケットに収納できるかを、明記しているものが増えました。
とても重要な情報なので、ルアーケースを選ぶ際の参考にしたいものです。
表と裏の両方にフタの付いた、リバーシブルタイプのルアーケースは、その分厚みが出ます。
ポケットに入れたときの使用感をイメージしながら、ベストマッチなものを選んでください。
自作カスタマイズを施すことのできるルアーケースを選ぼう!
③自作したパーツを挿入できるもの。
ルアーケースに直にルアーを入れるのではなく、クッションの役割を果たすスポンジ材をカットして挿入するアングラーが増えています。
薄いスポンジ材をルアーケースの底に敷くことで、ルアーが勝手に踊らなくなり、フックがボディの塗装を剥がしてしまうのを抑えてくれます。
薄いスポンジ材を購入して、サイズに合うように自作すると、自分オリジナルのルアーケースが出来上がることに。
長く釣り場で使い続けるつもりなら、ひと工夫加える行為は、とても有効といえそうです。
おすすめのルアーケースを選んでみた!
釣り場で扱いやすい、おすすめのルアーケースをご紹介しましょう。
まずは、厚みが薄いものから。
薄ければ何枚も重ねた状態で、ポケットやタックルバッグに収納することができます。
全体の重量が重くなり過ぎないように注意しながら、厳選したルアーを持ち込むようにしたいものです。
ダイワからリリースされている、薄くて扱いやすい多目的ルアーケースです。
サイズは、210×146×28mmとコンパクト。
仕切り板が3枚付いているので、最大4つの小部屋にルアーや小物類を並べることができます。
上フタには、ワンタッチ開閉ロックが付いていて、カンタンに開け閉め作業をおこなえます。
一体式のロック構造のため、暗がりなどでもしっかりと閉めて保管できるのが嬉しいです。
また210シリーズには、水抜き用のダクト穴があけられています。
中にルアーなどを収納したままで、ルアーケースを丸洗いできます。
釣行後のメンテナンスを帰宅してからおこなうのが、手間要らずで便利です。
透明なポリカーボネイト製の上フタなので、フタを開けなくても中身を確認することが可能です。
実際にフィールドで使ってみると、とにかく開閉が楽な印象を持ちました。
すぐに次のルアーを選んで取り出せるので、時間のロスを抑えたアプローチを展開できます。
実売価格は900円前後と、とても低価格な設定に収まっています。
複数個購入しておいて、ルアーや小物類を整理しておくと、釣り当日に持ち出したいものをすぐに見つけられるでしょう。
塩気の付いた状態のまま、ルアーを入れておくと錆びでしまいます。
必ず真水で洗浄してから、自然乾燥させることを習慣付けておきましょう。
上フタの表面にステッカーを張り過ぎると、中身が見えにくくなってしまいます。
スピーディーなルアー交換を目指すつもりなら、できるだけステッカーを貼らないようにしたいものです。
メイホウから発売中の、リバーシブルタイプのルアーケースです。
サイズは205×145×40mmで、ボディ素材はポリプロピレンで出来ています。
内寸は140mmなので、エギングゲーム用のエギを横並びで収納するのに向いています。
メイホウ製の人気ルアーケース・VS-3010サイズの最大収納幅と同じ、内寸140mmを確保しているのが嬉しいです。
対面トライアングル構造の両面収納=リバーシブルタイプですすから、スペースをとても有効に活用できています。
エギのアゴ下から突き出しているシンカー部分や、ルアーのトレブルフックがきっちりと溝に収まります。
また中に溜まった水抜き用のダクトも付いていて、ルアーケースのまま丸洗いしても水が残りにくいでしょう。
実際にフィールドで使ってみると、とてもルアーやエギを収納しやすく、機敏な交換作業を実践するのにうってつけです。
ゲームベストやジャケット・タックルバッグの中から取り出して、素早く次のルアーを取り出してください。
実売価格は700円前後と、とても安い価格帯に設定されています。
このルアーケースを複数個購入しておけば、多くのルアーの在り処を確認しやすく、釣り場への持ち込みも楽になるでしょう。
ルアーケースを使いこなしてさまざまな釣りを楽しもう!
ルアーケースの特徴や選び方、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣り場では砂やゴミなどがルアーに付着しやすく、それがルアーケースの中に溜まり始めます。
砂まみれのルアーケースを持参し続けるのはよくありませんから、定期的に洗浄メンテナンスを実施することを忘れないでください。
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