ゾディアスのスピニング系パックロッドに注目！オールラウンドに釣りを楽しめるおすすめアイテム

現行のゾディアスシリーズには、マルチピース仕様のパックロッドがラインナップされているのをご存知ですか？

中でもスピニングロッドは、全て5ピース化されていて、50cm未満の仕舞寸法に仕上げられています。

ここでは、さまざまな釣りシーンに活用可能な、ゾディアスのスピニング系パックロッドについてご紹介しましょう。

ゾディアスのパックロッドとは、ベイトロッドが4種類、スピニングロッドが3種類用意されている、携行性の高いアイテムのことです。

カーボンモノコックグリップを採用しているので、バツグンの軽さを実現していて、持ち重り感をほとんど感じずに釣りを楽しめるでしょう。

軽さは感度を生み、操作性の向上にもつながっています。

ブランクスには、シマノ独自のハイパワーXが施されていますから、外装からの絞り込みでネジレを素早く元に戻してくれます。

リールシートに使われているCI4+も、高い強度によってロッドを下支えしています。

それでは、ゾディアス・パックロッドシリーズの中から、スピニングロッド3機種にフォーカスを当ててみましょう。

●ゾディアス・S64L-5

全長1.93mと、比較的短めのスピニングロッドに設計されています。

ファストテーパーで継数は5本、仕舞寸法はなんと43.1cmにまで縮まります。

これならタックルバッグやデイパックなどに、カンタンに収納できてしまえますから、さまざまな場所へ持ち込むことが可能になります。

ここで魚は釣れるかな？というところでも、すぐに釣りを始められるのは大きなメリットでしょう。

自転車やバイクの移動でも邪魔にならないですし、クルマなら積みっぱなしにしておけそうです。

ウエイトは105gと軽めなので、女性や子供が操るのもカンタンです。

先径は1.5mmと細めで、適合するルアーウエイトは3gから10gまで。

小型のミノーやシャッド・鉄板系バイブレーションルアーなどをキャストできますし、ネコリグやダウンショットリグなどのワームリグ全般をカバーできるでしょう。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから6lbまで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、97.6%になります。

実際に手に取って継いでみると、しなやかなカーブを描いてくれます。

継目にぎこちなさは存在せず、ライトリグのキャストを無難にこなせるのが嬉しいです。

メーカー希望販売価格は、23,200円となっています。

バス釣りはもちろん、ライトソルトウォーターゲーム全般を楽しめる1本です。

●ゾディアス・S68ML-5

全長が2.03mと、ほぼ2mという扱いやすい長さになっています。

ファストテーパーでキャストしやすく、5ピース仕様は仕舞寸法45.1cmを実現しています。

ウエイトは110gと軽めで、先径は1.6mm。

適合するルアーウエイトは4gから12gで、適合するモノフィラメントラインは4lbから8lbです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、97.7%になっています。

実際に手に取ってみると、こちらもかなり軽く感じますし、アジングゲームにおけるフロートリグを操るのに長けています。

メーカー希望販売価格は、24,200円です。

●ゾディアス・S70M-5

全長2.13mと、最も長いスピニングロッドに作られています。

レギュラーファストテーパーで、継数は5本。

仕舞寸法は47.1cmと、とても短いものになっています。

ウエイトは115gと軽めで、先径は1.5mmしかありません。

適合するルアーウエイトは5gから15gまでで、適合するモノフィラメントラインは5lbから10lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、97.8%に仕上げられています。

実際に触れてみると、バットパワーが安定している印象で、河口域におけるチニングゲームなどに活用できそうです。

メーカー希望販売価格は、25,200円です。

それではゾディアスのパックロッドに装着するのに向いている、おすすめのスピニングリールを挙げてみましょう。

Lパワーブランクスモデルなら、2000番クラスのコンパクトなものがマッチします。

ライトラインを操作してもトラブルレスなリールといえば、こちらはいかがでしょうか。

コンプレックスXRシリーズの中から、C2000番モデルを選んでみました。

ギア比は6.1対1なので、ハンドル1巻きにつき82cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0kgです。

自重は155gと極めて軽く、長時間に渡る釣行でも疲れを感じずに過ごせるでしょう。

スプール寸法は、直径が43mmでストロークが13.5mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを110m、PEラインなら0.6号を180m巻けます。

ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。

実際に手に取って使ってみると、ハンドルの巻き心地は軽快そのもので、回転に雑味はほぼ感じられません。

ローター回転の立ち上がりも素晴らしく、ラインのたるみを瞬時に取り除いてくれます。

風の強い日などに、ラインメンディングするのも容易でしょう。

実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。

バス釣り専用っぽいイメージがありますがソルト対応モデルなので、アジングやメバリングに積極的に活用してください。

アブガルシアブランドから発売中のロキサーニシリーズの中から、ラインキャパ多めの2500番モデルを選んでみました。

パワーのあるロングロッドに、しっかりフィットするでしょう。

自重は226gで、ギア比は6.2対1に作られています。

ハンドル1巻きにつき87cmのラインを巻き取ることができるので、ロングキャスト＋手返しのいいアプローチを実践できるはずです。

最大ドラグ力は5.2kgで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら12lbを120m巻けます。

PEラインなら2号を150m巻けるので、大きな負荷の掛かる対象魚にも対応可能でしょう。

ボールベアリングは、6個搭載しています。

実際に触れてみると、握りやすいハンドルノブに、巻き心地良好なテイストが重なります。

キャストフィールは良好で、ライントラブルが多発してしまうような使いづらさはありません。

ローター回転やドラグレスポンスも高いレベルをキープしているので、さまざまなシチュエーションに対応できるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ラインローラーに溜まった汚れなどは、毎回清掃しておくことをおすすめします。

水洗いしてから綿棒などで、しっかりと汚れ・付着ゴミなどを取り除いてください。

ゾディアスのスピニング系パックロッドの特徴や使い方、マッチしそうなおすすめリールを取り上げてみましたが、いかがでしたか？

パックロッドの需要はどんどん伸びていて、それが新しい釣り方の発見につながっています。

釣りの対象魚も増えるはずですし、アングラー個々の楽しみ方もバリエーションに富んだ状態に。

鯉などのビッグフィッシュと格闘できそうなモデルが、追加されることを期待します。