エリア用トラウトロッドはどれを選べばいいの?長さや硬さをチェック
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FISHING JAPAN 編集部全長140cmに満たないロッドで、しかも柔らかなグラス素材のブランクスで出来ているとしたら、あなたならどんな使い方をしますか?
ジャッカルのRGMブランドからリリースされているショートレングスロッド、RGMスペックT。
その特徴や使い方、マッチングのいいリールについてご紹介しましょう。
目次
RGMスペックTとは、ジャッカル発のブランド・RGM=ルースターギアマーケットからリリースされている、ショートレングスロッドのことです。
スピニングロッドとベイトロッドの2機種用意されていて、美しいカラーリングが施されています。
まずはスピニングロッド・スペックT120Sの特徴から見てみましょう。
全長は120cmととても短くて、1ピース構造+100%グラス素材になっています。
先径は1.1mmと細めで、弱めの負荷でもしっかりと曲がり込んでくれます。
ウエイトは110gと軽めなので、女性や子供も長い時間振り回せるでしょう。
適合するルアーウエイトは、最大で5gまで。
ジグ単などのライトリグはもちろん、ミノー・スプーン・シャッド・シンペン・ポッパー・ペンシルなど、ライトソルトウォーターゲームに使いたいルアーなら、どれでもキャストできそうです。
淡水のエリアトラウトゲームや、バス釣り・水路での小物釣りなどにも転用しやすく感じます。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから5lbとなります。
リールシートには、Fuji社製のものが設置されているので、リールフットがしっかり固定されています。
もうひとつはベイトロッド・スペックT135Bです。
2ピース構造になっていて、ブランクスの5%のみカーボン素材が含まれています。
残りはグラス素材ですから、よく曲がり込む味付けになっているのは間違いありません。
全長は135cmで、仕舞寸法は120cmになります。
先径は1.6mmとやや細目で、ウエイトは150gです。
適合するルアーウエイトは、最大で9gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら5lbから8lbまでです。
グリップは、オールドテイストなガングリップタイプですから、シングルハンドルによるキャストを存分に楽しめるでしょう。
RGMスペックTを実際にフィールドで使ってみました。
スピニングロッド・スペックT120Sは、軽めのバックスイングでもしっかりとしなってくれます。
3.5gの鉄板系バイブレーションルアーをラインに結んでいたのですが、キャストフィールはバッチリ。
スルスルとラインが放出されて、イメージ以上の飛距離を稼いでくれます。
当然カーボンロッドのような手元感度は望めませんが、魚のバイトはショートレングス故にしっかり伝わってきて、バラシもほとんど発生しません。
ベイトロッド・スペックT135Bは、コンパクトなベイトリールとの相性がバツグン。
装着したのは、カルカッタコンクエスト100とメタニウムHGでしたが、どちらもバックラッシュトラブルを抑えたキャストを連発できました。
低い弾道で狙ったピンポイントを撃ち抜ける感じが、とても秀逸です。
シングルハンドによるキャストや、ルアーが着水してからのロッドワークを軽快にこなせるでしょう。
RGMスペックTには、全部で3種類のカラーバリエーションが用意されています。
●アイボリーカラー
●ライムカラー
●ブラウンカラー
とても可愛くてオールドテイストもあり、個性的な3色といえるでしょう。
フィールドの中でもよく映えますし、ブランクスにもマッチしている感じが嬉しいです。
ピンク系やレッド系・ブルー系があっても楽しそうですし、シンプルなブラック系やシルバー系のラインナップも期待してしまいます。
それではRGMスペックTに装着して使いたくなる、おすすめのリールを取り上げてみましょう。
まずは、スピニングリールから。
番手は2000番前後の、コンパクトなものが向いているでしょう。
ライトラインを用いることになるので、ドラグ性能の優れたリールを選んでみました。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス FC LT2000S-XH(2020モデル)
ダイワから発売中のルビアスシリーズ、2000番サイズならさまざまな釣りに活用できるでしょう。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きで81cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
自重は150gとかなり軽めなので、手首やヒジ・肩などに負担をかけずに釣りを楽しめます。
最大ドラグ力は5.0kgと高め、ラインキャパはモノフィラメントラインなら4lbを100m巻けます。
PEラインなら、0.5号を170m巻けます。
ボールベアリングは、9個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみましたが、とても軽いのに剛性感があり、巻き心地も変わらずスムーズさがキープされます。
大型魚が掛かっても、ドラグのレスポンスが良好で、ラインブレイクに至るケースがありませんでした。
フレームの撓みなども感じることなく、終始滑らかな回転パフォーマンスを維持できています。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
モノコックボディ構造がもたらす恩恵は、極めて高いレベルで回転の滑らかさを維持し続けるところにあるのではないでしょうか。
長く使い続けたいリールを探しているなら、ダイワのモノコックボディ採用モデルを手に取ってみましょう。
ルビアスは、パーフェクトラインストッパーも搭載していて、太いショックリーダーラインから極細エステルラインまで、しっかりと留め置くことが可能です。
シマノからリリースされている、完成度の高いコンパクトなベイトリールです。
ロープロファイルデザインなので、手のひらでしっかり包み込めるようになっています。
ギア比は7.1対1なので、ハンドル1回転につき76cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、自重は175gと軽めです。
スプール寸法は、直径34mmで幅19mmとコンパクトサイズ。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。
ボールベアリングは、10個搭載しています。
実際に釣り場で使ってみましたが、パーミングしやすくて、クラッチを切るのもスムーズにおこなえます。
バックラッシュトラブルはきっちり抑えられますし、後半の伸びのあるキャストフィールは軽快そのもの。
RGMスペックTに装着した場合、一体感が出てバックハンドキャストやサイドハンドキャストを撃ちやすい印象です。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ラインを太くしても細くしても、トラブルが発生しにくいのはありがたいことです。
キャストのアキュラシー精度が上がってくるので、自然とバイト率もアップするでしょう。
RGMスペックTの特徴や使い方、装着するのにおすすめのリールを取り上げてみましたが、いかがでしたか?
メーカー希望販売価格は、7,480円から7,975円です。
ライトソルトウォーターゲーム全般や、淡水のバス釣り・渓流トラウト・エリアトラウトゲームなどに転用できるのが強みです。
2種類とも入手すれば、スピニングリール・ベイトリールの練習にも役立つでしょう。
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