ロッドのアップ写真

ロッドカバーって使ってる?ティップやガイド・外装などを保護してくれる便利アイテム

FISHING JAPAN 編集部

ロッドって先端のロッドティップに向かうほど、細く華奢にになっていますよね。

そこに付いているラインガイドも、繊細で極小なものばかり。

生えている木の枝や防波堤などに接触させると、カンタンに破損してしまいそうです。

そんなときに安全に仕舞える便利アイテムがコレ、ロッドカバー。

ボートデッキ上などで複数のロッドを束ねるときにも、お互いに激しくぶつかり合うのを防いでくれますよ。

ここでは、ロッドカバーの特徴について詳しくご紹介しましょう。

ロッドカバーとは

ロッドカバーとは、繊細なロッドやガイドを衝撃から守ってくれる便利アイテムのことです。

ゴルフクラブなどに用いられているヘッドカバーと同じイメージでしょうか。

ロッドにとって大切な機能のひとつである穂先=ロッドティップを、何かに接触して破損してしまうトラブルから回避するためのクッションといえそうです。

ロッドティップにはガイドも複数個並んでいますから、それらを折ったり曲げたりしてしまうことからも守ってくれるでしょう。

似たような効果をもたらすアイテムにロッドケースがありますが、ロッドカバーと異なるのは、①持ち手ハンドルの有無②硬さ③サイズでしょうか。

ロッドカバーには持ち手など付いていませんし、メッシュ地などの柔らかくて伸びる素材で出来ています。

サイズもロッドにぴったりフィットしようとするのが、ロッドカバーの特徴ですから、ロッドケースのような隙間はあまり存在しません。

ロッドカバーを装着したロッドを、ロッドケースに入れて持ち運ぶというのは、アリかもしれませんね。

ロッドカバーを利用するメリット①2ピース仕様のロッドの保管に便利

ロッドカバーを利用するメリットについて考えてみましょう。

まず2ピースロッドの場合、どのロッドティップがどのバットセクションに合うのか、バラバラに保管していると分からなくなってしまいがちです。

すぐに持ち出したいときにあたふたと探すのは、時間がもったいないですよね。

そんな場合に、2ピースロッドをまるごとセットにしてロッドカバーに収納しておけば、組み合わせを迷うことなく使えるでしょう。

メッシュ地のロッドカバーなら、伸縮の幅も大き目ですから、ロッドティップとバットセクションを同じもので包み込むことが可能です。

包み込んだ後、しっかりとフィットするタイプを選んでおけば、ロッド同士がガチャガチャ触れ合うこともなく安全に運べるはずですね。

実はメッシュ地の筒状のものは、100均ショップでも販売しています。

適当な長さにカットすれば、自分のロッドにマッチしたロッドカバーを自作できますよ。

ロッドカバーを利用するメリット②ガイドにラインを通したままの保管が可能

ロッドカバーのもうひとつのメリットは、リールを装着したまま、もしくはガイドにラインを通したままかぶせることが可能な点です。

素早くポイント移動したいときには、とても重宝しそうですよね。

またバスボートなどのロッドストレージに保管する際、ロッドカバーを装着して収納しておけば、わざわざラインをカットすることもなくカンタンに保管・取り出しがおこなえます。

気を付けなければならないのは、ルアーを付けっぱなしにした場合、フックがロッドカバーのメッシュ地などに絡まないようにしておくことです。

リールの間近にルアーを設置しておけば安全なので、常に注意しながらロッドカバーを扱うようにしましょう。

ロッドカバーのおすすめアイテムをピックアップ!

それでは、実際に釣りで用いるのに便利な、おすすめのロッドカバーをご紹介しましょう。

長くて細いものなら、1ピースロッドにマッチしそうですよね。

それぞれのロッドに1つずつかぶせることで、束にしたときに強く干渉することを抑えられます。

ガイドも外装コスメも傷みませんから、大切なロッドを長く使い続けることができるでしょう。

シマノ(SHIMANO) ロッドベルトフレックストップカバー BE-031G S ブラック 977267

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シマノからリリースされているロッドのトップカバーです。

トップはもちろん、柄の玉口などをキズや衝撃から守ってくれますよ。

サイズは5×23センチで、対応本数はSサイズなら1本から2本です。

Mサイズなら2本から3本程度、Lサイズなら4本から5本程度を収納することができます。

ボディの素材はPUフォームにナイロンジャージで、ベルト部分はクロロプレンゴムにベルクロジャージが用いられています。

衝撃吸収の優れた3ミリ厚のクッション生地になっているので、安心して持ち運びをおこなえるでしょう。

よくやってしまう失敗が、トップカバーを釣り場に忘れてきてしまうこと。

釣りが終わって帰宅する際の最終確認で、カバーを装着しているかどうかを必ず思い出せるようになっておきましょう。

また風に飛ばされないように、装着する際は丁寧に念入りに設置作業をおこなうようにしてください。

黒色以外にも派手な色がバリエーションとしてラインナップされていれば、装着忘れを防げるかもしれませんね。

帰宅したら真水で洗浄して乾かすことも実践してください。

ジメジメしたまま放置すると、内側に海水に関連した塩が発生することがあります。

ロッドガイド等を傷める原因になりかねませんので、ぜひ注意してくださいね。

プロマリン(PRO MARINE) ストレッチロッドカバー LL ARP100-LL ブラック

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プロマリンから発売中の、よく伸びるロッドカバーです。

ニットで出来ているので、伸縮の幅がかなりあるのが特徴ですね。

がまかつの磯釣り用ロッドを購入すると、付属品として同梱されていたものとよく似ています。

LLサイズで幅70ミリ、長さ1200ミリに作られていますよ。

おもに振出竿を収納するのに使えそうです。

ロッドのリールシートにリールを装着したままでも、かぶせることができるようにスリットが設けられているのが嬉しいですね。

これなら1つのロッドカバーに複数本のロッドが入れられそうですし、ニット製なのでクッション性も高いレベルでキズ・破損を防げるでしょう。

何本か用意して、クルマの中での保管用にも活用したいですね。

基本的に繊維ですから、ロッドに付着した汚れや塩気を拭い取ってしまっているかもしれません。

定期的な洗浄と陰干しをすることをおすすめします。

玉の柄などの収納・持ち運びにも便利ですから、ランディングネットやギャフを多用するシーバスアングラー・エギングアングラーにも使ってもらいたい逸品です。

シマノ(SHIMANO) ロッドケース XEFO ロックトラバース ロッドカバー ブラック RC-245Q

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ロッドを複数本まとめてホールドすることができる、シマノのロッドカバーです。

ロッドティップもグリップエンドも、うまくホールドしカバーが可能なので、安心して持ち運びをおこなえますよ。

ボディカラーはブラックで、サイズは上部のロッドティップをカバーするパーツのほうが、14×85センチで、下部のグリップエンドをカバーするパーツのほうが、16×35センチです。

素材には、クロロプレン合成ゴムを採用しています。

上部パーツには2本、下部パーツには1本の締め込みバンドが装備されていて、ロッドをしっかりホールドしてくれます。

ルアーロッドなら、3本から4本を収納することが可能ですので、シーバスゲーム・バス釣り・サーフヒラメゲーム・エギングアジング・メバリング・管釣りトラウトゲームなどに活用してみてください。

プロックス(PROX) ティップガードカバー

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プロックスからリリースされている、ロッドティップを守るためのカバーです。

クロス素材を採用していて、ティップそのものやガイドを丁寧に包み込んでくれますよ。

その周りからネオプレン製のロッドベルトで、カンタンにしっかりと固定できる仕組みになっています。

また力が掛かった際に曲がりを防いでくれる、グラスファイバー製のシャフトも入っていてとても安心です。

ロッドカバーをうまく活用して釣りを楽しもう!

ロッドカバーの特徴や、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?

自分の持ち物を大切にすることで、釣果にも好影響が表れるようになります。

特にロッドの繊細な部分が、全く傷まずに釣りを実践できることで、余計なストレスを感じることなく釣りに向き合えますよ。

当然集中力は高まりますから、魚からの微細なアタリでも感じ取れるようになるはずです。

こういう些細なことの積み重ねが、大物ゲットにつながることをぜひ体感してもらいたいですね。

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