【タチウオ爆釣報告】絶好調のテンヤタチウオ釣行レポート!より大物が狙える釣り方・仕掛け・餌を徹底解明!さらに人気釣り船のお得情報も教えちゃいます!
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FISHING JAPAN 編集部
太刀魚のワインド釣法って、皆さんご存知ですか?
関西の若者を中心に爆発的な広がりを見せています。
今回は、そんな太刀魚のワインドについて、詳しい釣り方やコツ、ロッド・リール・ルアー・ワームなどの仕掛けやタックルについてご紹介します。
それでは早速、このニューウエーブな釣法の魅力をふんだんにお伝えしましょう!
目次
太刀魚のワインドを分かりやすく表現すれば、竿をしゃくりながらジグヘットについたワームをジグザグにダートさせ、太刀魚に捕食スイッチを入れて釣り上げるというものです。
朝まずめや夕まずめなど、太刀魚の活性が高い時間帯に有効で、ルアーフィッシングと同じような感覚で楽しめます。
太刀魚の回遊は、エサになる魚の動きと常にリンクしています。
そのため、イワシや小アジなどが湾奥の釣り場で釣れ始めたら、ほどなく太刀魚も回遊して来ると思って間違いないでしょう。
ワインドで最初に釣れ出すのは、水深があって潮通しがよい沖の防波堤になります。
しっかり仕掛けやタックルの準備をして、回遊してくる太刀魚に備えましょう。
ロッドは、エギングやシーバスロッドで代用することも出来ますが、釣っている間は竿をしゃくり続けるので、調子の違うロッドでやると手首や腕に負担がかかってしまいます。
もし本格的にやる場合は、ワインド専用のロッドがお勧めです。
ロッドの長さは8フィート前後でフロントグリップ(リールシートより前にあるグリップ)の握りやすいものがよく、硬さは適合ルアーが4分の1オンスから8分の5オンスぐらいのものを選んでください。
メジャークラフトのクロステージ太刀魚ワインドモデルCRX-832MHWやジャストエース ワインドロッドエントリーモデルBEWINDER77などが使いやすいです。
リールは、2500~3000番のスピニングタイプで十分です。
0.8のPEラインが最低150mは巻けるものを選んでおきましょう。
シマノのナスキーC3000やダイワのカルディア2506などが、竿とのバランスがよいので使いやすいでしょう。
ラインは、PEの0.8号ぐらいでしなやかな8本よりがお勧めです。
ラインの先に、16~18ポンドのフロロカーボンのショックリーダーを3mほど付けておきます。
さらにジグヘッドのすぐ上に、10~20cmほどの長さのワイヤリーダーを付けておくとさらに安心です。
フロロカーボンのリーダーは、太刀魚の歯に触れただけで簡単に切れてしまいます。
それほど太刀魚の歯は鋭いのです。
ワインド専用のジグヘッドは、14~20gのものを数種類用意しておけばいいでしょう。
ワームのサイズは90㎜ぐらいでホワイト、ピンク、グロウ(夜光)の3種類があれば大丈夫です。
ワームのセット方法は、ジグヘッドに付いている細い棒をワームの頭側に空いている穴に通し、しっかりねじ込んでからトリプルフックの1本をワームの腹側に差し込めば完成です。
さて、釣りを始める前にルアーのチューニングが必要です。
これをやっておかないとヒット率が大きく変わってしまいます。
ジグヘットにワームをセットしたら、10mほど軽く投げ、竿先を下げて高速巻きします。
このとき泳いでくるルアーをよく見ておいて下さい。
自分の立ち位置からみてルアーが真っ直ぐではなく左寄りに泳いでくるときは、ワームを持って反時計回りに少しだけ捻ります。
反対に右寄りに泳いでくるときは、同じようにワームを持って時計回りに少しだけ捻ります。
こうしてルアーが自分に向いて真っ直ぐ泳いで来るように微調整してから、本格的に太刀魚釣りを始めます。
ルアーをダート(ルアーが左右に首を振るような動きをすること)させながら誘うのがワインドの基本です。
そのためには、ロッドのしゃくり方を覚えなくてはいけません。
基本はジギングのワンピッチジャークとよく似ています。
まず、ロッドを軽く頭上に持ち上げたら、すぐさま竿を振り下ろしてラインスラッグ(糸フケ)を作ります。
このあとラインスラッグがある状態のまま竿をしゃくり上げながら、リールを1回巻きます。
ここまでが基本動作になり、あとはこれの繰り返しで護岸近くまで、太刀魚を誘ってきます。
なぜ、ラインスラッグがある状態でロッドをしゃくるのか?
それは、ルアーが大きくダートするのを防ぐためです。
ラインスラッグがほとんどない状態でロッドをしゃくると、ルアーが大きくダートし過ぎるため、ヒット率が落ちるか、もしくは全然ヒットしないのです。
さて、釣り場へ到着しました。
まだ周りが明るいうちは、遠投してボトムを取り、底から斜めにタナを探りながら引いてみて下さい。
ワームは赤系やオレンジ系にバイトが多いですよ。
太刀魚は日が沈むと中層で当たることが多いので、キャストしたら道糸にテンションを掛け、張り気味に沈めていくテンションフォールだと、フォールのアタリがよく分かります。
こうして中層で当たるタナを見つけたら、毎回ボトムを取らず中層からしゃくり始めてヒットさせることです。
太刀魚がヒットしたら、軽く合わせてしっかりフッキングさせ、余りスピードの緩急をつけずリールを巻いてきます。
こうして水際まで寄せたら、リーダーを掴んで一気に抜き上げ取り込むことです。
太刀魚の活性が高く、足元近くまで寄っているときは、チョイ投げでただ巻きかシャクリを小さくした方がよくヒットします。
ポイントが近いために太刀魚も用心するのでしょうね。
もちろん静かに釣ることも大事ですよ。
メジャークラフト タチウオ ワインド ロッド スピニング 3代目 クロステージ 太刀魚ワインド CRX-862MW 8.6フィート 釣り竿
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 16 ナスキー C3000 シーバス
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 14 カルディア 2506 (2500サイズ)
今回は、太刀魚の釣法のひとつ、ワインドについて、詳しい釣り方やコツ、ロッド・リール・ルアー・ワームなどの仕掛けやタックルについてご紹介しました。
釣り人の皆さんも、関西の若者を中心に爆発的な広がりを見せているこの釣法で、ルアーフィッシング感覚の太刀魚釣りを楽しんでみてくださいね!
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