関東で話題沸騰中!タチウオテンヤ釣りにベストマッチな電動リールとは?
電動リールを使用したジギングやタイラバが一部に根強い人気です。 なかでもタイラバ、タチウオなどに手軽な小型の電動リールを使う人も少なくありません。 テイルウォークから発売され…
FISHING JAPAN 編集部これから太刀魚釣りをやってみたいという方!
まずは「夜釣り」から始めてみませんか?
太刀魚は夜行性で、夜明け前や日没前後に活性が上がり、警戒心が弱まります。
そのため、昼よりも夜の方が釣りやすいという特長があるんです。
そこで今回は、数ある太刀魚釣りの中でも、初心者の方におすすめしたい「夜釣り」について、詳しくご紹介します。
太刀魚の釣りに関する釣り方・コツ・仕掛けなど、知っておきたい情報が満載です。
初心者の方のみならず、日頃から太刀魚釣りを楽しまれている方にも必見の内容となっていますよ!
目次
太刀魚を夜に釣る場合、釣り場は「陸っぱり」と「沖」に分かれます。
特に、陸っぱりの釣り方としては、「引き釣り」と「ウキ釣り」があります。
それでは早速、陸っぱりでの「引き釣り」と「ウキ釣り」、船上で行う「沖釣り」を順番に見ていきましょう。
太刀魚の引き釣りは、シマノの太刀魚ゲッターや防波堤用のテンヤを使います。
竿は引き釣り専用のものがないので、適当な価格帯のシーバスロッドがお勧めです。
長さは3m前後で、硬さはMクラスぐらいがいいでしょう。
ダイワのワインドXやモアザンエキスパート87LMLなどがお勧めです。
リールは3000番クラスのスピニングリールで十分です。
スズキやチヌ釣りのようにレバーブレーキを使ってやり取りする釣りではないので、ごくスタンダードなスピニングリールで構いません。
3、4号のナイロン糸が最低150m巻けるものがいいですね。
キビナゴのエサを使うときは、エサが簡単につけられるタチウオゲッターが使いやすですよ。
ドジョウエサの場合は、防波堤用の小型テンヤにドジョウを縛り付けて下さい。
生きたドジョウを使うのでエサづけが少し面倒ですが、1匹つけると簡単には取られないので、何匹かのタチウオを釣ることが出来ます。
7月に入ると水深がある沖の防波堤で夏の太刀魚が釣れ始めます。
引き釣りは、朝夕の周りがまだ明るいうちに釣れることがありますが、ベストの時合いは日が落ちる直前の薄暮時や夜明けの前です。
この最適なタイミングで一気に釣れて、その後全くアタリがなくなるのがいつもの流れなので、この時間帯を確実に見逃さないことが重要です。
タイミングは1時間から長ければ2時間程度で終わってしまうので、日没の2時間前程度、周囲がまだ明るい時に釣り場へ到着して予備準備を始めてください。
この後、エサを付けて可能な限り遠くへ投げ、カウントダウンを同時に始めてテンヤを沈めていきます。
周囲がまだ明るい間には、太刀魚のタナは深いので、極力深くまで沈めた上でリーリングを開始しましょう。
これが日が落ちて周囲が暗くなると、太刀魚は、中層から場合によっては水面近くまで浮上してエサを追ってくるので、ずっと水面を観察しながら釣りを続けてください。
リーリングのスピードは、その日のタチウオの活性の高さや群れの大きさなどによって変わります。
速めがいいときと遅い方がいいときがあるので、どれぐらいのスピードがベストなのかも探って下さいね。
リーリングの途中で、いきなりガツンとヒットします。
この瞬間に大抵フッキングしていますから、あまり大きなアワセは必要ありません。
軽くしゃくってから太刀魚の引きに合わせてリーリングのスピードを調節し取り込んで下さい。
取り込みのときは躊躇せずに一気に抜き上げるのがベストです。
慎重になりすぎてためらうときほど、よくバラしますよ。
※この記事で紹介している商品は全て釣りのプロフェッショナルが豊富な知識と経験をもとに厳選したアイテムです。
シマノ(SHIMANO) テンヤ 太刀魚ゲッター ツイン噛む 3号 グローピンク 02T OO-003L ルアー
ダイワ(DAIWA) シーバスロッド モアザン エキスパート AGS 87LML 釣り竿
潮に乗せて電気ウキを流しながらのんびりアタリを待つウキ釣りは、引き釣りほど忙しくないし、アタリも分かりやすいので初心者や子供でも楽しめるのが魅力でしょう。
アルファタックル マルチキャスターHI3-400遠投など、長さ4mほどの外ガイド付き磯竿に3000番程度のスピニングリールをセットしたもので十分釣りになります。
あとはオモリ負荷2、3号の電気ウキとウキ釣り用のワイヤ仕掛け(2本バリ)に集魚用のケミカルライトがあれば釣りになります。
電気ウキは、丸形や雨滴型より棒タイプの方がアタリが分かりやすいですね。
太刀魚のタナが深いときは、ウキ下を3ヒロ以上取って釣ることがありますから、固定仕掛けでは無理なときがあります。
止めやシモリウキを使って、必ず遊動仕掛けにしておいて下さいね。
この釣りで決め手になるのは、ウキ下の設定とアワセのタイミングです。
この2つが合っていれば、まず太刀魚釣りでボーズの心配はないでしょう。
ウキ下は、時間帯や魚の活性、釣り場の条件などによって変わるものなので、釣り始めたらアタリが出るまで変えて探ってみるしかありません。
エサは、小型のイワシなら身が軟らかく食いはいいのですが、取られやすいためキビナゴを使う人が多いですね。
キビナゴは、頭と胴に2本バリを刺し、投げたときに飛んでしまわないようしっかり固定しておきます。
初めて挑戦するなら、ウキ下3ヒロから4ヒロぐらいで試してみてください。
その状態でアタリがなければ、だんだんと浅くしていきましょう。
ウキを潮に乗せて流すと、ウキが突然沈むこともあります。
だけど、大体の場合はウキのトップが残る程度までサラサラと沈んだり、浮いたりする前アタリが出ます。
ここで、やった、アタリだと思って大反応すれば、ほとんどの場合は仕掛がかかりません。
鮮やかなエサに対しては瞬時に飛びつく太刀魚も、デッドベイト(死エサ)に対しては警戒して、すぐには噛まないんです。
何度も浮いたり沈んだりしていたウキが、ゆっくりと水面下に引き込まれ、電気ウキの光がぼんやりと滲むようになったとき、それがアワセのチャンスです。
焦るとすぐにアワセを入れたくなりますが、ゆっくりと沈んでからの方が成功率が上がります。
最後は、太刀魚の思わぬ引きを味わいながら釣り上げてください。
アルファタックル(alpha tackle) (Alpha Tackle) ロッド マルチキャスターHI 3-400遠投 63361
静岡県の沼津沖や和歌山県の湯浅湾、熊本県の八代海など船からの夜釣りで太刀魚釣りが楽しめるところがあります。
涼しい夜風に吹かれて納涼気分で楽しめるところがいいですね。
釣り方は、昼釣りが盛んな東京湾の走水や観音崎沖の釣りとほとんど変わりません。
竿は7:3調子か6:4調子の少し軟らかめがいいでしょう。
シマノのサーベルマスターSSテンヤ73M190あたりが使いやすそうです。
リールは、昼釣りほど深い場所を釣らないので、巻き上げスピードの速い手巻きの両軸リールで十分です。
ただ、太刀魚が釣れたタナがひと目で分かるカウンター付きがいいので、ダイワのタナセンサー250やシマノのバルケッタBB600HGがよさそうです。
片テンビン仕掛けの2本バリで仕掛けの根本にケミカルライトを付ける人もいます。
太刀魚の歯が鋭いのでハリスは10~12号ぐらい、さらに切られないようハリのチモト部分に蛍光のビニール管を通しておくと万全でしょう。
オモリは水深に合わせて40号から80号ぐらいまでを使います。
エサはサバの切り身を短冊に切ったものを使います。
誘い方は色々ありますが、基本は小さく2、3度しゃくって そのままアタリを待ち、アタリがないときは2、3回リールを巻いてまたしゃくりながらタナを変え、上へ上へと探っていきます。
底から20mぐらい探ってもアタリが出ないときは、再び底近くまで下ろして、また小さく誘いを入れながらタナを探します。
小さなアタリが出てもなかなかハリに掛からないときがよくあります。
このときアワセに失敗しても、まだ太刀魚は近くにいますから、諦めずに誘い続けることが大切です。
探っているときに大きなアタリが出たら、そこですぐに合わせて下さい。
本アタリはどんどん掛け合わせていくべきです。
エサが残っていれば、どこかで掛かる確率が高いですよ。
小型の電動リールでタチウオ釣りを楽しむ方も最近多いです。
体力に自信がなくても長時間楽しめるのでおすすめです。
小型の電動リールについては次の記事でご紹介しています。
関東で話題沸騰中!タチウオテンヤ釣りにベストマッチな電動リールとは?
電動リールを使用したジギングやタイラバが一部に根強い人気です。 なかでもタイラバ、タチウオなどに手軽な小型の電動リールを使う人も少なくありません。 テイルウォークから発売され…
FISHING JAPAN 編集部シマノ(SHIMANO) 船竿 ロッド サーベルマスター SS テンヤ 73 M190 RIGHT テンヤタチウオ釣り 喰わせ系 7:3調子
ダイワ(DAIWA) カウンター付両軸リール 17 タナセンサー 250(2017モデル)
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 17 バルケッタ BB 600HG 右ハンドル PEライン3号 200m収納可 メタルスッテ ボートアジング タチウオ イサキ アジ 船 手巻
今回は、太刀魚の「夜釣り」についてご紹介しました。
陸っぱりで行う「引き釣り」「ウキ釣り」そして船に乗って行う「沖釣り」。
それぞれに違った楽しみ方があって、非常に魅力的でしたね。
釣り人の皆さん、特に太刀魚釣り初心者の皆さん、太刀魚を釣るなら夜ですよ!
ぜひ、実際にやってみて好釣果をあげてくさだいね!
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FISHING JAPAN 編集部この記事に関するよくある質問
はい、初心者の方には「夜釣り」にチャレンジしてみることをおすすめします。タチウオは夜行性で、夜明け前や日没前後に活性が上がり、警戒心が弱まります。そのため、タチウオは昼よりも夜の方が釣りやすいという特長があります。
「引き釣り」の場合はテンヤと長さ3m前後、硬さMクラスのロッド、3000番クラスのスピニングリールで対応しましょう。リールは3、4号のナイロン糸が最低150m巻けるものがいいです。「ウキ釣り」の場合は長さ4mほどの外ガイド付き磯竿に3000番程度のスピニングリール、オモリ負荷2、3号の電気ウキとウキ釣り用のワイヤ仕掛け(2本バリ)に集魚用のケミカルライトを用意しましょう。
夜釣りに使うロッドは昼釣り用のものと変わりません。7:3調子か6:4調子の少し軟らかめのものを選びましょう。リールは、昼釣りほど深い場所を釣らないので、巻き上げスピードの速い手巻きの両軸リールで十分です。ただ、太刀魚が釣れたタナがひと目で分かるようにカウンター付きのものをおすすめします。
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