トラウト用ラインってどれを選べばいいの?おすすめ人気アイテム10選
トラウト釣りは、管釣りでおこなったり渓流・中流域などの河川で楽しんだりするのが一般的です。 海で楽しむスタイルもありますが、トラウトを確実にとらえるには道具の選定が先決でしょう…
FISHING JAPAN 編集部春は渓流の解禁が一斉におこなわれる季節、渓流トラウトゲームが全国のあちこちで始まっています。
自分もやってみたい!と思っていても、ちょっとハードルが高いんじゃないかな?と、一歩踏み出すのを迷っているなら、ぜひこの記事を読んでスタートを切ってみてください。
渓流トラウトゲームの釣り方や、おすすめのタックルを分かりやすくご紹介します。
目次
渓流トラウトゲームとは、管理釣り場ではなく自然の中でおこなう、トラウトのルアー釣りのことです。
ここでいうトラウトとは、イワナやヤマメ・アマゴのこと。
渓流を管轄する各漁協では、釣り禁止期間を設けて、魚の保存や継続して居付くことにチカラを注いでいます。
春になると解禁し、そのタイミングでトラウトの放流もおこなわれます。
ということは、かなりの数のトラウトが、アングラーを待ち受けてくれていることに。
これは迷っている場合ではなく、ハジメの一歩を踏み出さなければ、とてももったいないでしょう。
さて、渓流で釣りをしようと思ったら、遊漁券を購入しなければなりません。
購入した券は、帽子などの目立つところに貼り付けて、釣りをする決まりになっています。
各河川の渓流を管理しているのは、各地の漁協になりますから、連絡を入れて遊漁券を購入してください。
郵送で自宅まで送ってくれるケースもあるので、まずはネットで漁協の連絡先を調べて、アクセスしてみましょう。
それが完了したら、渓流へ向かいます。
長靴は必須で、慣れてきたらウェーダーを履いて渓流を歩きましょう。
ウェーダーなら、ヒザ下ぐらいまでの水深のあるところに、立ち込むことができます。
胸まであるウェーダーだからといって、胸や腰まで水に浸かるのは、絶対にやめてください。
渓流の水温は、春だとかなり冷たく、体力がすぐに奪われてしまいます。
また川底の石につまづいて転倒したら、胸の上の隙間からウェーダーの中に浸水してしまいます。
そうなると、水の重みで立ち上がれなくなることがあり、とても危険です。
渓流トラウトゲームでは、安全を最優先に考えて行動してください。
また、上流に先行者を見つけたら、絶対に追い越さないようにしましょう。
渓流では、先行者が優先して上流のポイントを攻めることができます。
基本的なルールやマナーを把握した上で、ロッドを振りルアーをキャストしたいものです。
渓流トラウトゲームでは、専用のタックルを使います。
管理釣り場のトラウトゲーム用タックルは、転用することができません。
何故なら、ロッドの長さが異なりますし、ルアーのウエイトも違います。
渓流トラウトゲームでは、ロッドは短いものを使います。
具体的には、4ft=121.92cm前後のロッドが、扱いやすいでしょう。
木の枝や草などが、渓流には生えているからで、それらに接触しにくい短さが求められるのです。
ルアーのウエイトは、管理釣り場のトラウトゲームなら、1g前後。
渓流トラウトゲームでは、5g前後にまで重くなります。
これでは同じタックルを用いるのは、難しいと分かるでしょう。
当然ラインも、渓流トラウトゲームのほうが太くなります。
PEラインを用いるアングラーが多くて、ナイロンの劣化スピードを考慮すると、フロロカーボンラインのほうが扱いやすいかもしれません。
渓流トラウトゲームでキャストしてみたくなる、おすすめのルアーを取り上げてみましょう。
イワナやヤマメ・アマゴが反応しやすいのは、やはりミノーです。
樹脂ボディやウッドボディのものがあり、ほとんどがシンキング仕様に作られています。
目安は、50mm程度の全長で、5gほどのウエイトがあれば、釣り場でキャストしやすいでしょう。
エサ釣りなどで届きにくい距離のポイントにも、50mm+5gのシンキングミノーなら、余裕でアプローチできるはずです。
かなり多くの種類のミノーがリリースされているので、価格の安いものから複数用意で渓流へ向かいましょう。
根掛かりトラブルでロストしてしまうことを想定すれば、最初からあまり高価なミノーを揃える必要はありません。
いわゆるコスパ優秀なミノーをピックアップしてみましたので、購入の際の参考にしてみてください。
デュオ(Duo) スピアヘッド リュウキ 50S ANA4076 ピンククラウンヤマメ
ラパラ(Rapala) カウントダウン CD5-SYM (シルバーヤマメ) 5cm/5g
渓流トラウトゲームで使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
最近はベイトタックルを手にするアングラーが、かなり増えてきましたが、まずはショートレングスなスピニングロッドを選んでください。
リールは、1000番サイズから2000番サイズのスピニングリールなら、細いラインを大量に巻いてアプローチできるでしょう。
ダイワからリリースされている渓流トラウトゲーム用スピニングロッド・ピュアリストシリーズのラインナップから、48ULを選んでみました。
ウエイトは79gと、とても軽量に作られています。
これなら長時間の釣行になっても、さほど疲れを感じずに釣りに集中できるでしょう。
全長は1.42mと、ショートレングスになっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は74cmにまで縮まります。
適合するルアーウエイトは、1.5gから7gまでなので、シンキングミノーを操るのにちょうどいいです。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから6lbまで。
ブランクスの先径/元径は、1.3/7.4mmです。
実際に手に取ってみると、とても軽くて、負荷に対してしなやかに曲がり込んでくれる印象を持ちました。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出しやすいでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
渓流トラウトゲームを楽しむための最初の1本として、おすすめできるスピニングロッドです。
ダイワから発売されている小型スピニングリール・フリームスシリーズのラインナップから、2000番サイズのノーマルギア仕様をピックアップしてみました。
ギア比は5.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき68cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは185gと軽めです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら2.5lbを200m、PEラインなら0.4号を200m巻けます。
ハンドルアームの長さは40mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際に手に取ってフィールドで使ってみると、とても軽くて、巻き心地が滑らかに作られていると感じました。
ローター回転もスムーズなので、ラインスラックが発生しても、迅速に回収できるでしょう。
ドラグの出も良好なので、ライトラインで渓流トラウトと対峙するのに向いています。
実売価格は9千円台と、とても低価格な設定に抑えられているのがありがたいです。
ラインの巻き換えをあまりひんぱんにおこないたくないなら、ナイロンよりフロロカーボンラインを選びましょう。
渓流トラウトゲームの特徴やルール・マナー、釣り方やおすすめルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
小さなトラウトが釣れたら、写真撮影のみおこなって、素早くリリースしてあげましょう。
次回来たときに大きく育っていて、再度あなたのルアーに食い付いてくれるかもしれません。
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