ルアーのアップ写真

ラパラのオリジナルフローターを使って汽水域に棲む魚を攻略したい!

FISHING JAPAN 編集部

フィッシュイーターをターゲットにする場合、細身シェイプのミノーはベイトフィッシュに似ているので、とても有効です。

特に世界的に有名なラパラのオリジナルフローターなら、さまざまなシチュエーションで活躍してくれるでしょう。

ここでは、汽水域に生息している魚へのアプローチ方法を深掘りしてみます。

ラパラのオリジナルフローターとは

ラパラのオリジナルフローターとは、フィンランドのルアーメーカー・ラパラから発売されている、フローティング仕様のミノーのことです。

ラパラを代表するルアーのひとつで、バルサウッド素材を加工して、貫通ワイヤーでラインアイとフックアイをつないでいます。

全体的に軽いですから、キャストして着水させても、雑で大きな音はほとんど発生しません。

まさにソフトランディングを絵に描いたような着水なので、そばにいる魚は過度に驚かず、引き寄せられるでしょう。

ラパラのオリジナルフローターには、アゴ下から斜め前方へ向けて、透明樹脂製の後付けリップが装着されています。

しっかりと前方からの水流を受けてくれますから、アクションの初動は早め。

そこから左右へのウォブリングやローリングへとつながっていきます。

ラパラのオリジナルフローターには、全部で7種類のサイズ・ウエイトバリエーションが用意されています。

最も小さいものから、F3・F5・F7・F9・F11・F13・F18です。

数字は全長を表していて、例えばF3は、全長3cmでウエイトはたったの2gしかありません。

ちなみにF11でも、11cmで6gしかないのです。

飛距離を伸ばすことがルアーキャスティングゲームの生命線と言われるようになって久しいですから、この軽さはデメリットにはならないのでしょうか?

釣具店でラパラのオリジナルフローターを手に取ったとき、「うわっ、軽過ぎ!」と感じた人も多いはず。

最新モデルのフローターエリート・FE85では、ボディの低重心化が図られており、飛行時のバランスが改良され飛距離が伸びるようになっています。

とはいえ、ラパラのオリジナルフローターの具体的な使い方には、多くのアングラーが注目を続けているのは事実でしょう。

ラパラのオリジナルフローターで飛距離を伸ばすにはどうすればいいの?

ラパラのオリジナルフローターの具体的な使い方を、分かりやすくご紹介します。

軽くて細長いミノーですから、それを飛ばすには、柔らかくて長いブランクスのスピニングロッドがマッチします。

汽水域に棲むシーバスをターゲットにするからと、シーバスゲーム専用ロッドから選ぼうとするのは、ちょっと無理があるかもしれません。

そこでおすすめなのが、ネイティブトラウトゲーム用のものや、アジング・メバリングゲーム用の長いスピニングロッドを手にすることです。

これらは、元々とても柔らかいブランクスで作られていて、軽いラパラのオリジナルフローターでも胴に乗せてキャストすることが可能です。

ラインも細いPEラインに結んでアプローチすれば、イメージに近い飛距離を叩き出せるでしょう。

それでも逆風などの、悪環境に見舞われるケースがあります。

そんなときは、アジングやメバリングで用いるフロートに、ラパラのオリジナルフローターを結んで飛距離を稼いでみてください。

フロートとの間を長めに取れば、ミノーアクションを阻害されることなく使えるでしょう。

ラパラのオリジナルフローターを流れに乗せて使ってみよう!

ラパラのオリジナルフローターを使うとき、そもそも飛距離を問わない!という釣り方を実践している猛者もいます。

汽水域なら河川の流れの影響を受けるので、流れの上流側にラパラのオリジナルフローターを置き、流れに乗せて=ドリフトさせてラインを送り出していくのです。

これなら飛距離を伸ばせなくても、下流域に広がる遠くのポイントまで届けることが可能です。

ただし、狙ったポイントにラパラのオリジナルフローターをきっちり届けるのが困難なので、使い勝手のいいアプローチとは言い難いでしょう。

それでもスローにリトリーブして誘えますし、時折キルを入れて、再度流してからリトリーブを再開することも可能です。

その間、水面に浮き沈みさせながら、もがくベイトフィッシュを演出することもできますから、自分なりに誘い方を工夫してみましょう。

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ラパラのオリジナルフローターを操るのにおすすめのロッドを選んでみた!

ラパラのオリジナルフローターをキャストして操るのに向いている、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。

ダイワ(DAIWA) アジングロッド 月下美人 AIR AGS AJING・Y 81M-T・Y 釣り竿

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ダイワからリリースされている、月下美人シリーズの中から、81M-Tを選んでみました。

適合するルアーウエイトが、2gから15gですから、ラパラのオリジナルフローターを上手くカバーしています。

軽量ブランクスで長さもあるので、扱いやすいのではないでしょうか。

ラパラのオリジナルフローターを駆使して汽水域のビッグフィッシュを釣り上げよう!

ラパラのオリジナルフローターの特徴や使い方、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?

汽水域には、シーバスやチヌ・キビレなどのフィッシュイーターが潜んでいます。

レスポンスのいいオリジナルフローターのアクションで、誘いをかけてみましょう。

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