リールのアップ写真

紅牙IC200は2023年新登場のディープタイラバ用リール【ダイワ】

FISHING JAPAN 編集部

人気のタイラバゲームでは、深い水深を積極的に攻める、ティープタイラバの釣り方に注目が集まっています。

2023年ダイワの新しい専用リール・紅牙IC200なら、ヘビーウエイトのタイラバを深場で操作しやすいでしょう。

いったいどんなスペックに仕上がっているのか、詳しくご紹介します。

紅牙IC200とは

紅牙IC200とは、2023年ダイワから新登場となる、ディープタイラバ専用リールのことです。

ギア比の異なる2種類に、それぞれ左・右巻きハンドル仕様が用意されています。

紅牙IC200には、ダイワオリジナルのハイパードライブデザインが搭載されています。

滑らかな回転を維持するハイパードライブデジギアを組み込んでいて、そのギアの駆動を支えながら強く軽い巻き上げをもたらすハイパーダブルサポートが採用されています。

また、リール構造を強く支持するハイパーアームドハウジングや、塩ガミなどによる固着を抑える絶縁構造のハイパータフクラッチも搭載されています。

これら4つの相乗効果が、ハイパードライブデザインの真骨頂といえるでしょう。

紅牙IC200のドラグには、ATDが採用されています。

魚からの引きに合わせてスムーズに作動し、滑らかにラインを出し続けるようになっています。

タイラバゲームで使うことを想定して、実用作動域の0.5kgから4.0kg付近のドラグ調整幅を拡大しています。

細やかなドラグ調整ができれば、掛かったマダイバラシてしまうトラブルは減るでしょう。

それから紅牙IC200には、電子ドラグサウンドが鳴るようになっています。

スプールの回転を検知すると、ドラグの作動を電子音で伝えることができるのです。

機械式の構造による抵抗でドラグ音を鳴らしていないので、滑らかなドラグ性能が得られますし、より耳に聞こえやすいドラグ音が入手できます。

紅牙IC200のレベルワインドやICカウンターに注目!

紅牙IC200のレベルワインドに注目してください。

シンクロレベルワインドになっているので、ラインを放出する際に、レベルワインドがライン位置と同調して、左右に追従します。

このメリットは、ラインを放出する際の摩擦抵抗が小さいところでしょう。

また紅牙IC200には、リール上部中央に、ICカウンターが設置されています。

ICカウンターには、10cm単位で水深を測る機能が付いています。

デプス=深度アラームはもちろん、巻き上げ速度表示やタイラバの落下速度表示・タイマー表示=タイラバ仕掛けの投入時間を表示・LEDバックライト・船べりアラームなどが装備されています。

実際に船上でディープタイラバゲームを展開するとき、とても重宝する機能ばかりです。

紅牙IC200には、セルフ電池交換が可能です。

これまでは電池交換するために、メーカーまでリールを送って取り換え作業をおこなってもらいました。

それがこのリールからは、アングラー自身がボタン電池を交換できるようになっています。

スピーディーにICカウンター機能を使えるようになるのは、とても嬉しいです。

紅牙IC200のハンドルも確認してみましょう。

全長150mmのロングハンドルは、ディープタイラバにおける高い負荷をしっかり支え、安定した等速巻きや軽い巻き上げを実現しています。

紅牙IC200のギア比別スペックを確認してみよう!

紅牙IC200のスペックを、ギア比別にチェックしてみましょう。

200P(左巻きハンドルは201P)は、ウエイトが350gでギア比が5.3対1に設定されています。

ということは、ハンドル1回転につき、66cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

ラインキャパは、ディープレンジをきっちり探れるように、PEラインなら1.0号を600m巻けます。

EVAラウンドライトノブの付いたハンドルは、150mm。

最大ドラグ力は10.0kgで、ボールベアリングは7個搭載しています。

やや高いギア比を採用している200(左巻きハンドルは201)は、ギア比6.3対1です。

これだとハンドル1回転につき、78cmのラインを回収することができます。

タイラバゲームでは、着底したタイラバをスローに巻き上げなから、マダイに口を使わせるアプローチが主流ですから、釣り場のシチュエーションや自分の釣りスタイルに合わせて、どちらかのギア比か決めるようにしましょう。

紅牙IC200を装着して使ってみたいおすすめのロッドを選んでみた!

紅牙IC200を装着してタイラバゲームをしたくなる、おすすめのロッドをご紹介しましょう。

ドテラ流しなどのテクニックを実践しやすいベイトロッドと、掛け調子のベイトロッドの2本をピックアップしてみました。

マダイが掛かっても、船べりを曲がったロッドブランクスで叩かないように、注意したいものです。

ダイワ(DAIWA) 紅牙MX N69HB-MT・W

ダイワ(DAIWA) 紅牙MX N69HB-MT・W

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ダイワからリリースされているタイラバゲーム用ベイトロッド・紅牙MXシリーズの中から、オールラウンドにさまざまな水深を狙える、N69HB-MTを選んでみました。

全長は2.06mで、2ピース仕様。

仕舞寸法は127cmにまで縮まるので、船上やボートデッキまで持ち込むのが、とても楽でしょう。

ウエイトは92gと軽めで、ブランクスの先径/元径は0.8/9.9mm。

適合するタイラバウエイトは、45gから200gまで。

適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.5号まで使えます。

ブランクスのカーボン素材含有率は、93%になっています。

実際にフィールドで使ってみると、とてもよく曲がり込むブランクスに仕上がっていると感じました。

乗せ調子なので、ボトムを取ってドテラ流しをおこなっていると、適度にロッドティップが入ります。

これならマダイが食い付いてきても、弾いてしまわずにフッキングに持ち込めるでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

幅広いシチュエーションに対応可能で、とても扱いやすいおすすめの1本といえそうです。

ダイワ(DAIWA) タイラバロッド 20紅牙 EX ・R K64HB-SMT 釣り竿

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ダイワから発売されているタイラバゲーム用ベイトロッド・紅牙EXシリーズのラインナップから、K64HB-SMTを選んでみました。

高い感度を保持している、掛け調子タイプのハイエンドクラスモデルといえるでしょう。

全長は1.93mと、操作しやすい長さに設計されています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は150cmです。

ウエイトは104gで、ブランクスの先径/元径は0.7/10.8mm。

適合するタイラバウエイトは、40gから120gまで。

適合するラインは、PEラインなら0.8号から1.5号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98%になっています。

実際に手に取ってみると、とても軽くて手のひらに握りやすい形状に仕上がっていると感じました。

ボトムの地形変化が、しっかりと手元で確認できるようになれば、マダイの微細なバイトもフッキングに持ち込めるでしょう。

実売価格は5万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。

紅牙IC200の気になる発売日はいつ?

紅牙IC200の気になる発売日は、2023年の12月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、62,400円です。

ギア比の選択は、自分の釣りスタイルにマッチしたものを選んでください。

実釣で使った後は、自宅に持ち帰って洗浄メンテナンスを施しましょう。

電池も定期的に交換しておくと、いざタイラバゲームを開始するときに慌てなくて済むでしょう。

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