シーバスのナイトゲーム攻略特集!釣り方+おすすめルアーを選んでみた
シーバスは夜行性なので、陽が暮れてから活発に動き回る習性を持っています。 特に夏は、日中の水温が上がり過ぎて、シーバスの動きは抑えられてしまいます。 そこでおすすめなのが、シ…
FISHING JAPAN 編集部河口域から河川下流部・港湾エリアなどで夜釣りをするとき、効率よくシーバスからのバイトを取っていくには、バイブレーションルアーが役立ってくれます。
タイトな振動で、暗がりでもシーバスを引き寄せるチカラがあるからでしょう。
ここでは、おすすめのシーバス用バイブレーションルアーや、扱いやすいタックルについてご紹介します。
目次
シーバス用バイブレーションルアーとは、コンパクトサイズで薄く作られた、シンキング仕様のハードプラグのことです。
サイレント仕様のものが多く、硬いプラスチック製ボディのものや、軟らかいシリコン製ボディのものが人気です。
ボディに対してウエイトが重めなので、飛距離はしっかり伸ばせます。
にもかかわらず、着水音はその薄いボディフォルムが功を奏して、とても静かなのが特徴です。
不用意な大きい着水音でないことで、シーバスの警戒心を膨らますことなく、スイミングに移れるのが強みでしょう。
シーバス用バイブレーションルアーの使い方は、基本的にはただ巻きリトリーブです。
これにより、ほぼ同じレンジをタイトな振動でトレースすることができます。
それは、無防備なベイトフィッシュを表現しています。
無防備ならシーバスが襲い掛かっても、すぐには逃げるモードに切り換われないのです。
レンジは、着水してからどれくらい沈めるかによって、任意に変えることが可能です。
ということは、シーバス用バイブレーションルアーなら、あらゆるレンジを効率のいいスピードで誘えることになります。
それでは、実際に使ってみて好釣果につながった、おすすめのシーバス用バイブレーションルアーを取り上げてみましょう。
●おすすめのシーバス用バイブレーションルアー①バスデイ・レンジバイブ
さまざまなサイズが用意されているレンジバイブシリーズですが、飛距離を伸ばしつつ食わせの要素をスポイルしたくない!のであれば、70mmモデルがいいかもしれません。
とても薄いボディで固定重心、背中には背ビレが突き出しています。
前方からやってきた水流は、この背ビレを乗り越えて、すぐに下方向に抑え込まれます。
その際、薄い最後尾が待ち構えていますから、水流は真っ二つに。
左右に断ち切られる水流の量=強さには、必ず差が生まれますから、強いほうに押され、次の瞬間には押し返されます。
これが、タイトな振動を発生し続ける原動力となっているのです。
当然頭部などでも水流はカットされているのですが、背ビレ越しの真っ二つは、シーバスを絶妙に誘うことにつながっていると感じます。
表層を丁寧にトレースしたいなら、70mmモデルより小さな55mmモデルを投入してみましょう。
バスデイ(Bassday) レンジバイブ 55ES LH-521 LHコノシロピンクベリー
●おすすめのシーバス用バイブレーションルアー②ダイワ・モアザンミニエント
ダイワから発売中のミニエントなら、全長57mmでウエイト11.5gなので、表層のレンジをトレースするのに向いています。
シンキング仕様なので、沈めればもっと深いレンジも探れるのですが、やはり水面直下辺りをスローにリトリーブすると、バイトが頻発するので止められません。
タイトな振動をキープしながら、シーバスに丸飲みされる瞬間を待ちましょう。
フックが、10番サイズのトレブルフックなので、シーバスの口の中にすっぽり吸い込まれやすく作られています。
ダイワ(DAIWA) シーバス バイブレーション モアザン ミニエント ホワイトショコラ 57S ルアー
●おすすめのシーバス用バイブレーションルアー③マドネス・シリテンバイブ
とても軟らかいシリコン製のボディを持った、スリムなバイブレーションルアーです。
さまざまなサイズが用意されていますが、全長50mmを下回るものもあるので、タフコンディション攻略に使ってみたくなります。
ボディの軟らかさは、スローリトリーブを実践するのに向いていて、適度な巻き抵抗も生まれているのが特徴です。
プラスチック製ボディのバイブレーションルアーになかなか反応してこないとき、シリテンバイブに結び換えてアプローチしてみましょう。
マドネス(Madness) シリテンバイブ 43 SL #11 銀粉小沼アユ
シーバス用バイブレーションルアーをロングキャストしてただ巻きリトリーブするのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、しなやかで胴に乗せてキャストしやすいスピニングロッドがマッチします。
リールは、3000番サイズ前後のスピニングリールなら、扱いやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) シーバスロッド ラテオ モバイル 86ML-4 釣り竿
ダイワからリリースされているシーバスゲーム用モバイルスピニングロッド・ラテオモバイルシリーズの中から、86ML-4を選んでみました。
全長は2.59mと、取り回ししやすい長さになっています。
継数は4本で、仕舞寸法はなんと70cmにまで縮まります。
これならクルマに積みやすいですし、さまざまな釣り場へ持ち運ぶのも便利でしょう。
ウエイトは125gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.6/12.4mmです。
適合するルアーウエイトは、7gから35gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.5号までで、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、96.0%に設計されています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
モバイル系で継目が多いのですが、実際に継いでから振ってみると、とてもしなやかに曲がってくれました。
キャストしやすい印象で、シーバスが掛かってからも、このスムーズな曲がりを利用して、水面まで引っ張り上げられるでしょう。
ガイドにはラインが絡まりにくく、テンポアップしたキャストを繰り出せるのは、間違いなさそうです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT3000D-C
ダイワから2023年に発売された汎用型スピニングリール・レカリスシリーズの中から、3000番サイズを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき93cmものラインを回収することができるようになっています。
ウエイトは200gで、最大ドラグ力は10kg。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を170m、モノフィラメントラインなら10lbを120m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
とてもコンパクトで軽めに作られているので、長時間の釣行になってもさほど手首や腕などは疲れないでしょう。
ハンドルの巻き心地は、軽快かつスムーズですから、ただ巻きリトリーブを実践するのに向いています。
実売価格は9千円台と、とても低価格な設定に収まっています。
この安さなら、初心者アングラーが初めてのタックルを買い揃えるときに、購入を検討しやすいでしょう。
3000番サイズを持っていると、シーバスゲームはもちろん、チニングゲームやロックフィッシュゲーム・スーパーライトショアジギングゲームなどに、積極的に転用しやすいかもしれません。
シーバス用バイブレーションルアーの特徴や使い方、おすすめのアイテム&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ミノーやシンペンにはない、タイトに振動やフラッシング・水押し効果などを体感しながら、夜釣りを満喫してください。
キャストする際には、自分の背後や周囲に他のアングラーや通行人が居ないか、必ず確認してからロッドを振りましょう。
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