ルアーのアップ写真

ヒロ内藤さんの釣り方を知りたい!ルアーのどこに注目して使えばいいの?

FISHING JAPAN 編集部

ヒロ内藤さんといえば、日本のバス釣り黎明期からさまざまなメディアに登場して、ルアーが持つスペックを使いこなす・使い切ることを推してきた人です。

特にアメリカンルアーの強み・存在感を伝えてくれましたから、多くのアングラーが手本にして実践してきました。

ここでは、ヒロ内藤さん流ルアーの使い方を通して、ルアー釣りのアプローチ方法について深掘りしてみましょう。

ヒロ内藤さんのルアーに対する考え方!

ヒロ内藤さんは、アメリカ・フロリダ在住のアングラーで、ルアー全般に対する造詣が深いことで知られています。

多くのバスプロやルアーメーカー担当者と関わることで、さまざまな知識を持ち、それを実践してきた人という印象が強いです。

例えば、ルアーという釣り道具のとらえ方。

日本の釣り人は、釣れるルアーの情報に敏感で、どこかで釣れた!誰かが釣った!というネタにビビッと反応し、すぐに群がる→購入するパターンにハマりがちです。

当然ホンモノそっくりにデザインされた、小魚のルアーを見てしまうと、思わず飛び付いてしまう傾向があるといっていいでしょう。

ヒロ内藤さんは、そういう行為に警鐘を鳴らしています。

見た目のリアルさを追い求めるのではなく、ルアーの本質的な部分、例えば動きや浮力バランス・ボリューム・浮き姿勢などに注目して、ロッドワークを加えたときにどうアクションするか?を知るべきだと。

実際にアメリカンルアーをピックアップして、実釣インプレを絡めながら、どんな本質を持っているかチェックしてみましょう。

下の写真は、有名なアメリカのルアーメーカー・ヘドンが世に出した、プラスチック製のザラスプークです。

20g程度のウエイトと立派なボリュームがありますから、キャストはとてもしやすい印象です。

実際にベイトタックルでキャストしてみると、30mほどの距離なら難なく叩き出せるでしょう。

ザラスプークを実際に動かしてみた!

ザラスプークのルックスを見てください。

太めで長く、ボリュームはしっかりと与えられています。

日本に生息している小魚そっくりかと言われれば、見た目はちょっと離れている感じがします。

しかし、ひとたび水に浮かべてみると、ザラスプークにロッドワークを加えるだけで、水面に引き波を作り出すことができます。

強くて幅の広い引き波にすれば、広範囲にその影響が出て、潜んでいるバスやナマズ・雷魚などを振り向かせるでしょう。

弱くて幅の狭い引き波に切り換えることも可能で、操作するアングラーの意図に合わせた演出が可能です。

その場でダイブアクションさせることもできますし、ザラスプークの側面で水を押し、より強く魚にアピールすることもできます。

そしてもうひとつ有効なアプローチが、水面に静止しておけるということ。

そこにずっと気になる存在が浮き続けるのですから、いつもとは違う刺激が生まれるのは当然でしょう。

こんなふうにして、リアルさに偏重していないザラスプークは、ルアーの本質を体感するのに長けたアイテムといえるのです。

その大切さをヒロ内藤さんは、昔からメディアで語り続けてくれていたのです。

ヒロ内藤さんの動画を参考に自分の釣りスタイルを変えてみよう!

ヒロ内藤さんが出演している動画が、YouTubeで配信されています。

気軽にスマホで観れるので、ぜひチェックしてみてください。

ザラスプーク以外にも、ヒロ内藤さんはアメリカンルアーの名作を推しています。

もしこれまで使ったことのないものが含まれていたら、ぜひタックルボックスに入れて釣り場でラインに結んでみましょう。

釣れるルアーとして有名なものは、レア度が高まって入手しづらくなっていますが、アメリカンルアーなら釣具店やネット通販で、適切な価格で購入できるでしょう。

ジャークやトゥイッチ・ドッグウォークなどのロッドワークや、止める・潜らせる・ただ巻きなどの基本動作を絡めながら、ルアーを使いこなす・使い切ることに注力してみましょう。

これまでにないアプローチスタイルにつながるはずですし、魚の反応もおのずと変わってくるでしょう。

ヒロ内藤さんのルアー解説を収めた動画はこちら!

アメリカンルアーを操作するのにおすすめのタックルを選んでみた!

ヒロ内藤さんが推すアメリカンルアーを操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ルアーの特性を活かして、さまざまなロッドワークを繰り出したいなら、ロッドはあまり長くないほうが扱いやすいかもしれません。

リールは、太いナイロンラインを豊富に巻けるベイトリールがいいでしょう。

シマノ(SHIMANO) バスロッド 19 スコーピオン ベイトキャスティングモデル ワン&ハーフ2ピース 1652R-2 トップウォータープラグ ヘビーシンキングミノー

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シマノからリリースされているベイトロッド・スコーピオンシリーズの中から、1652R-2を選んでみました。

全長は1.98mと、ロングキャストもできますし、さまざまなロッドワークを繰り出すのにも向いている長さです。

スコーピオンシリーズには、1581Fや1600SSなどのラインナップされていて、このモデルより柔らかくて短いものも選択することが可能です。

継数は2本で、仕舞寸法は130.0cmです。

ウエイトは127gですから、長時間振っていてもさほど疲れを感じることはないでしょう。

ブランクスの先径は1.8mmで、適合するルアーウェイトは7gから28gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら12lbから22lbまでです。

ナイロンラインを選べば、水面で漂わせやすいです。

ダイブアクションを優先したければ、沈みやすいフロロカーボンラインを使ってみましょう。

グリップの長さは242mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、98.9%です。

実際に手に取ってみると、しっかりと張りのあるブランクスに仕上がっている印象を持ちました。

ガイド径はやや大きめなので、太いラインを通して使うのに適しています。

実売価格は3万円台と、購入を検討するのにちょうどいい価格帯ではないでしょうか。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ

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シマノから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・SLX MGLシリーズの中から、ノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき63cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは190gと軽め。

スプール寸法は、直径が32mmで、幅23mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを80mまで巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個搭載しています。

実際にフィールドで長期に渡って使ってみると、ボディの剛性感は高めで、ハンドルの巻き心地は滑らかそのもの。

クラッチの切れもスムーズですから、ストレス無く使い続けることができるでしょう。

シマノオリジナルの遠心ブレーキが搭載されていて、ボディの外側から利きの調整が可能です。

メカニカルブレーキはやや硬めですが、微調整できるのが嬉しいです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

モノフィラメントラインとの相性はよく、サミングもしやすいベイトリールになっています。

ヒロ内藤さんの考え方を理解してルアーを操ってみよう!

ヒロ内藤さんのルアーに対する考え方や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ルアーの本質は、とてもシンプルです。

使い手のスキルに合わせて動くので、日々のキャスト数やロッドワーク数がそのままアクションに反映されるでしょう。

しっかり使い切って、魚を誘い出し、バイトにつなげてみましょう。

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