カツオノエボシは海に潜む超危険生物!?対策と応急処置法を知って身を守ろう
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FISHING JAPAN 編集部ごつごつと岩のような見た目が特徴的なオニダルマオコゼ。
実は「最強猛毒魚」としてとても有名な魚なのです。
普段の釣行ではなかなか目にすることのない魚だからこそ、その実態が気になりますよね。
今回はオニダルマオコゼのその実態についてご紹介しようと思います。
カサゴ目フサカサゴ科に属する魚類の一種とされているオニダルマオコゼ。
体長は約40cm程度とされています。
全身がゴツゴツした見た目で、岩のような姿をしており、岩に擬態したり、砂の中に潜ることでエサとなる小魚を待ち受けて捕食しています。
海外では太平洋やインド洋などの温かい海域に生息しており、日本近海では沖縄や小笠原諸島・奄美黄島に生息しています。
三重県の鳥羽水族館でも生きている姿を観察することができますよ。
「オニ」のような形相をしていて、「ダルマ」のように体が丸く、「オコ」=怪奇で珍妙な顔という意味から「オニダルマオコゼ」という名前がついているそうです。
漢字で書くと「鬼達磨虎魚」となります。
いかにも強そうな名前ですよね!
オニダルマオコゼは猛毒を持っているということで有名です。
「最強猛毒魚」と言われるほど、その毒性は大変危険なものとされています。
その毒性について詳しくまとめてみました!
オニオコゼ科にはどの種も毒を持っていますが、オコダルマオコゼはその中でも最強クラスとされています。
その毒はハブ毒の30倍と言われており、非常に高い毒性を持っています。
登録者数669万人の人気YouTubeチャンネル『きまぐれクックKimagure Cook』では、オニダルマオコゼのさばき方を詳しく解説しています。
オニダルマオコゼの危険性を詳しく解説しているので気になった方はぜひこちらの動画もチェックしてみてくださいね!
オニダルマオコゼの毒は背中のトゲにあり、刺さると吐き気や嘔吐、腫れや痺れを伴った激しい痛みに襲われます。
オニダルマオコゼは岩に擬態するため、誤ってシュノーケリングやダイビング中に踏んでしまう事故もよくあるそうなので注意していく必要があります。
もし足裏に違和感があったり、耐え難い痛みが走った場合は、すぐに海から上がり、傷口を洗浄することが大切です。
また、傷口から毒以外の雑菌が入らないようにしましょう。
また、傷口に熱湯をかけたり、熱湯に浸したりすることも有効とされています。
症状がひどいようであれば、一刻も早く病院に受診することが一番です。
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猛毒を持つことで有名とされているオニダルマオコゼですが、実は食べることができます。
漁獲量は決して多くないため、珍味としても重宝されています。
白身でコリコリとした食感をしているオニダルマオコゼは、お味噌汁やお吸い物、天ぷらにすると美味しいです。
中でもおすすめはオニダルマオコゼの唐揚げで、あまりの美味しさに「海のケンタッキー」と呼ばれることもあります。
登録者数63万人の人気YouTubeチャンネル『小豆島の漁師はまゆう』では、
オニダルマオコゼの調理方法を紹介しています!
「オニダルマオコゼってどんな調理方法をするのだろう…」と、気になった方はぜひはまゆうさんの動画をチェックしてみてくださいね!
普段の釣行ではなかなか出会うことができないオニダルマオコゼ。
オニダルマオコゼについて知らなかった方々も、この記事を通してこの魚の危険性や意外な一面を知っていただけたのではないかと思います。
もし見つけた際は、十分注意して安全に海を楽しんでくださいね。
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