ルアーのアップ写真

ピンテールサゴシチューンをインプレチェック!ジャクソンのサゴシ用ミノー

FISHING JAPAN 編集部

ジャクソンからさまざまなミノーがリリースされていますが、海のキャスティングゲームでサゴシを狙うなら、ピンテールサゴシチューンがおすすめです。

いったいどんなスペックに仕上がっているのか、フィールドで実際に使ってみたインプレを中心にご紹介します。

カラーバリエーションも豊富なので、あちこちの釣り場で重宝するのは間違いないでしょう。

ピンテールサゴシチューンってどんなルアーなの?

ピンテールサゴシチューンとは、ジャクソンからリリースされているシンキングミノーのことです。

サイズ設定は、2種類用意されています。

小さいほうは、全長75mmでウエイト20g。

フックは、トレブルフックの8番が前後に装備されています。

大きいほうは、全長90mmでウエイト28g。

トレブルフックのサイズは、5番とやや大き目のものが付いています。

元々ジャクソンからは、豊富な種類のヘビーシンキングミノーが発売されていました。

それを防波堤などからのロングキャストで使っていたアングラーは、かなり多いのではないでしょうか。

中でもビンテールシリーズは、青物やサワラ・サゴシなどを誘うのに有効で、そこからピンテールサゴシチューンが生まれてきたのは、至極自然な流れだったのかもしれません。

実際にフィールドで使ってみたので、そのインプレをご紹介しましょう。

まずは、小さいサイズ・75mm20gのほうから。

用意したタックルは、シーバスゲーム用の9ftスピニングロッドで、ブランクスのパワーはMパワー。

PEラインの0.8号にショックリーダーラインの4号を組んで、沖合いの潮目に向けてロングキャスト。

安定した飛距離の伸びを見せてくれて、潮目から潮の本流をきっちりトレースすることができました。

流れの強いところではボディ側面に水が当たって、持って行かれてしまう感覚になりそうでしたから、リールハンドルを早めに回してのファーストリトリーブを実践。

そうすると潮の流れを突っ切るように、時折バランスを崩した泳ぎを見せてくれます。

あまりスローにリトリーブすると、アクションがおとなしくなってしまう感じがしました。

早めの巻き取りで一定の層を横方向に泳がせることが、好釣果につながっていきます。

実はサゴシという魚、泳ぐ層を上下させることを得意としていません。

魚なら体内に持っているはずの浮き袋が見当たらないのがその原因で、ルアーがいきなり上層へ泳ぎ去ると、上手く追従できないのです。

そこでピンテールサゴシチューンをキャストしたら、素早くリトリーブして横方向に泳がせることをおすすめします。

これならサゴシがルアーを見失うことなく、バイトに結び付くことになるでしょう。

サーフで使うとヒラメも食い付いてくるピンテールサゴシチューン!

ピンテールサゴシチューンの大きいほうである、90mm28gもキャストしてみました。

場所は防波堤からサーフへ移り、キャストした後ルアーを着底させました。

そこから同じくファーストリトリーブを開始すると、いきなりゴゴゴッ!という強いアタリが。

慎重に引き上げてみると、なんとヒラメががっつり食い付いているではないですか。

その後サゴシも釣れましたが、ヒラメやマゴチもひんぱんに混じるので、ピンテールサゴシチューンがサーフでも有効であることを実感できました。

ウエイトが28gもあるので、サーフで組んだタックルは、ショアジギングゲーム用のものにしました。

それでじゅうぶん飛距離を伸ばせますし、フッキングレスポンスも満足のいくものになっています。

合計13種類のカラーバリエーションから選択可能!

ピンテールサゴシチューンには、全部で13種類のカラーバリエーションが用意されています。

●CCN チャートキャンディー

●CKC 築港チャート

●CKP 築港ピンク

●NGR ナギラブルピン

●NSG ナギラサゴシゴールド

●SGE サゴシノエサ

●SNI 新鮮イワシ

●SRI アカハライワシ

●PGD ピンクゴールドダスト (28gの規格のみ)

●SDG シルバーダストグロー (28gの規格のみ)

●PCO チャートオレンジベリー (28gの規格のみ)

●SKN スケブルピン (28gの規格のみ)

●SKK スケキン (28gの規格のみ)

サゴシに効く定番カラーが豊富にラインナップされているので、どのカラーも使ってみたくなります。

ピンテールサゴシチューンでサゴシを狙っている動画はこちら

ピンテールサゴシチューンをキャストするのにおすすめのタックルを選んでみた!

それではピンテールサゴシチューンをキャストしてファーストリトリーブを実践するのに適した、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ブランクスが長めでMパワー以上あれば、じゅうぶん対応できます。

あまり硬くないほうが、サゴシのバイトをフッキングに持ち込めるでしょう。

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シマノのコルトスナイパーBBシリーズの中から、10ft超えのMパワーブランクスモデルを選んでみました。

全長は3.20mと長めで、 継数は2本。

仕舞寸法は、やや長めの164.4cmになっています。

自重は276gと重めで、先径は2.2mmと太目。

適合すめルアーウェイトは、最大で45gまでですから、ピンテールサゴシチューンを操るのに適しているでしょう。

ちなみにメタルジグは、最大60gまで背負うことができます。

ショアジギングゲームを堪能しながら、サゴシも狙ってみましょう。

適合するPEラインは、最大で2.5号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.9%になっています。

実売価格は1万円と、とても低価格な設定に収まっています。

やや長く感じるかもしれませんが、振り抜くだけで飛距離を伸ばせるので、1本持っておくとショアジギングからサゴシゲームまで幅広く対応できるでしょう。

少し重いと感じる人は、もう少し短いブランクスのものを選ぶといいかもしれません。

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評価の高いストラディックシリーズから、ラインキャパ多めのC3000番モデルを選んでみました。

4000番モデルも扱いやすいので、自分の好みのほうを手に取ってみてください。

ギア比は5.3対1になっていて、ハンドル1回転につき78cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。

自重は225gと軽めで、スプール寸法は直径47mmでストロークが17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら3号を150m、PEラインなら2号を200m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。

実際に使ってみると、とてもコンパクトでありながら、ラインキャパは実用じゅうぶんな量を確保しています。

ハンドル回転は滑らかで、ローターも軽やかに回ってくれます。

ドラグの出も俊敏ですから、ライトラインを巻いていても不安なく対応することが可能です。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ショアからのキャスティングゲームに幅広く活用できるのが、このスピニングリールの強みではないでしょうか。

ピンテールサゴシチューンを使いこなしてサゴシを釣り上げよう!

ピンテールサゴシチューンの特徴や使い方。インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

メーカー希望販売価格は、1,650円から1,760円です。

ボトムまで沈めてからファーストリトリーブを敢行すると、バイト数はコンスタントに増えるでしょう。

ボトムから1m程度上の層を、横に素早く引っ張っていくイメージで、アプローチをスタートさせてください。

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