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FISHING JAPAN 編集部ミノーといえば、ソルトウォーターゲームや渓流釣りで人気のルアーですが、当然バス釣りにも効果的です。
逃げ惑うベイトフィッシュを演出する以外に、さまざまな使い方があるのをご存じですか?
ここでは、バス釣りにおけるミノーの使い方や、春から夏におすすめのミノーをご紹介しましょう。
サイズやカラーにも注目したいところです。
目次
バス釣り用ミノーとは、ジャーキングを駆使してベイトフィッシュの逃走アクションを演出できる、リップ付き細身ルアーのことです。
ということは、ラトリンログに代表されるジャークベイトを指しているのでしょうか。
ミノーとジャークベイトの明確な区別は、無いに等しいですから、ここではミノーとして扱うことにします。
「ミノーはジャーキングじゃなくて、トゥイッチングじゃないの?」
そういう意見も耳にしますが、メリハリのあるアクションか、ややマイルドなアクションか、その程度の差しかないように感じます。
ミノーをジャーキングしてはダメ!という決まりはないですし、ジャークベイトをトゥイッチしてはいけない!という縛りもありません。
ミノーというカテゴリーの中に、ジャークベイトが含まれているイメージでしょうか。
ちなみに、本場アメリカのバスアングラーに尋ねてみると、ミノーを見せても「それはジャークベイトだ!」と言い張って譲りません。
単なる呼び方の違いかもしれませんよ。
バス釣り用ミノーの使い方は、キャストしてそのままステディリトリーブすると効果的です。
あえてジャークやトゥイッチを封印してみましょう。
リップの表面積がクランクベイトほどもない狭さなので、ボディを急速潜行させることはないですし、強いウォブリングアクションを発生させることもありません。
どちらかといえば、タイトなロールアクションになるでしょうか。
バスが追従してくるのが見えたら、同じスピードでリトリーブを続けてください。
食わせようとして止めると、そこでバスは追うのをストップしてしまうでしょう。
少しスピードアップするのも効果があるので、ぜひ試してみてください。
バス釣り用ミノーの使い方として、もうひとつ挙げておきたいのが、ドリフトです。
リザーバーや河川などで、流れのあるエリアを見つけたら実践してみましょう。
上流にミノーをキャストして、下流へ向けて流していくのです。
ラインをフリーにせず、スラックを作りたいときはロッドを操作しながら、時折ミノーをダイブさせてはまた流します。
弱ったベイトフィッシュが、押し流されていくイメージでOK。
浅瀬に向かわせるか、トロ場へ落とし込むか、その場のシチュエーションに合わせて切り換えてみましょう。
流れの代わりに、風に頼るのもアリですよ。
それでは、おすすめのバス釣り用ミノーを取り上げてみましょう。
先の画像でビッグバスをとらえたのが、ラインスラックのマイティーヒットです。
頭の部分が膨れたデザインになっていて、空気室が広く取られているために浮力が高めなのが特徴です。
リップは小さ目なので、潜ろうとしても浮力が許してくれない!という状態を作り出せますよ。
潜りたいけど潜れない!といった、やや抑制のかかったアクションは、ムズムズした生命感を上手く溢れさせてくれます。
ロッドを縦方向に振り上げると、移動距離も抑えられるので効果的です。
マイティーヒットは、自重14グラムもありますから、ベイトタックルで容易にキャストすることができるでしょう。
バイトがあっても即アワセせず、バスにミノーを持って行かせてからフッキングすれば、すっぽ抜けを抑えられますよ。
シマノ(SHIMANO) ルアー バンタム リップフラッシュ 115F ZM-111P 003 キョウリンチャート
シマノからリリースされている、バス釣り用ミノーです。
フローティング仕様で、リップの形状が2種類用意されていますよ。
こちらはショートビルタイプで、ステディリトリーブするとしっかりアクションしながら泳いでくれます。
側面がフラットなので、水押しが強くフラッシング効果も得られます。
浮かせる際にボディが揺れるとのこと、実際にやってみたのですが、バスは寄るもののバイトには至らず。
それよりも、ステディリトリーブからのスピードアップのほうが、バイト誘発の確率は高いですよ。
メガバス(Megabass) ルアー グレートハンティング55ヘビーデューティー (S) タクミセツキアユ 36673
トラウトゲーム用に作られた、シンキング仕様のミノーです。
バス釣りに転用しても、その釣れっぷりは変わりません。
流れに乗せやすく、ロッドワークに対して俊敏に反応してくれるのがいいですね。
カラーバリエーションが豊富ですから、釣り場のベイトフィッシュにマッチしたものを選んでキャストしてみましょう。
Rapala(ラパラ) ミノー カウントダウン ジャパンスペシャルカラー 9cm 12g コンスタンギーゴ CG CD9/J ルアー
コンスタンギーゴカラーは、ソルトでも淡水でも魚の反応のいいカラーのひとつです。
水中に沈んでいく姿勢が安定していて、ボトムで横倒れしないのが使いやすいですね。
リトリーブしてもさほどアクションしないのですが、時折バランスが崩れたようにダートしては、元の姿勢に戻ります。
この不規則なアクションこそ、バイト誘発には不可欠な気がするのですが・・。
自重12グラムと重めなので、ベイトタックルでもじゅうぶんキャスト可能です。
バス釣り用ミノーの使い方や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
細身デザインなので、基本的にバスが好む傾向にあるのは間違いないでしょう。
あとはバイトするゾーンにまで確実にミノーを届けて、有効なアクションを演じさせる必要があります。ラインの太さやロッドの硬さ等、タックルのセッティングにもこだわって、ミノーを使いこなせるようになりたいものです。
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