アオリイカが釣れない理由!エギングって難しいの?初心者のお悩み解決特集
エギングでアオリイカを釣る人が、ある時期爆発的に増えたように感じます。 近郊の港はもちろん、釣り専門誌やサイトで取り上げられた地方の釣り場には、週末になるとエギングロッドを手に…
FISHING JAPAN 編集部エギングゲームで欠かせないのが、イカを惹き付けるエギ。
さまざまな種類のエギがリリースされていますが、これからエギングを始めたい初心者アングラーにおすすめなのが、ヤマシタのエギ王LIVEです。
どんなロッド角度でも、意図したタイミングで大胆なダートアクションを発生させられるのが、エギ王LIVEの特徴です。
ここでは、ヤマシタのエギ王LIVEについて、実釣インプレも含めながらご紹介しましょう。
「動き過ぎないほうが効く!って意見もあるけど、どうなの?」
確かにダートアクションに反応しにくい状況はありますが、まずはダートで仕掛けてイカに誘いをかけるのがベターです。
あえてダートを抑えたモデル・エギ王Kもヤマシタからリリースされていますから、状況に応じてローテーションするといいでしょう。
目次
エギ王LIVEとは、ヤマシタから発売中のエギで、とても扱いやすいタイプという印象を持っています。
実釣でよく使うのが、3.5号サイズ。
これのみ約3秒で1メートル沈んでくれるので、水圧に対してエギをテンポよく乗せやすいですね。
圧に対してエギが腹を乗せて、横方向に滑る感じがよく出ています。
意図的にメリハリのあるダートを発生させられますから、エギ自体がこっちに寄って来ないんですよ。
つまり、ダートをさせ続けると、巻き取り方向への移動距離を短くとどめられるわけです。
イカが接近していたら、その目の前でエギを見せ続けることに。
これほど強いアピールはないですよね。
以前よくおこなっていた釣りスタイルでは、なんとかエギをイカに見せ続けるために、ボディサイズの大きな4号エギを、ハンプや藻の上に長時間置いておくアプローチを実践していました。
これだと発見はしてもらえたのですが、イカの捕食スイッチがなかなかオンになりません。
それどころか、タコがどこからかやってきて、置きエギを抱いてしまうことも。
根掛かりでエギのロストも増える一方でしたから、何か打開策はないものか探っている最中に出会ったのが、エギ王LIVEだったのです。
エギ王LIVEを実際にキャストしてみると、飛距離はしっかり伸びて広範囲を探るのに適しています。
着水したポイントからボトムに到達させて、ラインスラックをチェック。
イカが居れば、この行程だけで抱いてくるケースがあるからです。
ラインに変化が無ければ、ロッドを立ててボトムから離します。
このちょっとしたリフトでも、エギ王LIVEは左右へのダートをスタートさせていますよ。
初心者アングラーが「エギをダートさせるのが難しい!」と嘆いているのをよく耳にしますが、ぜひこのエギ王LIVEをリフトしてみてください。
当然連続してロッドティップの上げ下げをおこなうと、左右に小刻みにダートして、こちらへ戻って来ようとはしないですね。
トントンと軽めの縦ジャークを与えれば、まるで犬を散歩させているかのようなドッグウォーク→ダートアクションに切り替わっていきます。
エギ王LIVEを藻場で使ってみましょう。
藻と藻の間が谷間になっているようなシチュエーションが好ましいですね。
谷間にキャストして着底、そこから縦ジャークで左右の藻にタッチしては逆方向へ。
テンポよくおこなっていると、左右どちらかの藻からイカが姿を現すかもしれません。
左右両方からイカが出てきて、エギを取り合いになったこともあります。
全て目で見える範囲内での出来事でしたから、ロングキャストして遠くのポイントでも、頭の中でイメージしながらダートを繰り返してみましょう。
エギ王LIVEを湾内で使ってみましょう。
船の通り道であるミオ筋は、他のポイントより深くなっていますから、深い側にエギ王LIVEを落とし込んで、ロッドワークを駆使しながらダートアクションのままカケアガリを舐めるのです。
何かに引っ掛かったような感触があれば、ロッドを上方向にリフトして外しにかかりましょう。
それがイカである確率は、とても高いことに気づくはずです。
ボトムに近いところをダートさせていることになりますから、コウイカが乗ってくる可能性も高めですね。
風が強くて外海に向けてキャストしづらいときなどに、試してみてください。
エギ王LIVEの3.5号サイズを操るのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
基本的にどんな調子・長さのエギングロッドでも、ダートアクションを引き出しやすい設計になっています。
管理釣り場用の短いトラウトロッドでも試したのですが、全然楽勝で左右に飛んでくれますよ。
シマノから発売されている、やや短めで取り回しのいいエギングロッドです。
ロッドティップをリフトしやすいバランスなので、エギ王LIVEとのマッチングは良好ですよ。
全長は2.52メートルと、オールラウンドに使いやすい長さになっていて、継数は2本。
仕舞寸法は129.4センチになりますから、釣り場への持ち運びに便利でしょう。
自重は102グラムと軽め、先径は1.6ミリと細めです。
適合するエギサイズは、2号から4号まで。
適合するPEラインは、0.5号から1号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、95.4パーセントになっています。
実際に使ってみると、ネジレに対しての復元が早めで、シャープで小気味いい操作感が好印象ですね。
小刻みのロッドティップをリフトしながら、エギ王LIVEが左右にダートアクションしているのを体感できますよ。
水面から突き出ているラインの軌道が、明確に左右に振れるのがいいですね。
ロッドティップはソリッドではないもののよく曲がり込む感じで、イカが乗ってきたときに弾いてしまわない柔らかさを備えています。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に設定されていますよ。
これなら希望のスピニングリールと一緒に購入を検討できるかもしれませんね。
ガイドにラインが絡みにくいので、手返しよく次のキャストに移ることができます。
シマノのエギングロッドは、どれもグリップがスリムで握りやすいですから、アクションをつける際に手首の自由度が増します。
長い時間釣りを続ける上でも、大きなメリットになるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック 2500SHG バス 中本流トラウト
シマノのストラディックシリーズ、2500番の浅溝スプールタイプです。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きで89センチのラインを巻き取れるようになっていますよ。
ラインスラックの回収を気にするなら、これくらいの巻き取り量があれば納得でしょう。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は2.5/4.0キロなので、大型のアオリイカに走られてもじゅうぶん対処できますね。
自重は220グラムと軽めで、スプール寸法は直径47ミリでストロークが17ミリです。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200メートル巻けます。
最近では0.5号ラインを使う人が増えているので、このラインキャパなら引き潮にドリフトさせることも可能ですね。
実際に使ってみると、カチッとした剛性・耐久性が備わっている印象でした。
イカの走りをしっかりと支えられますし、高い負荷にもたわみなどの変形を感じません。
ハンドルもローターも、回転は滑らかでスムーズ。
エギングゲームに多用しても、しっかり支え続けてくれるスピニングリールでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
エギ王LIVEの特徴や実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ヤマシタからは、多岐に渡った使用目的にマッチするエギが、数多くリリースされています。
それらをひとつずつ試していくだけでも、あなたのエギングスキルが高まるのは間違いないでしょう。
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