カレイ釣りの時期っていつがいいの？釣り方やおすすめタックルをチェック

北海道で盛んなイメージのカレイ釣りですが、実は全国で釣れる魚として知られています。

投げ釣りはもちろん、船釣りの対象魚として、多くのアングラーからラブコールを受けていますよ。

注目したいのは、カレイ釣りの時期です。

いったいよく釣れるのは、いつなのでしょうか？

ここではカレイ釣りの時期や釣り方、おすすめタックルについてご紹介しましょう。

「底のほうにいるのはイメージできるんだけど、めっちゃ移動するのかな？」

その辺のカレイの生態についても、確認してみます。

カレイ釣りは、産卵の時期を中心に考えてみると理解しやすいでしょう。

カレイの産卵時期は、1年の中で1回で、それは冬です。

12月ぐらいから始まって、2月ぐらいまで続くでしょうか。

北海道や青森・岩手・新潟から愛知・高知・鹿児島に至るまで、日本全国で産卵が始まる時期は一斉ではなく少しずつズレますが、この12月から2月の冬の間には丁度収まるようになっています。

産卵中の魚は、体内のホルモンバランスが変わるのか、空腹を満たす欲求はほぼ完璧に抑え込まれて、餌を目の前に突きつけられても口を使おうとしません。

これはカレイに限ったことではなく、他の魚種も同じような状態に陥ります。

全く食べないか？というと、そういうわけでもないのですが、まるで無視するかのような素振りを見せる魚もいますね。

となれば、無理やりその時期に釣りを実践する必要もないので、産卵期を避けた時期にカレイ釣りを楽しむようにしましょう。

カレイ釣りに適した時期としては、産卵の終了した3月から5月が挙げられます。

まだ冬の冷え込みが残る頃から春の暖かさが感じられるまでが、カレイ釣りのハイシーズンと考えられます。

その理由としては、産卵による体力消耗から回復しようとするカレイが大量に食事をするからです。

この時期は小魚が接岸を開始することもあり、投げ釣りで届く範囲内でカレイが集まってくるでしょう。

タックルを何個も準備し、ロッドスタンドにロッドを多く並べてカレイを引き寄せるのに、この時期が最適だと言えるでしょう。

カレイ釣りを始める予定の初心者でも、春から開始することで、早期にカレイに遭遇するチャンスがありますよ。

カレイ釣りにおすすめの時期は、もうひとつあります。

それは産卵する前、10月から11月にかけての秋の時期ですね。

理由は、冬の産卵時期を控えて、しっかり捕食して体力を蓄えなければならないからです。

ノッコミと呼ばれる浅瀬への移動が伴ないますから、投げ釣りでじゅうぶん届く範囲にカレイがやってきますよ。

餌を積極的に追うのでとても釣りやすく、カレイ釣りを楽しめる時期として外せないでしょう。

漁港の防波堤などから、ミオ筋などの地形変化をしっかり狙ってみてください。

ちなみに夏の時期のカレイは、どこにいるかというと、深場へ落ちてしまいいます。

投げ釣りではちょっと届かないエリアなので、船で沖に出て狙うしかありませんが、水温が上昇しているので他の魚が仕掛けに食い付いてしまうかもしれませんね。

カレイ釣りに使えるおすすめタックルを取り上げてみましょう。

投げ釣り用のロッドとリール、それに用いるラインやクーラーボックスなどを用意しておけば安心です。

釣れる時間帯は、潮が動いている時。

満潮から下げにかかるぐらいをメインに、いろいろなタイミングを試してみてください。

ダイワの振り出し式投げ釣り用ロッドです。

長さ4.25メートルで、錘負荷が35号まで載せることができます。

遠投が利きますし、ボトムを取るのも素早くおこなえるでしょう。

ガイドシステムは、遊動式のKガイドですから、ラインが絡みにくくトラブルなしで扱えます。

ファインピッチガイドロックを採用しているので、キャスト時の衝撃でもガイドがすっぽ抜けるのを抑えてくれますよ。

ダイワの投げ釣り用スピニングリールです。

ローターには、エアローターを採用しているので、軽やかな巻き心地でラインを回収することができます。

ラインキャパは、PEライン1号で200メートル巻くことができますよ。

マグシールド機構も搭載されていますから、防水対策万全で安心して使うことが可能ですね。

シマノから発売中の振り出し式投げ釣りロッドです。

先調子の7点ガイド仕様で、手元ガイドのみ折りたたみ式を採用していますよ。

ガイドをぶつけて破損してしまうのを防げますし、ロッドケースへ入れて持ち運びする際も安心ですね。

ブランクの最外層をハイパワーXで補強しているので、じゅうぶんな張りとヨジレに対する復元が素晴らしいですよ。

スタンダードなスペックの、扱いやすいロッドといえるでしょう。

実売価格が1万円を下回る、コスパ優秀なシマノの投げ釣り用スピニングリールです。

アルミニウム製のロングノーズスプールを搭載しているので、ガッチリとした剛性を感じることができます。

ラインキャパは、PEラインの2号を200メートル巻くことができますよ。

障害物の多いボトムなら、あえてナイロンラインを巻いて擦れ対策を講じるのもいいかもしれませんね。

ダイワのクーラーボックスを持参しておくと、釣れたカレイを冷やした状態で持ち帰ることができます。

30リットルサイズよりも大きな容量のものなら、大型カレイが釣れても収納できるでしょう。

保冷力が高めなので、暑さが残る季節に使っても安心ですね。

上フタが完全に外せるタイプなので、洗浄などのメンテナンスにも便利です。

カレイ釣りの時期や、おすすめタックルを特集しましたが、いかがでしたか？

かなり数が減ってきている印象のカレイですが、全国各地の漁協などが稚魚の放流活動をおこなっています。

特に東京湾におけるマコガレイの放流は有名で、以前のように江戸前カレイが豊漁になれば、カレイ釣りも盛んになるかもしれませんね。