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実りの秋全開!相模湾のイナダ&カンパチ五目

隔週刊つり情報編集部

仲間と一緒に秋の釣りパーティー、そんな企画にピッタリなのが相模湾腰越港・池田丸のイナダ&カンパチ五目船。

釣り場は腰越〜茅ケ崎沖の湘南沿岸なので江ノ島、エボシ岩、西に富士山も望める抜群のロケーションだ。

イナダをメインに釣魚も多彩。

カンパチ、マダイ、イサキ、メジナ、アジ、サバ、カツオ類などが入り交じり、初心者でも何かしら釣れるので幹事さんも安心して仲間を誘える。

釣り方はテンビン仕掛けのコマセ五目スタイル。

レンタル道具も充実しているから気楽に出かけてみてほしい。

良型マダイにワラサも!秋深まるこれからが本番

今年の猛暑は長かったが季節は確実に移り変わるもので、夜には秋らしい虫の音が聞こえてくる。

そして海に秋の訪れを告げるのがイナダなどの青物の回遊だ。

タナは底から海面まで

釣友と相模湾腰越港・池田丸のLTイナダ・カンパチ五目船へ乗り込んだのは9月13日。

雨予報もなんのその、ビギナーグループを含め16名と盛況で6時半に港を離れた。

江ノ島を右手に見ながら数分で腰越沖のポイントに到着。

「水深は21m。5~18mまでベイト反応があるので底近くから海面まで誘って」と遠藤船長から開始の合図が出た。

コマセ五目の仕掛けはスキンやウイリーの3本バリ。

さらに先バリにオキアミを付けると食いがいい。

「前回はこれが効きました」と3cm長のイカタンを持参している方もいる。

船長に釣り方を聞くと、「シャクって3秒待ちの繰り返しです。海面まで誘い上げたところでコマセが出切るくらいにコマセカゴを調整してください。これはあくまでも基準なので状況に合わせて対応して」とのこと。

1投目、さっそく左舷トモ3番の関根さんがリーリング開始。

25cmのマダイを釣り上げた。奥さまの里穂さんも同級を釣り上げて夫婦仲よくマダイをゲット。

4人グループで参加していた円井さんと小山さんは小型のイサキを同時に釣り上げた。

しかし以降はソウダガツオが猛アタック、本命イナダ狙いの邪魔をする。

無風で波もなく鏡のような海面はいいけれど、まったく潮が流れていない証拠でもある。

ようやくイナダが姿を現したのは、開始から30分経過したころだった。

「重い、重い」と4人グループの大塚さんが悲鳴を上げてヤリトリし、40cmのイナダを抜き上げた。

「後ろでも上がったよ」という船長の声に右舷トモに走ると、小西さんが同クラスのイナダを釣ってニッコリ。

写真に収めていると、「でっかいタイが前で上がったよー」と船長。

老体に鞭打って駆けつけると小山さんが1.8kgの立派なマダイを釣り上げていた。

ところがキョトンとした顔をしている。

初心者ゆえ「なんだか釣れちゃったぁ」といった感じなのだろう。

スゴイじゃないですかと写真を何枚も撮っているうちに実感が湧いてきたのだろう、次第に笑顔になった。

その後、小型のマダイはポツリポツリと釣れるもののイナダの模様が上向かないので、8時に茅ケ崎沖のエボシ岩周りへ移動。沖磯の東側に多くの船が集まっている。

以前、1~2kgのカンパチを大釣りしたことがある私にとって験げんのよいポイントだ。

「水深20m。釣り方は先ほどと一緒です」

第2ラウンドの開始だ。

釣行の写真

▲女性陣はイナダの引き込みに絶叫

知っ得!地魚料理もやってます

池田丸は船宿のほか地魚料理店も経営している。

釣りを楽しんだ後、腰越名物のシラス料理を筆頭にした各種地魚料理に舌鼓を打てる。

営業時間は昼11:30~14:30、夜17:00~20:00。

Tackle Guide

コマセカゴはFLサイズ、オモリは50~60号。

タックルは7:3~8:2調子のライトゲームロッドに、PE2~3号を巻いた両軸リール。

仕掛けは船宿で購入可能。

エボシ岩周りでイナダ連発

ほどなくして釣友の塙君がイナダを上げた。

これを皮切りにイナダや1kg級のスマなどもヒットし始めて画撮りに駆け回る。

そんなとき、「タモぉ!」と塙君の叫び声。

イナダなので抜き上げればいいのにと思っていたが、あまりにも騒ぐから渋しぶ向かうと海面に見えたのは4kg以上はありそうなワラサ。

慌ててタモを差し出したものの間に合わず、ブチッとハリス切れ。

出船前にクッションゴムをすすめたのに面倒くさがって付けなかったのが運の尽き。

最後のひと暴れで4号ハリスが切れてしまった。

しばらくすると、「これは何という魚ですか?」と宮地さん。

手にしているのはもう一つの本命、1kgオーバーのカンパチだ。

ワラサにカンパチと続いたので、今がチャンスと10時ごろから私も参戦。

相変わらず潮が流れていないのでポーズを5秒と長めに取って、上へ上へと探っていくと11m地点でガツンと魚信。

軽く合わせてリーリングするとギュンギュンと引き込んで、40cmのイナダを抜き上げた。

次投は海面下8mでヒット、3投目は10mでヒット。

「底ばかりやっている人は釣れないよ。上まで反応が出ているから広く探って」

船長の言葉どおり、4投目は海面下5mでイナダがヒットした。

4本連発とは幸先よし、食ってきたのは先バリに2本、2番目のハリに2本だ。

ここで雨が激しくなったので、この調子ならまだまだ釣れると高をくくってカメラと一緒にキャビンに避難。

これがイケなかった。

釣れてるときに釣れ!の鉄則を破ってしまったせいで、15分後に再開するとソウダガツオの猛攻。

ようやく強い引きがきたかと思えば2~3度突っ込まれたところでスッポ抜けてしまった。

沖揚がり間際、「記者さんこの魚は何でしょう?」と小山さんが聞いてきたのは40cm弱のメジナ。

この1尾で12時過ぎにフィナーレを迎えた。

イナダの釣果は1~7本。

潮が動かなかった影響を鑑みればまずまずだろう。

秋の青物は10〜11月が最盛期。

当日のように色んな魚が交じって楽しめるので、仲間を誘って気楽に釣行してほしい。

釣行の写真

▲これは大金星、2kg弱のマダイ!

釣行の写真

▲味覚絶品のスマも登場

船宿INFORMATION

相模湾腰越港

池田丸

▼備考=予約乗合、6時出船。

フグ、カワハギへも出船

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隔週刊つり情報(2025年10月15号)※無断複製・転載禁止

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