海釣りの仕掛けってどんなものがあるの?サビキ・投げ・ルアーなどおすすめアイテム10選
海釣りを楽しむ際に必要なのが、ターゲットにしている魚にマッチした仕掛けです。
アジやイワシ・サバを防波堤から狙うなら、コマセカゴを装着したサビキ仕掛けがおすすめ。
沖合いから接岸してくる青物を迎撃するのなら、ショアから投げるメタルジグなどのルアーが効果的でしょう。
ウキを使った仕掛けもあれば、砂地でシロギスを狙うための投げ釣り用仕掛けもあります。
ここではそういった海釣りで用いる仕掛けについて、釣り方やおすすめアイテムをご紹介しましょう。
目次
海釣り仕掛けとは
海釣り仕掛けとは、対象魚別に作られた、釣るための道具のことです。
フックやハリスなどで構成されていて、シートに収納しパッケージされていますよ。
自分で仕掛けを作ることもできますが、フックの結び方やライン同士の結び方にまだ不安のある初心者なら、このパッケージされている仕掛けを購入して使うことをおすすめします。
作成する手間が省けますし、素早く釣り場で取り出して、釣りをスタートできるメリットがありますよね。
海釣り仕掛けの種類と釣り方①サビキ仕掛け
海釣り仕掛けには、大きく分けて3つの種類があります。
まず1つ目は、サビキがフックに装着されていて、いくつもの枝スが幹に連なっている、サビキ仕掛け。
釣り方は、これにカゴをぶら下げて、そこにコマセを入れた状態で水中へ投入。
上下にサビキ仕掛けを揺さぶるだけで、アジやサバ・イワシなどが食い付いてきますよ。
ウキをサビキ仕掛けの上に付けて遠投するスタイルや、ウキは付けずに足元を狙うスタイルなどがあります。
防波堤のような足場の高いところからおこなう釣り方ですから、安全最優先で実施してくださいね。
海釣り仕掛けの種類と釣り方②投げ釣り仕掛け・ルアー
海釣り仕掛けの2つ目は、天秤に仕掛けを付けて遠投し、ボトムをトレースしながら魚を誘そい出す、投げ釣り仕掛けです。
砂浜などでシロギスやカレイ・ヒラメ・マゴチなどを釣るのに適していますよ。
3つ目は、ルアーそのものです。
仕掛けと呼ぶには語弊があるかもしれませんが、海釣りのアプローチを語る上で、絶対に外すことのできない仕掛けといえるでしょう。
海釣り用ルアーには、ミノーやメタルシグ・ジグヘッド+ワーム・バイブレーションプラグなどがあって、遠投してボトムから表層までくまなく探るのに向いています。
フローティングタイプやシンキングタイプなどが豊富に用意されていますから、釣り場にベストマッチなルアーを見つけるのは、たいへんでしょう。
経験値の高いアングラーの意見や、ルアーごとにアップされているユーザー評価を参考にしながら、自分の釣りスタイルに合ったものを選んでみてください。
よく釣れるおすすめ海釣り仕掛けをピックアップ!
海釣りに用いるおすすめ仕掛けを取り上げてみましょう。
工夫を凝らしたものや、有名釣具メーカーが以前からリリースしているもの、ユーザー人気の高いものなどが数多くあります。
使ってみたインプレも含めて、詳しくチェックしましょう。
サビキ釣り仕掛け
タカミヤから発売中のサビキ仕掛けです。
アジやサバ・イワシ・コノシロなどを狙うのに適していますよ。
防波堤や釣り公園などの足場のしっかりした釣り場で、磯竿や万能竿を使って操作してください。
信頼のおける日本製のフックやサビキスキンを使っているので、安心して魚とやり取りを楽しめます。
セットになっていますから、家族や仲間と一緒に使えますよね。
カルティバブランドで知られている、オーナー社のサビキ仕掛けです。
フックに巻かれたピンクカラーのスキンのサイズが、アミエビとほぼ同寸に作られているのが特徴。
実際に使ってみると、他のアングラーよりアジ・イワシ・サバの食い付きが良いのが体感できますよ。
ハゲ皮素材に人気が偏りがちなサビキ仕掛けですが、このアイテムは魚を引き寄せる力や食わせの力が飛び抜けています。
ささめ針から発売中の、コマセカゴ付きサビキ仕掛けです。
カゴとセットになっているので、パッケージから出して釣りをスタートするまでを時間短縮できますね。
アミエビなどの撒き餌をバケツに用意して、カゴを放り込んで詰めれば、すぐにサビキ釣りを始められます。
これはカゴに入れるアミエビをパッケージしたものです。
事前に用意しておけば、凍らせたブロックを購入する必要がなくなりますから、とても便利ですよ。
使うぶんだけカゴに注入する仕組みになっていますので、もし残ったらしっかり封をして持ち帰り、冷蔵庫で保管することができます。
絞り出すとフルーティーな香りがするので、アミエビの生臭いのが苦手な人にもおすすめです。
クルマに積んで移動する際にも、いやな臭いが漏れないので、ユーザー評価の高いアイテムとなっています。
ハヤブサ(Hayabusa) コンパクトロッド 簡単ウキ釣りセット(堤防用) S HA176
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ウキが最初から取り付けられている仕掛けも販売されています。
これにはサビキは付いておらず、代わりにフックがぶら下がっていますよ。
餌を付けて防波堤などから水面へ放り込んでみましょう。
サビキ仕掛け用に使っていたロッド・リールなどがそのまま使えるので便利です。
魚が餌に食い付いたら水面のウキが上下しますので、じっくり観察しながらアワセを決めてください。
Major Craft(メジャークラフト) マイクロショアジギさびき MICROSABIKI-S S
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よく見てみると、カゴの代わりにルアーのメタルジグを装着するように指示されていますよ。
流行りのジグサビキという釣りスタイルで用いる、サビキ仕掛けですね。
ここにも海釣り仕掛けの新しい進化を見ることができます。
仕掛けを遠投できますから、広範囲を効率よくチェックするのに向いていますよ。
カゴ付きサビキ仕掛けで足元を探って釣れないときなどに、こちらで気分転換を図ってみてはいかがでしょう。
思わぬ大物が掛かってくれるかもしれないので、気を抜くことができないでしょう。
カゴの代わりに結ぶメタルジグを用意しておく必要があるので注意してください。
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショアスローモデル30g #30 ゼブラ イワシJPSLOW-30
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メジャークラフトから出ている、ショアからキャストするためのルアーです。
メタルジグなのでボトムに向かって沈んでいくのですが、スローに揺れながら落ちていくのが特徴。
その姿を魚に見せて、食い気を誘うように設計されていますよ。
サビキ仕掛けにぶら下げて、ジグサビキに使うことも可能です。
仕掛けそのものがスローに落ちていくことになるので、釣れる確率が上がるかもしれませんね。
メタルジグの最後尾に、トレブルフックと回転ブレードを装着したルアーです。
テールスピンジグと呼ばれていますが、日中のボトム付近に沈んでいる魚を、効率よく釣っていくのに使ってみましょう。
落とし込んでリトリーブを繰り返すだけで、シーバスやタチウオ・サゴシなどが食い付いてきますよ。
表層近くまで浮いてきたら、リールを回すのを止めて再度ボトムまで沈めてください。
この浮上→沈めるの繰り返しによって、魚を引き寄せることにつながります。
ブレードの回転が光の反射と波動を発生させ、引き寄せの原因を作り出すのです。
シマノ(SHIMANO) ミノー エクスセンス サイレントアサシン 99mm 14g レンズチャートキャンディ 08T XM-199N ルアー
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こちらはシマノのフローティングタイプのミノーです。
小魚の形やボリュームを再現していて、キャストしてゆらゆらと泳がせるだけで、シーバスやサゴシなどが釣れるようになっていますよ。
沈まないので根掛かりの心配は要りませんし、日中でも夜でも魚の反応がいいので使ってみましょう。
防波堤周りはもちろん、河口域や岩礁帯近辺など、魚が潜んでいそうなエリアを積極的に通してください。
足場の高い釣り場では、柄の長いランディングネットを用意することを忘れないでくださいね。
投げ釣りに使う天秤と仕掛けがセットになっています。
パッケージから取り出して餌を付ければ、すぐにキャストすることができますよ。
どんな天秤を揃えればいいのか、初めてで分からない人向きですね。
ボトムまで落として、ズルズルとトレースするイメージで使ってみてください。
シロギスやカレイ・ヒラメ・マゴチなどが食い付いてくれるかもしれません。
たまに小さなエイが掛かってしまうことがありますが、尻尾にはカエシの付いた鋭い毒針が付いているので、むやみに触れないようにしましょう。
長靴で踏んでも、ゴムのソールを毒針が突き破るケースがあるので、絶対に足で踏み付けないようにしてください。
海釣り仕掛けを使いこなして数釣りを楽しもう!
海釣り仕掛けの種類と釣り方、おすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか?
まだ使ったことのない仕掛けがあるようなら、この機会にぜひ海釣りで試してみてください。
「餌釣りばかりでルアーはやったことがないんだよ~、、」
そういう人は、ルアーの楽しみ方を知ってみるのも面白いかもしれませんよ。
逆に、ルアー釣りしかしたことのない人は、餌釣りに触れたほうが自分の釣りスタイルを確立する上で、プラスに働くでしょう。
釣りに垣根はありません。
積極的にさまざまな釣りを体験してくださいね。
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