ベイトフィネスでおすすめのリール大特集!人気機種使ってみた!
ベイトフィネスは、最近脚光を浴びている釣り方の1つ。 バス釣りシーンはもちろん、ライトなソルトゲームでも、ベイトフィネスへの注目が集まっています。 ベイトフィネスでのアプロー…
FISHING JAPAN 編集部ベイトフィネスの釣り方が、バス釣りはもちろんソルトゲームでも大注目されるようになってきました。
本来スピニングタックルを使ってキャストしていた、3グラム前後の軽量リグやルアーをベイトタックルで操るのが、ベイトフィネスの釣りです。
複雑な岩礁帯などでは、スピニングリールに巻かれた細いラインではカンタンに根ズレで切れてしまうかもしれませんから、より太いラインで軽量なものを遠くへキャストするために、ベイトフィネスが欠かせないアプローチとなってきたのでしょう。
そのメリットやデメリット、2ピース仕様も含めたおすすめのロッドをご紹介します。
目次
ベイトフィネスロッドとは、スピニングタックルで扱うようなライトリグや極小ルアーを、ベイトタックルでキャストし操るためのロッドのこと。
それ故に、ロッドティップが細くて繊細な作りになっていますよ。
このロッドに装着するベイトリールも、専用のスプールを搭載したモデルが多数リリースされています。
ベイトフィネスの釣りでは、専用ロッドに極小のガイドが数多くセットされています。
このほうがロッドのしなりを十分に利用してキャストできるからです。
装着しているのがベイトリールですから、なんとかバックラッシュトラブルを防ぎたいわけで、専用ロッドには独特の工夫が盛り込まれているのです。
ロッドの軽量化はもちろん、硬さや張りは抑え気味でしなやかな曲がりを追求したモデルが多いですね。
長さは、6フィート前半から7フィート超えまで幅広く用意されています。
高価格帯のハイエンドモデルから、コスパ優秀なスタンダードモデルまで、バス釣り用のベイトフィネスロッドが用意されています。
どれも軽量かつ高感度、ルアーが何かに触れた瞬間、手元に振動が伝わってくるように仕上げられています。
ロッドティップが他の使用目的のロッドより細いので、破損等に注意しながら扱うようにしましょう。
シマノ(SHIMANO) バスロッド ポイズングロリアス ベイトフィネス システム 162L-BFS クイックレスポンス マイクロピッチシェイク
シマノのポイズングロリアス・162L-BFSは、繊細なルアーコントロールを可能にした、バストーナメンター好みの1ピースロッドです。
マイクロピッチレベルの小刻みシェイクなど、高精度な操作を追求するのに向いていますよ。
6.2フィートと短めの長さなので、ロッドワークの無駄な動きを抑えられます。
カヤックやフローターなど、手元スペースがあまりない乗り物の上でも、扱いやすいのが嬉しいですね。
実際にフィールドで使ってみたインプレですが、まずはその軽さに驚かされます。
ベイトリールを装着しても、手首にほとんど負担を感じさせないほどの軽量感は、他のロッドであまり味わったことのない感触ですね。
細身のブランクスなので、もっと曲がるのかなと予想していたのですが、結構硬さを感じる作り込みになっています。
そのおかげで、ディープゾーンにまで落とし込んだライトリグの操作性が向上し、ボトムの地形変化を手に取るようになぞることが可能になっています。
ギルのアタリとバのアタリが、手元で判別できるのは嬉しいですね。
HERMIT=ハーミットという名称が付けられた、ダイワのソリッドティップ仕様のベイトフィネスロッドです。
繊細さと操作性の良さを高い次元で融合させたモデルで、3グラムまでのスモラバやネコリグなどに細かいシェイクを与えながら、バスを誘うことができます。
かなり軽く感じるので、長い時間釣りをしていても、手首に疲れを感じることはないでしょう。
実際にキャストしてみると、ソリッドティップ独特の巻き込むようなキャストフィールは感じられず、コントロールよくルアーをピンポイントへ送り込むことができました。
バスがバイトしてきたのでフッキングすると、かなりの曲がり幅を見せて弧を描いてくれますよ。
そのまま折れてしまうような印象はありませんが、バイト後は早めにカバーからバスを引き離したほうがいいでしょう。
バットパワーはじゅうぶん備わっていますので、ロッドを立ててバスを上に向かせることができれば、難なく寄せられます。
握ったときのグリップ感・ホールド感は、ダイワならではの一体感につながっていきますね。
ロッドは、2ピース=2本に分かれるタイプのほうが、持ち運びに便利です。
特にバス釣りでオカッパリをするときには、2ピースロッドのほうが、やぶ漕ぎしながら進むことができますよ。
安い価格のベイトフィネスロッドというメリットも、2ピースロッドにはありますね。
シマノ(SHIMANO) ベイトロッド ゾディアス バス 164L-BFS/2 6.4フィート
ゾディアスシリーズには、コスパ優秀な2ピースロッドが揃っていますが、そのベイトフィネスロッドは自重は100グラムと軽く、操作性に優れています。
スモラバやネコリグ、小型のハードルアーを操るのに向いているでしょう。
カバーや木の枝などに引っ掛けて、ちょうちん釣りでバスにアピールしてください。
実際に釣り場へ持ち込んでみましたが、この価格帯なのにとても軽く仕上がっています。
ベイトリールをセットして、5グラムのスモラバをキャスト。
結構張りがあるので、イメージしていた着水地点よりも左にスモラバがそれていきます。
もう少し軟らかい調子に仕上げると、ベイトフィネス用の各ルアーをキャストしやすくなるでしょう。
最近注目され始めた、ソルトウォーターゲーム用のベイトフィネス。
その専用ロッドには、持ち運びの利便性を考えた2ピースモデルが、数多くラインナップされています。
複雑な地形変化やカバー周りを、スピニングタックルより太いラインで攻めたいときに、効果を発揮するでしょう。
また、ベイトリールで巻き取るのでラインのヨレを気にすることなく、繰り返しキャストできるのも、これまでのソルトウォーターゲームにはなかったメリットといえそうです。
ただし、スピニンクタックルと比べると、どうしても飛距離が伸びないというデメリットも存在しますから、釣り場の状況に応じて使い分けられるようになりましょう。
メジャークラフト メバリングロッド ベイト N-ONE ソルト用ベイトフィネス NSL-T732UL/BF 釣り竿
メジャークラフトがリリースしている、強い剛性と軽量性を兼ね備えつつ、超高感度を実現したソルトウォーターゲーム用のベイトフィネスロッドです。
長さが7.3フィートもあるので、遠くのポイントを狙うメバリングなどに応用できるのが強みですね。
ロッドを立てれば、手前に広がるシモリなどのカバーを容易に乗り越えてルアーを回収できるメリットもあります。
実際に岩礁帯や防波堤エリアで使ってみました。
持ち重り感はほとんどなく、振り抜けの良いロッドに仕上がっていますよ。
ロングキャストは、風向きを考慮しないと、すぐにバックラッシュトラブルにつながるので注意しましょう。
特に細めのPEラインをスプールに巻いている状況では、1回のバックラッシュでそれ以降釣りができなくなってしまう恐れがあります。
オーバーベッドキャストはできるだけ控えて、サイドハンドキャストでルアーを上方に打ち上げるイメージでキャストすると、スムーズにキャストを繰り返せるでしょう。
AbuGarcia (アブガルシア) ソルティースタイル ベイトフィネス SStyle BFC STBCー6102ULT 釣竿 釣り竿 ベイトフィネスロッド
ソルトゲームの中でも、岩礁帯に潜むロックフィッシュなどをターゲットにしたベイトフィネスロッドです。
適合ルアーウエイトが、1.5グラムから10グラムまでですから、ハードルアーからジグヘッド+ワーム、そしてテキサスリグ・ダウンショットリグまで、幅広く操ることができるでしょう。
最近流行りの、高比重ワームによるノーシンカーリグをキャストするのにも向いているでしょう。
実際にベイトフィネスロッドやリールを使ったロックフィッシュゲームが、盛んにおこなわれていますよ。
どうしてもスピニングタックルによるライトラインだと、岩礁帯やカバーに引っ掛かったときにラインブレイクしてしまう危険性があります。
ドキドキしながら釣りを続けても、集中できませんよね。
アプローチに対する不安は、できる限り釣りをスタートさせる前に払拭しておきたいもの。
それをかなえてくれるのが、ベイトフィネスタックルを使ったロックフィッシュゲームなのです。
とても丁寧で分かりやすい解説動画をピックアップしてみました。
おすすめのベイトフィネスロッドやそのインプレを特集しましたが、いかがでしたか?
これからの釣りシーンで、もっと盛んに使われるようになる可能性の高いタックルセッティングですから、ぜひマスターしてください。
操作性の向上したモデルが、次々にリリースされるはずですから、新しい情報にも敏感になっておきましょう。
ベイトフィネスでおすすめのリール大特集!人気機種使ってみた!
ベイトフィネスは、最近脚光を浴びている釣り方の1つ。 バス釣りシーンはもちろん、ライトなソルトゲームでも、ベイトフィネスへの注目が集まっています。 ベイトフィネスでのアプロー…
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