サバの写真

さば折りって知ってる?サバの血抜きとしめ方をご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

5月~10月頃までは、サバがよく釣れる季節です。

小鯖の群れが、堤防などから目視できたり、入れ食いのようにどんどん釣れたりして、初心者の方はすごく楽しいですよね!

そんなサバですが、傷むのが早い魚として有名です。

今回はそんなサバを上手に締める方法「サバ折り」について動画を交えてご紹介します。

サバは足が速い?

サバは、アジやマグロなどと同様、世界的によく食べられている魚です。

しめ鯖にしたり、焼いても煮ても美味しいので、世界各国で親しまれています。

しかし「鯖の生き腐れ」という言葉も存在します。

「鯖の生き腐れ」といった慣用句は、サバが腐敗しやすい特性から派生したものです。

随分と生々しい表現ですね・・・

サバの肉には、ヒスチジンと命名された物質が多量に含まれており、これは短期間で酵素により分解される性質があります。

酵素による分解が進むと、それはヒスタミンと名前の変わる別の物質に変化します。

このヒスタミンは、一部の人々に対してアレルギー反応を誘発し、腹痛やじんましんなどを引き起こすことがあるのです。

この事象はヒスタミン中毒と名付けられ、食中毒に当たるものとなります。

また、鯖アレルギーも存在します。

これは、鯖に寄生するアニサキスが作り出すタンパク質に、免疫細胞が反応して起こるアレルギー反応です。

そばアレルギーや卵アレルギーなどと同じ仕組みで引き起こされる症状で、蕁麻疹が出たり、腹痛、下痢などが起こります。

サバを食べた後、蕁麻疹が出たことがある方って、結構多いのではないでしょうか?

そういった方は、鯖アレルギーやヒスタミンによる食中毒になった可能性が高いです。

鯖アレルギーとヒスタミンによる食中毒

鯖アレルギーとヒスタミンによる食中毒は、症状が類似しているため、見分けるのが難しいです。

鯖アレルギーがあると、今後サバを摂取するたびに体調不良を引き起こすことになります。

鯖アレルギーはあまり重篤化しにくいとされていますが、蕁麻疹をはじめ、吐き気や下痢などの症状が現れ、苦しい経験をすることになります・・・

サバを摂取するたびに体調不良が生じる場合は、アレルギー検査を受けてみることをおすすめします。

一方で、ヒスタミンによる食中毒が原因だった場合は、鮮度にさえ注意すれば、今後もサバを食べられるというとです!

ヒスタミンは魚などの中で発生すると、煮ても冷凍しても焼いてもなくなることはありません・・・

そのため、ヒスタミンの発生をできる限り抑えることが重要です。

マグロやカジキなどでも症状が出る例もあるので、注意したい食中毒です。

サバの鮮度を保つには

ヒスタミンは、サバを冷蔵保存をすることで、増加を抑えることができます。

そのため、釣った魚は必ず冷えたクーラーボックスで持ち歩きましょう。

魚が釣れてから冷やすのでは遅いので、家を出る時から冷やしておきましょう!

おすすめのクーラーボックスは次の記事で詳しく説明しています。

サバ折りで鮮度を保とう!

さらにサバを美味しく食べるには、締め方も重要です。

サバ折り」って聞いたことありませんか?

サバ折りの方法動画

サバ折りは、ハサミがなくてもできる締め方です。

サバは血が多い魚なので、血を抜いておくほうが身が悪くなりにくいのでおすすめです。

釣ったらサバ折りで締めて、血抜きをした後、冷やしたクーラーボックスで持って帰りましょう!

そうすればこの暑い時期でも傷まず持って帰れるはずです!(※鮮度を保証するものではありません)

釣ったサバなどの魚で釣り人が食中毒にかかってしまう例は、結構多いです。

釣り人の皆さんも細心の注意を払って、美味しくサバを食べましょう!

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