メガバスのX80シリーズでビッグシーバスを釣り上げたい!
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FISHING JAPAN 編集部基板素材のショートリップが前方から突き出していて、一気に潜行していくと思いきや、一定の表層をキープしながら泳いでくれるルアープラグが、I×Iフューリアス0.5です。
メガバスからリリースされていて、他に1.5タイプもラインナップされています。
ここでは、0.5タイプに注目し、その特徴や有効な使い方・実釣インプレをご紹介しましょう。
目次
I×Iフューリアス0.5とは、メガバスからリリースされている、バス釣り用のルアープラグのことです。
カテゴリーはミノーに含まれているようですが、手に取ってみた感じは、クランクベイトそのもの。
浮力は高めのフローティング仕様で、全長は64mmとコンパクトに絞り込まれています。
初代I×Iルアーの、I×IシャッドタイプRは57mmでしたから、少し大きくなった感じです。
ウエイトは、1/4oz=約7g。
ちょっと軽いから飛ばないんじゃないかな?と感じましたが、実際にラインに結んでキャストしてみると・・・、驚くほど飛距離が伸びていきます。
その秘密は、I×Iフューリアス0.5のボディ内部に、メガバスオリジナルの重心移動システム・マイクロLBOが搭載されているから。
最後尾まで一瞬でウエイトパーツを移動させ、飛ぶウエイトバランスに切り換わります。
そして着水したら、ウエイトパーツは即座に、元のお腹側へ戻って磁着固定される仕組みです。
何故こんなに素早くウエイトパーツが移動できるのか、その理由は、ウエイトパーツに小さなボールベアリングが複数組み込まれているからです。
滑らかにスムーズに可動させるためのボールベアリングが、ウエイトパーツの移動に活用されているのは、他に類を見ない仕組みではないでしょうか。
着水したI×Iフューリアス0.5は、リトリーブを開始すると、水中へ潜り込みます。
リップのカタチや面積・突出している角度が察すると、水深1mはカンタンに潜行するだろうと考えていました。
ところが、水深50cm程度の表層を、しっかりキープして横移動しているのです。
潜行し過ぎないための仕組みとして、なんとボディの頭部・額の辺りに穴が開いていて、そこから浸入した水流が、エラから抜け出るようになっています。
エラからの穴は、ボディのお腹に沿って後方へ流れ出るので、それに乗り上げるカタチで浮上するチカラが生まれるようです。
これが、一定の表層をきっちりトレースするための、このルアー最大の特徴といえるでしょう。
水深50cmという浅いレンジをトレースできるなら、バスが好む超シャローエリアをハイスピードで探ることが可能になります。
意外とそれができるルアーが少なく、特にルアープラグではこれまで難しかったかもしれません。
ハイスピードリトリーブしてもアクションが破綻せず、かなり激しいローリングアクションを起こすことで、波動は強まり、フラッシング効果も期待することができます。
I×Iフューリアス0.5をバスをターゲットにして、実際にフィールドでキャストしてみました。
ベイトタックルを組み、河川の浅瀬・チャラ瀬を中心に、キャストを重ねていきます。
ボトムの地形変化が、目で見て分かるほどの水深なのに、I×Iフューリアス0.5はスタックしません。
時々リップが石などを弾いていますが、上手くかわして根掛かりにはなりません。
一度だけ藻に突っ込んでスタックしましたが、無事回収することができました。
バスは、最後尾のトレブルフックにひんぱんに掛かります。
ハイスピードでリトリーブしているので、追従して最後尾に噛み付くのがやっとなのでしょうか。
スローなリトリーブにシフトしてみると、左右へのウォブリングアクションがやや強めに顔を出してきて、フラッシング効果は大人しくなった印象を持ちました。
それに合わせて、あれだけひんぱんに発生していたバイトの数が、かなり減ってしまったのです。
I×Iフューリアス0.5は、ハイスピードリトリーブで操る!のが、譲れないセオリーなのかもしれません。
I×Iフューリアス0.5を、シーバスゲームに投入してみました。
釣り場は、河川の河口域。
干潟が隣接して広がっているので、まさに水深50cm前後の世界です。
I×Iフューリアス0.5をロングキャストして、ハイスピードでリトリーブしてみましたが、アタリは感じるものの乗りません。
そこで、スローなリトリーブへとシフト。
するといきなり豪快なバイトがあり、50cmから60cmクラスのシーバスが、立て続けに釣れたのです。
リトリーブスピードの切り換えは、魚種によって効果が変わることが分かりました。
また干潟周辺に広がっている牡蠣殻エリアの攻略に、このルアープラグがかなり効くことも判明しました。
I×Iフューリアス0.5の特徴や使い方・実釣インプレをご紹介しましたが、いかがでしたか?
とにかくよく飛ぶコンパクトルアープラグなので、さまざまなシチュエーションで活用することが可能です。
自分なりの使い方を、じっくり編み出してみましょう。
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